マウンティングをする彼

彼は私よりも年下でマウンティングをします。隣の席に座っており、普段は他愛もない話をしています。社内にいることが多いので、はじめ彼のことはやたら独り言が多いなぁくらいに思っていました。ただ、私が仕事の話をし始めると、必ず「俺もそれやりましたよ」「俺の時は?」と話し始めます。その事実や真意は分かりませんが、とにかく私がやったことは彼もやった、経験があるということを知らせたいのでしょう。聞き流せば特になんてことはないのですが、毎度のことなのでだんだんと気になり始めました。彼はとても負けず嫌いで、誰よりも早く昇進したいと上昇志向が強いタイプです。それはもちろん、「先輩よりも先に」という意味でもあります。そのため、「すごいね」「なんでもやってるんだね」と返しさえすれば、機嫌よくニコニコしています。そのため、いつからか全てにおいて「すごいね」とだけ言うようにしてみました。無視をすると角が立つけれど、すごいねというのは彼の大好物の褒め言葉です。言われて嫌な気はしないのでしょう。一つの良い対処法かなと思っています。ただ、それに調子を良くしてさらに「俺はこんなにすごい」ということを話し始めることもあるので、対処法としてはまだまだ模索中です。

東京カレンダー的なマウンティングゲームの中にいる人とは距離を置きたいと改めて思った。
（東京カレンダーの記事やメディア自体は好きだけど）

— 金野和磨（GMA/Pluto） (@konno108) September 15, 2016