周囲にマウンティングをしてくる人はいませんか?うっとうしいマウンティングを受けるのはあなたの性格にも原因があるかもしれません!




マウンティングは相手よりも自分が上だということを主張する行為ですが、職場ではマウンティングをしなくても立場の上下ははっきりしています。
しかしそれでもマウンティングをしてくる人がいるのはなぜでしょうか? マウンティングをする人にはどんな特徴があるのかを知ることで、無意味なマウンティングに対処することも可能です。
職場のマウンティングをする人に対処する方法を学びましょう。
 

マウンティングとは


マウンティングはチンパンジーや猿などの集団の中で行われる行為で、自分が相手よりも上であることを示すためにオスメス関係なく後ろから、のしかかる行為のことです。
こうしたチンパンジーの行為と同じ意味合いで、自分が優位であることを示す人間の行動もマウンティングと呼んでいます。
また、マウンティングをすることを「マウントを取る」という表現をすることもあります。
もちろん人間の場合は実際にのしかかるわけではなく、主に威圧的な言葉や態度で自分が上であることを示します。
職場内では一般社会の中でも上下関係がはっきりしていますが、わざわざマウンティングをしてまで優位性を強調するのにはどのような意味があるのでしょうか? まずはマウンティングをする人の心理や特徴から学んでみましょう。
 

マウンティングをする人の特徴


マウンティングをする人はどのような心理でマウンティングをして、その行動にはどのような特徴があるのでしょうか?

自慢話をかぶせてくる


マウンティングする人は自慢をしたがりますが、特に相手の話にかぶせて自分はよりすごいという自慢をします。
たとえば相手がアジアに旅行に行ったという話をするとヨーロッパ旅行に行った話をし、イギリスに旅行に行ったと言うとヨーロッパは10カ国以上まわったというふうに、常に自分が上であることを強調します。
マウンティングをする人は性別に関係なくしますが、自慢話をかぶせる人は特に女性が多いようです。
これは女性に相手と自分を比較する心理が働くことが多いからです。
 

プライドが高い


マウンティングをする人の中にはプライドが高いことが理由でマウンティングをする人もいます。
質の高い生活を贈りたいと考えている人が多く、自分よりも華やかな生活をしている人にわざと近づいてマウンティングをするのです。
また、プライドが高いため相手が言うことを素直に肯定することはなく、相手を遠回しに否定する言葉を使います。
相手よりも常に上にいたいという気持ちが強いので、上から目線になり相手を見下すのもマウンティングをする人の特徴のひとつです。
 

一番になりたいという心理がある


マウンティングをする人は一番になりたいという心理からマウンティングという行為をする傾向があります。
男性であれば権力やお金、女性の場合は美しさや、彼氏や配偶者の社会的地位や見た目なども張り合う対象となります。
また負けず嫌いという特徴もあるので、自分よりも優秀な人を勝手に自分の中でライバル視をしてマウンティングをしたがります。
 

不安の反動


マウンティングする人の中には自分に自信がなく不安を抱えているため、自分の価値を高めようとしてマウンティングする人もいます。
自分に自信がないのはコンプレックスを持っているので、そのコンプレックスを刺激する人、つまり自分の理想に近い人に対してマウンティングを行います。
マウンティングをしたからといってその人よりも優秀になったわけではありませんが、少なくても表面上は不安が解消できたり自信がついたりするのです。
 

自己中心的なタイプ


よく提案をしてくるタイプのマウンティングをする人は、自己中心的で自分の考えていることが正しいと信じています。
そのため結果的に人の意見を否定して自分の考えや提案を押し付けることになります。
本人には相手を否定しているという認識はなく、正しい自分の知識を教えてやっているという感覚です。
 

マウンティングをする上司の特徴


ここで職場に限定してマウンティングをする上司の特徴を考えてみましょう。
 

自分が絶対的に正しいと思っている


マウンティングをする人の大半は自分を正しいと思っていますが、職場の上司は一定以上の役職についているので、会社から認められて出世したという自負があります。
これが自分は正しいという根拠となっているので、なかなか揺らぐことはありません。
しかし、職場における正しさは立場によって違うことや時代とともに変わることもあります。
今までうまく行ったからこれからもうまくいくというような単純なことではないのです。
しかしマウンティングをする上司は自分が正しいと信じていることを否定されると高圧的になります。
 

言うことが変わる


マウンティング上司に威圧されたことがある部下は萎縮してしまい、次は怒られないように事前に確認してから行動しようとします。
これは普通の人にとっては当然の行動ですが、マウンティング上司は事前に確認したことを翻して、あたかも最初からそんなことを言っていないといった態度を取ります。
怒られないために確認した部下は、確認をしたにも関わらず怒られることになります。
つまりマウンティングする上司は「朝令暮改」が多いという厄介な特徴もあります。
 

察して欲しがる


マウンティングする上司は自分の思い通りに部下に動いてほしいと考えています。
しかしそう考えるのであれば自分の考えを部下に適切に伝えることが必要です。
マウンティングする上司は適切な指示をしない上に、部下が自分の考えを察して行動しないと怒り出します。
「そんなこともわからないのか」という口癖にその特徴が現れています。
 

「どうしたらいいと思う?」が口癖


マウンティングする上司は高圧的な態度で怒鳴り散らしたり、部下に過剰に察することを求めたりしますが、ときどき「君はどうしたらいいと思う?」という問いかけをしてきます。
しかしこの質問には正解がなく上司の気分次第で答えが変わる救いのない質問なのです。
どう答えても部下を否定できる悪魔の質問と言ってもいいでしょう。
 

マウンティングする上司の心理


マウンティングをする上司には次のような心理が働いています。
  • 自分が正しく優れていることの確認
  • 成長するには厳しい環境が必要という考え
  • 過去自分がつらい思いをしたことへの復讐
自分が正しく優秀だということを確認したいという心理が、部下の力を確認するための道具のように扱っています。
部下に高圧的な態度を取ることで部下が萎縮して思ったとおりに動くと自分が優秀だと確認できるのです。
また、昭和時代の古いスポーツコーチの考え方のように、環境を厳しくすれば部下が成長するという思い違いをしています。
昔は当たり前のように行われていた練習中には水分を取らないことや、うさぎ跳びをすることは現在では時代遅れで科学的に役に立たないと証明されています。
マウンティング上司は同じように、むしろ成長の弊害になることをいまだに部下に強要しているのです。
また、マウンティングをする上司の中は自分自身が同じひどい目にあってきた経験があり、その復讐のために行っているという心理もあります。
部下にしてみれば自分がしたことではないことのリベンジを受けていることになり理不尽な仕打ちです。
 

マウンティングをする人の対処方法


マウンティングをする人の特徴がわかったところで、対処方法も考えてみましょう。
 

ポジティブに受け止めてめげない


マウンティングをする人が上司の場合、高圧的に怒鳴られてめげた態度を見せるとますますマウンティングをする傾向があります。
マウンティングをする上司は弱った部下が大好物なのです。
反対にいくら叱られてもめげずにポジティブな態度を崩さなければ、高圧的な態度が弱まります。
また、上司を褒めることで上司のプライドが満足するので、褒めてから即座に離れるという対処方法が有効です。
 

否定や対立はご法度


マウンティングをする上司は朝令暮改が多いのですが、それを突っ込んで対立してはいけません。
職場では圧倒的に立場が強いのは事実なので、わざわざ対立する構図を作っても自分が不利になるだけです。
また、自分と対立している部下をそのままにしておくと、今までのマウンティングが意味を失ってしまうので、徹底的に潰しにかかることは目に見えています。
高圧的な上司を否定して対立することは避けましょう。
 

受け流すことが大切


マウンティングをする人が上司の場合は、高圧的な態度を改めさせようと考えても自分のプラスにはなりません。
また、理不尽なことを言われたとしても、それを自分の責任と感じる必要もありません。
自分で対処しようと思わずに、あまりひどい場合は社内のコンプライアンス窓口への相談も考えてみましょう。
また、最終手段として異動や転職という方法もあるので、まともに受け取らず流す感じで接しましょう。
 

プライベートの話題は話さない


マウンティングをする女性はプライベートの話題に食いつくケースが多いので、職場では極力プライベートの話題は避けて攻撃を受けないようにしましょう。
美容や旅行、食べ物などの話をするときは具体的な個人の話ではなく、一般的な話や友人の話として話題にしましょう。
マウンティングさせるスキを作らないことも重要です。
 

はっきりと物を言う


上司ではなく同僚の女性からマウンティングされたら、はっきりと失礼だという意思表示をすることも効果があります。
マウンティングをする女性の中には自分に自信がない人もいます。
そういった人は気が弱いことが多いのではっきりと否定することでマウンティングをしなくなる可能性が高いのです。
 

スルーするのが基本


マウンティングする人が上司でも女性でも基本的にはまともに受け取らずスルーするという態度がもっとも効果があります。
上司の場合全く無視はできませんが、仕事に関する話はきちんと聞いてそれ以外の高圧的な言葉は聞き流しましょう。
女性同士のマウンティングであれば全く無視したりスルーしたりしても問題なく、反応がなければマウンティングをする意味がなくなり自然消滅するでしょう。
 

マウンティングされやすい人


マウンティングは自分と同等以下の人に行います。
職場で言えば上司や先輩が部下や同僚、後輩に行う行為です。
しかしマウンティングする側からするとマウンティングしやすい性格やタイプがあり、むやみやたらとだれにでもマウンティングをするわけではありません。
もしあなたがマウンティングされやすいと感じているならば、そのタイプに当てはまっているかもしれません。
小中学校でのいじめでもいじめを受けやすいタイプの生徒はおとなしくて逆らわないような子供が多いのです。
マウンティングはいじめのひとつですから同じようなタイプが対象になると推測できますね。
マウンティングされやすい人の特徴としては、
 
  • 反論しない
  • おとなしい
  • いわゆるいい人
といったことが考えられます。
もちろん性格はすぐには直すことはできませんが、マウンティングだと感じたときだけでも反論するなど、言われっぱなしにはしないようにしましょう。
そうするとマウンティングする側も、簡単にマウンティングできないと思い、徐々に回数が減る可能性が高くなります。
 

まとめ


マウンティングをする人が職場にいるだけで憂鬱になる人は多いでしょう。
特に直属の上司がマウンティング上司であればなおさらです。
しかし、マウンテンをする人の特徴をよく考えて適切な対処をすれば改善の余地は十分にありますよ。
すぐに転職できれば問題ないでしょうが、転職先でも同じことが起きないとも限りません。
どの職場にいても起こりうることは十分な対処法を身につけることが大切です。