群れたがる

群れたがる人の特徴・心理・対処法

“群れ”とはたくさんのものが集まった状態を言います。

魚や鳥などの動物が群れを作って行動します。

厳しい自然界に暮らす野生の動物たちは生き抜く術を身に付けています。

例えば小さな魚が大きな魚に食べられないように何千何万匹と群れをなして天敵を近づけないように少しでも食べられるリスクを減らしています。

陸・海に関わらず、天敵から身を守るには、集団で移動したり、威嚇するほうが単独よりも効果が大きいからです。

それと同じように人間もわざわざ集団行動を取りたがる人がいます。

群れを作りたがるのはどちらかと言うと女性特有の行動に見られます。

最近では“おひとり様”という言葉が世の中に定着してきましたが、まだまだ何かとグループを作って行動するのが好きな人の方が多いみたいです。

休憩時間や移動はもちろんの事、トイレに行くのも一緒、どこに行くのも金魚のフンのように付いて回る人って正直面倒くさいですよね。

男性は「一匹狼の方がカッコイイ」なんて言われる事もありますが、男性も集団行動が必要な場合が見られます。

女性と違って男性の集団行動にはハッキリした目的があります。

目標を達成するためのチームワークだったり、主従関係だったりと明らかに女性が群れるのとは違います。

―― 筆者の友人の大学に、ブランド品で身にまとい派手なグループについていこうとしてた地味な子がいました。

性格的には明るくて問題はなさそうだったけど、どう見ても服装が地味で一人だけ浮いていたのです。

週明けには髪を明るくして派手めのメイクをして、なじんでいるように見えましたが、実際の所は夏休みに海外旅行に行ったり、ランチもファミレスとかじゃなくてホテルのレストランでビュッフェといった、とてもお金のかかる付き合いだからバイトを掛け持ちしていると聞きました。

今でゆうキラキラ女子でいたいってやつですよね。

そこまでして付き合わなければいけないのかと思いましたが、これに共感しているあなたは群れたがり女子です。

筆者もどちらかとゆうと群れたがりと言うよりは一人ではいたくないからグループ行動を取るという感じでした。

今の若い子はSNS投稿のために海外旅行する、インスタ映えを狙って景色を楽しむよりも写真さえ撮れれば満足。

男子は女子の気持ちが理解できなでしょうね。

詳しく解説いたしますので、参考にして下さい。

群れたがる人の特徴や共通点

群れたがる人の共通点と言えば、集団行動を取ることです。

何人いれば群れと見なされるのかは定義はありませんが、だいたい3人から5,6人といったことろでしょうか。

群れたがりな人の特徴をそれぞれ解説しながら見ていきましょう。

自分に自信がない

自分に自信がないと不安を抱えている群れたがる人は孤立するを恐れ、自分の居場所を確保するために集団にしがみつきます。

グループで居ると多少のミスもカバーできますからね。

寂しがり屋

群れたがる人は一人でいるのが嫌でみんなでワイワイ騒いでいる方が好きな人です。

いつも誰かを捕まえて行動を共にします。

強気になる

冒頭にも述べたように群れをなすことで大きく見せる効果があるため、普段より強気になります

味方がたくさんいると自分は強いんだ、勘違いしている人も居るのではないでしょうか。

しかし、一人になるとおとなしくなります。

プライドが高い

群れたがる人は独占欲が強い上に、プライドが高いです。

他人を見下し自分に合う人を選んでいます。

群れたがる人の心理

確かに「ひとりでいるのが怖い」というのは、自然な感情ですが、嫌われたくなくて同調ばかりする、人の顔色ばかり伺う、無理して付き合っていると窮屈になって人生楽しめませんよ?

それでも群れを取りたがるのには以下のような心理が隠されています。

仲間外れにされたくない

「仲間外れにされたくない」と言う心理は多くの人が持っている本能です。

群れたがる人は無理して相手に合わせていることが多く、自分の意見を言えません。

下手に反対意見や否定をして仲間外れに遭いたくないからです。

独占欲が強い

群れたがる人は出来る人と仲良くなりたい、自分もああなりたいと思った人には積極的に動きます

自分とだけ喋ってほしい欲が強く、他に割り込んでくる人や自分の知らない所で仲良くしている、違うグループの人と仲良くしているというのが気に入りません。

一人でいる所を見られたくない

群れたがる人は、1人で過ごすことにマイナスイメージを持っています。

“ぼっち”と言う言葉が流行って以来、一人でいる所を誰かに見られたくて無理して他人に合わせようとしています。

自分が一人だと思いたくないし、思われたくもない

他人の目線が非常に気になります。

昼休みに1人で昼食、休みの日も1人で過ごす。

こうした“ぼっち行動”を、恥ずかしいと感じています。

なぜネガティブに捉えてしまうのか?

それは過去に自分が1人ぼっちでバカにされたことがある、またはそうされている人を見たことが影響しています。

安心する

塾に通うのは成績を上げたい、志望校に合格したいという明確な目的があるものの、「皆が行くから行く」「行かないと置いて行かれそうで 怖い」という想いも少なからずありませんでしたか?

みんなと同じ行動を取るだけで安心するのです。

皆と一緒に居れば失敗も自分だけじゃないと怖くありません。

群れを作ると他人の噂や悪口を一緒になって言いがちですが、「少なくとも自分は批判されない大丈夫だ」と恐怖心が和らぎます。

家に帰れば一人と言う人もSNSで誰かとつながっていれば「一人じゃない」と安心感を求めています。

優越感に浸る

群れたがる人はイケてるグループに居るだけで優越感に浸ります。

実際はあまり相手にされなくても他人にはそれっぽい感じを必死で振りまきます。

大勢集まれば、やたらと写真を撮りたがるのはSNS投稿や“私、この人と仲良いです”アピールをしたがります。

一人で決断できない

グループでいれば群れたがる人は様々な意見やアドバイスがもらえます。

決断に迷った時、悩んでいる時、共感してほしい時など一人でいるよりは群れでいた方が何かと心強いし便利だと考えています。

誘われないと不安

声を掛けてもらえなったり「いつでも誘ってね~」とは言ったりしているものの、プライベートで誘ってもらえないと、「え、なんか気に障る事言ったかな?」とかなり不安になります。

自分抜きで行動していないかグループ内のSNSはこまめに探っています。

責任逃れ

グループで居ると責任の所在が曖昧ですが、だいたいリーダー的存在が決断をしますので、誰かに任せておけば責任を問われることがありませんので精神的にも楽です。

本当は群れでなくてもいい

群れたがる人に中でも少数派ではありますが、本当は一人でいたい人も中にはいます

群れを作ると意見が合わなくても皆に合わせないといけないから。

群れたがる人はファンでもないライヴに付き合ったり、義理の付き合いが多い。

ましてや自分の生活レベルより高いレベルは本当に疲れます。

お金も付いていきません。

見栄を張っているか、無理して付き合っているだけです。

だからと言って抜ける勇気もありません。

普段、人の事を何と言っているか知っていますからね。

次は自分が言われるに決まっていると確信しています。

奇数でグループになると全員が同じ意見だと全然問題ないのですが、1対2もしくは2対3と分れます。

例えば多数決を取る際に最後の意見を求められたとして最後の意見が左右されるわけですよ。

なんだか反対意見の人に責任を感じるハメになります。

相手によっては「え~その考えおかしくない?」と否定される場合もあります。

この小さな価値観の相違の積み重ねが疲れるのです。

あと、仲間がどこ行くにも付いてきてウザイと思う時もあります。

考え事がある時、落ち込んで触れてほしくない時、たまには一人でいたい時、他の人とも仲良くしたいと思った時などがあります。

こんな時、フリーでいたらどんなに気が楽か。

群れたがる人への対処法

群れたがる人は一人で居る事に不安を感じています。

自分だけが誘われなかった人は必ず「なんで誘ってくれなかったの?」と不機嫌になります。

ハッキリ言えない人は「どこどこ行ったんだ~いいな~私も行きたかったな~」とネチネチ言い続けます。

そうゆう人には「結構お金が掛かるからね、悪いと思った」と気を使ったアピールで返しましょう。

もう正直群れはしんどいと言う方は、自分から抜けてしまうと後で何言われるかたまったもんじゃありません。

ママ友であれば子どもまでイジメや仲間外れに発展し兼ねません。

こちらから誘われないような雰囲気を作り出しましょう。

あからさまに断るのではなくて3回に1回は正当な理由で断り続けれるのです。

「金欠で…」とでも言えば「フッ私たちのレベルに付いてこれないのね」と見下されはしますが、そのうちお誘いもなくなるでしょう。

まとめ

女性同士が集まれば当然、マウンティングといった上下問題も出てくるでしょう。

上辺だけの付き合いで本心は嫉妬やいつ裏切られるかそればかり考えていては真の付き合いなんてできません。

結局は、自分が一番かわいい。

群れを作ったって本当の意味での安心や安全なんて手には入らないのです。

話が合う人ひとり居れば充分。

他人に気を使わない、自分が好きなように楽に生きてみませんか。