気が早い

気が早い人の特徴・心理・対処法

気が早い

気が早い人はどこにでもいます。

込んでいるレジに並んでいてキョロキョロしながら一人でも少ない方に移動する人、良く見かけませんか?

逆に一人減ってこちらはラッキーなんですがね。

でもハッキリ言って並んでいる人の数ではありません。

賢い人はかごの中身の量で判断するのです。

筆者の職場でも気が早い人は見られました。

気が早い人と付き合うと昼食時もゆっくりならないんですよね。

待つのが嫌いで知り合いに会うと立ち止まて喋る事がありますよね。

「先に行ってて」と言っても一人が嫌みたいで先に行こうとしません。

「私の事は気にしなくていいから」と言いますが、その時、チラチラ時計をみたり「まだ?」みたいな素振りをするからゆっくり喋られないんです。

仕方なく「じゃあ後でね」と言って切り上げます。

これじゃあ、相手にも気を使わせてしまいます。

同じ悩みを持つAさんの職場にも気が早い先輩がいて、こっちまで急かされている気分になり、時には「早くタバコを吸いたいから出よう」と昼食を10分で済ませて喫煙所に戻る事もしばしば。

時間を気にしてばかりでせっかくのご飯も味わえないくらいです。

頼まれた資料もまだ期限はあるのに、「どこまで進んでる?」「もう終わりそう?」「もし早めに出来上がったら言って」と、これでは「納期前であっても出せ」と言っているのと同じです。

気が早い人は運転の仕方にもよく表れます。

前をトロトロ走っている車にイライラして追い越しをしたり、何度も何度も車線変更したりします。

「あー遅っせーなーイライラする」とそればっかり言っているので、車内の空気が重くなりAさんは気を使います。

こんな場合、どうしたら気が早い人とうまく付き合えるか実際に身近にいた気が早い人の心理を掴んで上手な接し方をご紹介します。

気が早い人と特徴や共通点

気が早い人に見られる共通点はせかせかしている、落ち着きがない様子が一番に挙げられます。

ではそれぞれ気が早いの特徴を見ていきましょう。

人の話を最後まで聞かない

気が早い人は長い話が嫌いです。

人の話を最後まで聞かなかったり相手に結論を急かしたりします。

人は話の道筋を立てて話しますが、だいだい聞けば「もうわかった」と自分なりの解釈をします。

気が早い人はそれでミスをするので「人の話を聞かないからだ」と怒られます。

おっちょこちょいである

気が早い人は後先考えずに行動するのでミスが多いです。

忘れ物が多いのも特徴です。

早口である

気が早い人は普段から早口ですが、先を急いでいるのであればさらに言いたい事をペラペラ早口で喋ります。

聞いている方は内容が入ってきません。

待っている間、貧乏ゆすりもよく見られます。

 

短気である

気が早い人は感情的になりやすい性格で、気持ちに余裕がなく短気の人に多く見られる特徴のひとつです。

あれもこれもと時間に追われて計画通りに進まないと焦りからイライラします。

物にあたることもしばしば。

自己中心的である

気が早い人はの物事の基準は何でも自分です。

他人の気持ちを考えずに行動します。

集中力がない

あ気が早い人はあれもこれも気になって他のものにも手を出します。

今やっているひとつの事に集中するのが苦手です。

気が早い人の心理

気が早い人は先を急ぐあまり多少大雑把でも生活に支障なければ気にしません。

逆に時間をかけて丁寧に仕上げる人はとろいと認識します。

他にも気が早い人から見た心理を挙げます。

時間を無駄にしたくない

気が早い人は1分1秒でも時間を無駄にしたくなくて常にせかせか急いでいます。

ですから浴槽に30分も1時間も浸かる人の気が知れません。

それどころかシャワーでパパっと済ませます。

相手が待ち合わせに1分でも遅れると機嫌が悪くなります。

信号が青になっても前車が発進しなければ3秒も待てません。

「早く行って」と言わんばかりに必ずクラクションを鳴らして促します。

結果を知りたがる

気が早い人はいつ終わるかわからない話を最初から最後まで聞くのは面倒くさいです。

前置きが長いとイライラします。

「結局こうゆうことでしょ?」と自分でまとめてしまいます。

経過よりも結果だけを先に知れば満足です。

自分の事しか考えない

気が早い人は自分の用事が終わると他人の動作が遅く感じます。

そのため気が早い人は

「早くして」

「まだ?」

「遅いなー」

など容赦ない言葉を投げかけて相手を急かします。

無計画である

気が早い人は計画事態を立てる事が時間の無駄だと考えていますので、綿密な計画は立てません。

だいたいで結構です。

何もしないことが苦手

気が早い人は日向ぼっこやボーっとしたり、目上の人の長い話を聞いている間など何もしないことが苦手です。

じっとしておくことが出来ず、ウロウロしたり、貧乏ゆすりをしたりします。

不安である

気が早い人は時間に間に合うかどうか、達成できるかどうか、自分に自信がないため、不安を感じています。

「早く行動しなければ」という心理が働き、慌ててしまい結果、ミスを引き起こしてしまいます。

気が早いになってしまう原因とは

気が早いになる原因はいくつかありますが、育った環境が大きく影響していると言えます。

1.家族に「早くしなさい早くしなさい!」と言われ続けたせいで「急がないと怒られてしまう」という印象が植え付けられてしまいます。

成長するにつれて言われなくなったものの感覚が残っています。

2.自営業で忙しく、家の手伝いをしていた人は機敏さが身に付いたものと思われます。

3.現状に満足していません。

目標を多く持ち、ひとつでも多くクリアしようと焦ってる姿も見られます。

気が早い人の長所

気が早いと言えば聞こえはあまり良くないですが、言い換えれば長所にも捉える事ができます。

テキパキしている

無駄のない動きが気が早い人の特徴ですから、事がスムーズに進みます。

年を取れば取るほど体力面や精神面で動きが鈍くなるものですが、行動力のある人が近くにいると自然と体が動いてきます。

遅刻しない

気が早い人は時間にシビアで遅刻は厳禁です。

言い換えれば時間を大切にしているため、何事にも時間を効率良く使っています。

気が早い人とうまく付き合うには

結論から話す

気が早い人は話が長いと、集中力が途切れたり結果だけを求めたりしているので、最後まで聞いてもらえません。

最後まで話したとしても頭に入っていませんので、結論から述べましょう。

時間に遅れない

気が早い人は1分でも長く感じます。

遅刻しないのは当然ですが、もし遅れるようでしたら必ず謝罪と遅れる理由の連絡を入れましょう。

最低限のイライラで抑えられます。

気持ちを落ち着かせる

同じ状況に置かれた二人でも自分と相手の思っている事は必ずしも同じ考えとは限りません。

焦って行動してもミスを引き起こす原因にもなります。

気が早い人には何を急いでいるのか聞いてみましょう。

「大丈夫だ」と伝えることで落ち着きを取り戻します。

相手に振り回されない

相手が気が早いだとこっちまで急かされてしまいますが、優先順位をしっかり付けて断る時は断る。

自分の意思をしっかり持ちましょう。

まとめ

いかがでしたか?

一日の時間は限られています。

せかせかしてもしなくても大して変わりありません。

まわりに落ち着きがないと思われるだけです。

他人にせかされようと自分は自分のペースで行けばいいのです。