自虐的

自虐的な人の特徴・心理・対処法

自虐的

自虐的な人と賢く付き合う方法を大公開!

自虐とは自分で自分を苦しめる・けなすことです。

使用例:①自虐ネタで笑いを取る

②将来を悲観して自虐的になる

③リストカットは自虐的行為だ

自虐的な人には2パターン存在しています。

自分で自分を責める人。

落ち込んでいる人には掛ける言葉が見つかりません。

ただし、本気で自分をけなしているわけではない人もいます。

どういうことかと言いますと

「あたしって子どもっぽいからいつまで経っても妹扱いされちゃう」=童顔アピール・若さアピール

「背が低くて10cmのヒール履いているから足が痛い」=可愛い・女の子アピールなど

「Sサイズの洋服って可愛い種類が少ないんだよね~」=細さアピール

このように何気に自慢話にすり替えているのです。

この手のアピールはいい加減もうウザイと評判が悪いです。

自虐的な人の特徴・心理・付き合い方をレクチャーしますので、最後までご覧ください。

自虐的な人の特徴

自分を苦しめるタイプと自分を卑下しながらも自慢をするタイプに分かれます。

まったく異なる性格ですが、特徴を説明していきますので、見極めるポイントを覚えておいてください。

否定的である

自虐的な人は、自分の性格や容姿を完全否定します。

「僕にできるわけがない」

「失敗するに決まっている」

「どうせ僕がやったって誰も見てやしない」

「ほらね、失敗すると思ったんだよね」

とまるで自分に自信がありません。

人の目を気にしてばかりで他人と比べてしまうから本来の実力が発揮できない部分もあります。

ネガティブである

劣等感を抱いている自虐的な人は自分に自信が持てずネガティブな言動が目立ちます。

「どうせなにやってもうまくいくわけがない」

「こんな僕に付き合ってくれて申し訳ない」

「自分のために時間を割いてしまって申し訳ない」

「私のために動いてくれるわけがない」

と人に気を使ってばかりです。

自信がない

初めての事にチャレンジするのは誰でも不安です。

どんなにできる人でも失敗しないとは限りませんし。

しかし、全力を尽くすしかないです。

自分に全然自信がない自虐的な人は「失敗したらどうしよう」「失敗したら立ち直れない」とやる前から不安と緊張で胸がいっぱいです。

自分を追い込む

真面目で頑張りすぎる人ほど自分を追い込む傾向があります。

仕事を詰め込みすぎる、他人の仕事まで引き受けるなどして結局、睡眠不足になったり体調を崩します。

自分が倒れてしまっては元も子もありませんから、真面目過ぎる人は少しくらい手を抜くことも必要かもしれません。

謙遜する

自虐的な人は、「よく頑張ったね」と褒められて本心は飛び上がるほどうれしいのですが、「そんな大役私にはもったいないです」と謙遜しているつもりです。
実を言えば慇懃無礼にもあたりますので、相手が認めてくれたのならば素直に喜ぶべきです。

「もったいない」って言うんだったら他の誰かに任せちゃうよ?

まだ「恐縮するばかりです」の方が謙遜的です。

自己評価が低い

自虐的な人は、仕事でミスをしたり、周りが出世していくのを見て、自分ときたら出世どころかミスしてばかりだ自分はクズ人間だ、ゴミと一緒だ、生きている価値がないと自虐的になります。

自慢する

自分を卑下しながらも何気に自慢話を盛り込んでくる嫌味な自虐的な人もいます。

表面では謙遜しているフリをしながら、内心では人をうらやましがらせることを意識して話す様子がうかがえます。

「いいな~彼氏とデートだなんて。私なんて彼氏に何年もハワイに連れてってもらえな~い」と
サラッとマウント取ってます。

自虐的な人の心理

あからさまには自慢しないで、いったん自分をけなして〇〇アピールをするイタイ男女の心理を紹介します。

あなたはどこまで我慢できますか?

身長165㎝のA子

「どうしよ~50キロ超えてしまった~デブだ~」と言いつつ、高身長で40キロ台だったことをアピールしている。

「やせてるじゃーん」

「そんなことないよ」

「だったら私はどうなるのよ」待ち。

ダイエット宣言をしたB美

見た目は普通体系だが女子は1~2キロでも体重が増えれば気になるもの。

それはスリムは人ほど気にしがち。

「デブ活しなきゃ~」と言いながらスイーツを平気で何個も平らげます。

こんだけ食べても太らないよアピールです。

自分も負けていない

「東大卒ってすげーよな!俺は早稲田が精一杯だったよ」と言いながら、本心は自分は経済的余裕があるのと自分も負けてないアピールで対抗しています。

かまってもらいたい

自虐的なかまってちゃんは男性にも女性にも多くいます。

不幸アピールはSNSだと謎の投稿が多いです。

「私がいる意味ってあるのかな」

「私は空気と同じ」

と嘆いて誰かに気にかけてほしい

「どうしたの?」と声を掛けてほしい

「そんなことないよ」

と励ましてもらいたいのです。

「はぁもダメだ」

「消えてしまいたい」

「死んだら楽になるのかな」

と意味深発言をして心配してもらいたいのです。

始めは心配する人もいるでしょうが、頻繁に書き込むと「出たよメンヘラ!」と相手にされません。

否定してほしい

「僕バカだから」

「私ブスだから」

「俺モテないから」

これすべて本心じゃないです。

本当にそうだとしても自分からは言葉にはしたくないものです。

相手が否定してくれると思っているのですね。

自虐的な人への対処法

たとえ自虐的に言ったことがその通りであっても「そんなことないよ」と慰めてあげた方がいいのか?

それとも真実を伝えて自虐的から抜け出せるように改善できるように助言するべきなのか?

そのまま放っておけばその人のためにならないし、
かと言って真実を伝えれば傷つくことになりますので困惑します。

相手の性格や特徴よってそれぞれ対応が異なりますので、紹介していきます。

かまってちゃんタイプ

自虐的なかまってちゃんには甘えるタイプとメンヘラタイプがいます。

常に誰かとつながっていたいかまってちゃんは一人になるのが不安で寂しがり屋です。

かと言ってずっとは付き合ってられません。

ぬいぐるみなどをプレゼントして「自分がいない時は相手にしてもらってね」と優しく声を掛けてあげれば喜びます。

以前よりも我慢できるようになり連絡も多少は控えてくれるようになります。

メンヘラタイプは誰からも相手にされず、周りが放っておくと何するか怖いです。

「消えてしまいたい」

「生きている意味がない」

「自分が消えたって誰も悲しまない」

というようなことをよく言います。

「そんなことないよ」「なにかあったの?」だけでもいいから声を掛けてください。

それだけでも心が落ち着きます。

自慢したがるタイプ

自分からは自慢しないけども相手の話よりも上回った内容で卑下しながらマウントを取るような人にはたとえばこんなシーンで使えます。

「今月30万もカード請求が来ちゃったよ~どうしよ~」

本来なら「30万もなにに使ったの?!」「てか30万も使う余裕があるんだ」と驚きですが、

「大変だね~」

「今月は贅沢できないね」

「今月はランチできないね残念だね~」

同情するような返しをすれば、「別にうらやましがってませんけど?驚きませんけど?」アピールができます。

触れてほしいのはそこじゃないんだけどもとさぞ悔しがるでしょう。

この手のタイプは会話は長引かせないことがポイントです。

まとめ

自虐的な人の発言を否定しても肯定しても「でもでもだって」と返ってくるのがオチです。

そんな人と付き合っていたらこっちまで心がすっきりしません。

距離を置きつつも言い寄られたら何事にも前向きになるように上手に対応してください。