職場で相手を否定することが多い人の特徴・心理・対処法

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世の中にはさまざまな考えがあり、これが正解だとはっきりしていることは多くありません。

しかし、年を取ると「こうあるべきだ」という固定観念が強くなり、自分の考えは正しいという思い込みが激しくなります。

その結果、相手を否定することが多くなります。

否定される人の立場に立つと、誰だって自分の考えを否定されると嫌なものです。

特に相手のほうから相談を持ち掛けてきたのに、いざ親身になってアドバイスしたりいろいろと調べて教えてあげると、今度はああだこうだと理由を付けて否定されると、腹が立ちますよね。

だったら聞くなよと言いたくなります。


今回お話する職場のダメ出し課長も、何事に対しても否定から入ります。

例えば、

・会議などで部下が提案すると「失敗したらどう責任取るの?」と言います。

・部下が仕事でミスをすると、昔のことまで掘り返してネチネチ責めます。

・部下が成果を出しても「たまたま運が良かっただけだ。」と素直に褒めることができません。

・先に出世した同期については「ヤツは上層部に気に入られただけ。実力もないのにゴマすりだけは得意だった。」「部長になっても給料が少し上がるだけだ。責任ばかり重くなるので割に合わない。」と負け惜しみを言います。

・意見すると「お前は何もわかっていない。」と返されます。

このようにダメ出し課長は、ケチを付けるのが仕事であるような批評家になっています。

だからといって自分から行動を起こしたり、アイデアを提案したりするわけでもありません。

否定されると場がシラけますし、否定された相手はやる気を削がれますし、自分が悪いのかもと落ち込んだり、不愉快な気持ちになりますが、ダメ出し課長はそんなことは気にも止めていないようです。

相手を否定することが多い人の特徴           

・真面目、慎重

・考えが古い、頭が固い

・強情、傲慢

・自分のことは棚に上げて物を言う

・納得しないと行動しない

・常に自分が正しいと思っているので他人の忠告は聞かない

・リスクばかり考えている

相手を否定することが多い人の心理

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「それはダメだ。あれはダメだ。」と否定ばかりする人の心理とは何なのか?

自分の優位性のアピール

一言で言うとマウンティングをしています。

相手を否定することで自分の強さを見せようとする狙いがあります。

否定して相手の評価を下げることで、自分の評価を上げたいのです。

自分が向上しようとするのではなく、相手を否定することで自分の立場を守ろうとしています。

その根底には自分は他者より優れているという気持ちがあります。

なにより「お前は何も分かっていない。」という口ぐせがその気持ちを表しています。

この発言は、裏を読むと「自分が一番よく分かっている。」「俺はすごいんだ。」と暗に言っているのです。

変わることを恐れている

今の立場や環境が変わるのを恐れて保守的になっています。

そのため自分とは異なる意見や新しい発想には否定する傾向が強くなります。

相手を否定することが多い人の対処法

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いったん相手の言い分を認める

相手から否定された場合は「確かに〇〇ですが、しかし△△」という形式で、いったん相手の言い分を認めたあとに、自分が伝えたいことを言うと主張が通りやすくなります。

例えば「君の考えはリスクが高すぎる。」と否定された場合は、

「確かにおっしゃる通りリスクは高いです。しかし、同業他社はこのやり方で成功しています。リスクは高くても成功したときのリターンが大きいので挑戦する価値はあると思います。」

と言いましょう。

ただ、どうしようもないくらいに、否定的なことを言われたときは、あの人は私とはまるっきり違った感覚の持ち主なんだと、あきらめたほうがいいでしょう。

相手に提案させる

否定する相手を変えたいのなら、思い切って「〇〇さんは否定ばかりしますが、何かいいアイデアを持っているのでしょうか?」と聞いてみてはどうでしょうか。

「それを考えるが君の仕事だろ。」と言い返されるかもしれませんが、否定してばかりでは物事が進展しないことに気づいて、それまでのやり方を改めることがあるかもしれません。

プライドをくすぐる

否定ばかりする人はプライドが高いのが特徴です。

そこで相手に意見を通すときは、「〇〇さんにしか頼めないことなんです。」とプライドをくすぐるような言い方をすると、相手は否定はするものの意外と協力的になってくれます。

おだてて自尊心を高めてあげることで良好な関係を築きましょう。

 特定の人だけ否定する心理と対処法

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特定の人にだけ否定する場合は、その人が気に入らないからです。

ですから相手の発言を否定することで貯まったうっぷんを晴らそうとします。

相手のどこが気に入らないのか直接言えばいいのですが、それはしません。

なぜなら指摘するにはひどくささいなことであったり、自分も同じような言動をすることがある場合は、後ろめたさがあって言えないのです。

否定する側が、問題の本質については一切話さないので根本的な解決策はありません。

この手のタイプとは距離を取ってなるべく会話をしないようにするのが最善です。

チャレンジできる社風に変えるのがベスト

否定から始まるコミュニケーションは、本人の性格上の問題に加えて、長い時間を掛けて閉鎖的な職場にいることで形成された面もあります。

職場にも問題があるので、新しいことにチャレンジすることを応援するような社風に変えるのがベストです。

しかし、社風を変えることは個人の力では限界があります。

ほかの社員と協力して上層部の意識を変えるよう働きかける必要があるでしょう。