ひねくれ者

ひねくれ者の特徴・心理・対処法

ひねくれ者

男性女性問わずひねくれ者と言われている人はどこにでもいます。

もしかしてあなたも一度くらいはひねくれ者と言われた事があるかもしれません。

ひねくれ者とは、どうゆう人を言うのでしょう。

相手からの言葉をそのままの意味で受け取ることができない人を言います。

例えば「仕事デキるね」と褒めても

「おだてても何も出ないよ」

「え、なに?手伝えって言ってんの?」

と素直に喜ばない人を言います。

せっかく本心で褒めたのに何だかイラっとしますね。

ひねくれた性格になってしまうと世間とのズレが多く生じて「なんでわかってくれないんだ」と周りと衝突することになるでしょう。

仕事上、毎日顔を合わさなければいけませんので、お互いストレスです。

これからひねくれ者の特徴をや心理を挙げていきますので、知っているだけで様々なトラブルを回避する事も可能ですから最後まで読んでください。

ひねくれ者に見られる共通点や特徴

ひねくれ者に見られる共通点はとにかく素直じゃない、否定的だと言われています。

どういった時にその行動が見られるのか特徴を挙げていきます。

素直じゃない性格はひねくれ者に一番よく見られる態度です。

警戒心が強い

何でもかんでも人の言う事を鵜呑みにするのもどうかと思いますけど、ひねくれ者は非常に警戒心が強いです。

そのため人を疑ってかかります。

本音を語る事はなく心を開く親友と呼べる人はいないに近いです。

プライドが高い

ひねくれ者は自分に自信を持っていて自己評価も高いがゆえにライバルが表れると攻撃的になります。

特にライバルの発言や行動には敏感です。

ひねくれ者は自分の負けを絶対に認めたくありません。

他人に弱い所は見せたくないので何でも一人で解決しようとします。

嫉妬心が強い

ひねくれ者は他人への嫉妬心が非常に強く、人の幸せや成功を素直に喜べません。

ひねくれ者は付き合いがある仲間であろうと

「昇進したからには失敗は許されないね」

「上司見る目ないんじゃないの?」

「どんな手を使ったの?」

など褒めるのが嫌で祝福ムードに水を差します。

否定的である

ひねくれ者は物事や会話を切り出す時は必ず否定から入ります。

「でも・だって」が口癖でやたらと難癖を付けたがります。

嬉しい時でも「別に」とクールを装います。

空気が読めない

ひねくれ者は楽しい雰囲気を壊したり場の空気が読めません。

と言うよりは読もうとしないと言ってもいいです。

意地っ張りである

ひねくれ者は基本的に「ありがとう」「ごめんね」が言えません。

特に人から促されるとますます言いたくありません。

よく子どもに見られませんか?

親が子どもに「物をもらった時は何て言うの?」と教育しますよね。

わかっていても頑なに言おうとしない子。

小さい時の習慣が身に沁みついている子はひねくれて成長します。

表現するのが苦手

ひねくれ者は自分の気持ちをうまく伝えるのが苦手です。

ひねくれ者の中には恥ずかしがり屋で照れ屋さんに見られる傾向があります。

自虐的である

A: 「この手料理美味しいですね」

B: 「嬉しい」

ひねくれ者:「どうせ私の作った料理はマズイですよ」

と勝手にいじけるor不機嫌になる

A.B:「(誰もそんな事はひとことも言っていない)」

ひねくれ者の心理

人を信用しない

ひねくれ者は、褒められても

「何か意図があるに違いない」

「見返りを求めているのでは」

と素直に受け止める事ができません。

ひねくれ者の中には家族でさえ信じていない人もいます。

ひねくれ者が信じられるのは自分だけ。

あまのじゃくな対応を取りたくなる

好きな子を他人に当てられて恥ずかしくて「好きじゃない!!」と言い張るのと同じで、ひねくれ者は本当の想いとは裏腹に照れ隠しでひねくれてしまいます。

調子乗るから褒めない

ひねくれ者は人を褒めると相手が調子乗るのが許せません。

実力を認めてあげることも絶対にしません。

むしろ、けなしたくなります。

疑う

ひねくれ者はかなり警戒心が強いです。

・自分を利用しているだけではないか

・こんな良い条件は何か裏があるに違いない

・自分の利益のために騙しているんじゃないか

ちょっとやそっとじゃ他人に本心は見せません。

プライドが許さない

ひねくれ者は

・お前にだけは言われたくない

・相手の意見を取り入れると助けられた感が気に喰わない

・どうしても負けを認めたくない

・自分が黙っているのは屈服したようなものだ

と変にプライドが邪魔して強気に出ます。

ひねくれ者が素直になれない理由

ひねくれ者はなぜひねくれてしまうのか、それには理由があるはずです。

気持ちを読まれたくない

ひねくれ者は自分の気持ちを他人に見透かされるのは嫌です。

他人に先に読まれるのが得に嫌です。

ですから言われた事を全て否定したくなります。

過去に裏切られた

ひねくれ者がひねくれたのは信じていた人に裏切られたのが大きな原因であり、そのため人が信じられなくなりました。

何事にも疑いの目を向けるようになりました。

嘘を付かれていた

嘘だったとわかった時や、裏では陰口を言っていたことがわかった時のショックは計り知れません。

その反撃で堂々とひねくれる態度に出ました。

強がっている

ひねくれ者は嬉しい時、悲しい時、恥ずかしくて素直に感情に出すことができません。

「別に?」「これくらいできて当たり前」「どうって事ない」と強がります。

嫌われたくない

ひねくれ者は本音をさらけ出したら嫌われるのではないか、自分の元を去るのではないかと怖くて不安が付きまといるから本心をなかなか口に出すことができません。

ひねくれ者への対処法

浅く付き合うか、とことん付き合うか?

ひねくれ者は非常に警戒心が強いため、馴れ馴れしく接するのはNGです。

少しずつ距離を縮めるようにするのが効果的です。

ひねくれ者に対しては、最初は毎日の挨拶だけ。

「やってもらって助かる」「ありがとう」とこちらから感謝の気持ちを述べる。

ひねくれて無視されてもそれでもいいのです。

こちらの意図は罪悪感を与える事ですから。

それ以上の言葉を言うと警戒しますのでひねくれた言葉が返ってきます。

そのうち、好意的な人にまでひねくれるのはちょっと…と罪悪感を感じはじめるはずです。

そして徐々に打ち解けてくれるでしょう。

ひねくれ者に対する見方を変えるのもひとつの手です。

人は誰しもコンプレックスがあるものです。

ひねくれたいる人は恥ずかしがり屋でシャイな一面を持っているため

「褒めると恥ずかしいんだ」

「本心は違うくせに可愛いやつ」

と受け止めることで気持ちが軽くなります。

まとめ

誰にだって気の合わないタイプの人はどこにでもいますし、付き合いは避けたいのが正直なところです。

しかし、話してみればわかってくれる人、見た目と違う人、思ってたのと違うという人もたくさんいますので、自分から歩みよる寛大さも必要かと思います。

そうすればあなたの好感度が上がるわけですから。