協調性がない人の特徴・心理・対処法

協調性がない
イベントを成功させようとチーム一丸となって頑張っている中、一人だけ自分の意見を押し通そうとして、空気を乱す流れを作ってしまう人。

もう少しでまとまる話に違う案を提案する人がいて最初から仕切り直しなんて経験ありませんか?

リーダーシップを取りたがり、できる人を装っていますが、単に協調性がないとも言えます。

ここでは協調性のない人の特徴や心理を知ればどう接していけばいいかがわかってきます。

ストレスなく上手に付き合っていける対処法をご紹介しますので参考になれば幸いです。

協調性とは

協調性とは異なった環境や立場の複数の者が同じ目標に向かって、お互いに助け合い、譲り合いながら物事を進められるような性質を指します。

年齢・性別が違う人や意見や立場が違う人とも円滑にコミュニケーションを取る事ができればスムーズに事を運ぶことができますね。

しかし、世の中には様々な考えの人がいますので、賛成する人もいれば反対意見の人もいます。

どこに行っても仕事をする上で衝突することも少なくありません。

だからこそ、こうした『協調性』を持つ人材が企業に求められるのです。

協調性がない人の特徴や共通点

協調性がないというのは多くの場合、性格に原因があります。

ではどんな性格なのか特徴を見ていきましょう。

自己中心的

協調性がない人としてまず最初に多く挙げられるのが、常に自分が中心でありたい人物です。

協調性がない人は自分の思い通りにならないと気が済まないタイプで譲歩する事がありませんから、自分の意見を貫き通そうとします。

意見が通らないと不機嫌になったり怒りをあらわにします。

あまりにもワガママが目立ちますと、“信念を貫く”“芯が強い”とはわけが違います。

他人に興味がない

協調性がない人は自分が一番で、人は人という考えの持ち主で人の気持ちを汲み取る事が出来ません

というか協調性がない人には汲み取ろうという気持ちが全くありませんから、気配りや配慮が一切ありません。

性格上仕方のない事だと言えます。

頑固で融通が利かない

協調性がない人は、自分だけの知識に捉われていて視野も狭く、こうと思ったらこうと絶対に意見を変える事はありません。

もちろん他人の意見や忠告は聞く耳持ちません。

協調性がない人は、誰にも邪魔されず、“好きな事を好きな時間にやる”事をモットーとしています。

空気が読めない

協調性がない人は周りが年上の人に気を使っている中、遠慮というものを知りません。

例えば締め切りに追われてみんなが残業しているが、用事がある人に対して年上の人が、「後はやっておくから先に退社してもいいよ」と言えば、「いえ、一緒に手伝いますよ」とひとこと言える人は相手への気遣いが出来る人。

空気が読めない人は「やっと帰れる」と受け止めてさっさ帰る人です。

「帰っていいと言ったから帰った」言葉通りに解釈します。

全てが悪い事ではないですが、臨機応変に状況判断が出来ない人だと言えます。

協調性がない人の心理

協調性がない人の心理についても考えてみましょう。

人付き合いが苦手

協調性がない人は性格上、人に合わせる事ができないし、他人の気持ちを考える事ができないので、人と衝突する事が度々あります。

そうなってくると一人が楽だと思うようになり人付き合いを避けます。

プライベートや自分がしている事を邪魔されたくないからです。

そのため協調性がない人は飲み会や行事は参加したがりません。

誘いも迷う事なく断ります。

「付き合い悪いな~」と言われても何とも思いません。

上司や先輩の誘いは断れない優先だという考えを持つ者からすると、協調性がない人はある意味強者で羨ましいとの声もあがります。

人の話を聞く事が嫌

協調性がない人は、話す事は得意でも聞く事は苦手です。

自己主張が激しく意見を曲げる事は絶対にありません。

協調性がない人は自分の意見は正しく、人の意見を取り入れるつもりはサラサラないからです。

自己中心

協調性がない人は気分がノらないなどの理由で約束をドタキャンしたり、多数決を取って自分一人でも自分はどうしても嫌だとワガママを言い張ったり、険悪なムードを作ります。

協調性がない人は好きじゃない事を無理して行う事に理解できないからです。

みんな自分に賛成してくれると思っていましたが、結果は見当違いでした。

多数決そっちのけでなぜ反対なのか問いただすばかりでこれでは多数決の意味がありません。

協調性がない人はどうしても思い通りにならないと気が済まないのです。

気遣いがない

一般常識がある人であれば話したい相手が忙しそうにしていたら、相手の手があくまで待ちます。

しかし、協調性がない人は自分の手があくのは今だからと言って相手の状況などお構いなしで話を続けます。

その際、他人からどう思われようと気にしないので、いつでもどんな時でも我が道を行くスタイルが定着しています。

協調性がない原因とは?

協調性がない人は自分で気づいていない事があります。

むしろ相手の方が何で賛成してくれないのか?とさえ感じています。

協調性がないと言われる原因は以下の2つです。

経験不足

協調性がない人は社会に出て間もない人かあるいは人付き合いを避けている人です。

人と付き合う事で相手の表情から気持ちを察したり、交友関係が広ければ広いほど様々な経験や知識を身につける事が出来ます。

人はみな最初から成功していたわけではありません。

失敗を重ね経験を積む事で成長していくのです。

協調性がない人のように何事にも経験不足ですと、失敗を恐れ周りに合わせる事すらできません。

コミュニケーション能力がない

協調性がない人は反応が薄い、会話が続かない。

協調性がない人には、変わろうとする意識がないため協調性がない原因を自ら作っているのです。

協調性がない人にも長所がある

協調性がないと言えば周囲に合わせる事が出来ない、自己中だ、空気を読めないなどマイナスイメージばかりですが、長所も見つけました。

協調性がある人は付き合い重視と考えているので、自分のしたい事が時間に限られています。

一方、協調性がない人は周りの意見に流されず、自分のしたい事をしたい時間に行動するので、周りを気にしないで集中してやり遂げる事が出来ます。

また協調性がない人は毒舌ですが、言い方を変えれば嘘が付けない正直者であります。

協調性がない人はダメな事はダメだとしっかり否定できます。

人が言い出しにくいような発言や気乗りしない行事への参加強制などは平気で断りを入れる事ができますので、助かる部分もあります。

いずれも度合いが過ぎればただの協調性がない人ですが、上記で述べたように短所ばかりではないことがおわかりいただけましたか?

協調性がない人への対処法

協調性がない人は他人への興味が非常に薄く、人と関わることにも苦手意識があり、なかなか積極的なコミュニケーションを取ることができません。

ですがらこちらから声を掛けて人に慣れることから始めます。

大事な約束はしない

協調性がない人は約束を鼻から守らないではなく、自分優先でただ自分がやりたいように行動した結果、約束に間に合わなかっただけという事態に陥るのです。

タチの悪い事に悪気はないのです。ですから時間に余裕を持つ、その都度確認するなどの対処が必要となります。

遠回しに気付かせる

協調性がない人が上司や先輩となるとなかなか注意しづらいものです。

周りを味方に付けたり、「みんなはこう言っているから、合わせた方が良い」「楯突くとどうなるかわからないから合わせましょ」と促しましょう。

受け入れる

協調性がない人は、“協調性がない”という自覚がない人がほとんどです。

性格はすぐには改善されませんので、あなたの見方を変えた方が早いです。

この人はこういう人なんだと割り切って接すると気が楽になります。

去る

協調性がない人を気にしないと思ってはいるものの、限界もあるでしょう。

私は意見が合わないからと自分から離れても不自然な事ではありません。

むしろピンチはチャンスだという言葉があるように利用しない手はありません。

まとめ

協調性がない人は自分の意見が常に正しいと思っていて、付き合うのは難しいですが、早めに対策を打たないと自分が疲れるだけです。

人はなかなかすぐには改善されませんが、相手をよく知る事で自分が有利になるように誘導する事ができればストレスは軽減されるでしょう。

【関連書籍】

「まっ、いいか」と言える子を育てよう―協調性のある、柔軟な心の育て方

ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代 (朝日新書) eBook

協調性と同調性 eBook