諦めが悪い

諦めが悪い人の特徴・心理・対処法

諦めが悪い

諦めが悪い人とはこんな人

諦めが悪いとこんなふうに見られています。

2020年11月、アメリカ大統領選でバイデン前副大統領が当選確実となりましたが、トランプ大統領が敗北を認めないという異例の事態が続いていたのは記憶に新しいのではないでしょうか。

選挙で開票作業の不正を訴え法廷闘争に持ち込む、大統領選への再立候補にかけているなど囁かれていましたが、どちらにせよ、一部から批判されましたね。

あなたは諦めが悪い人に対してどう思いますか?

粘り強いな~根気強いな~ですか?

それとも潔く諦めろ!ですか?

それぞれ気になる特徴や心理を探っていきたいと思います。

うまく付き合っていく方法も併せて紹介しますので、最後までご覧ください。

諦めが悪い人に共通する特徴

諦めが悪いと聞くと往生際が悪いとマイナスなイメージがつきものですが、一方で粘り強いという捉え方もあります。

いずれにせよどちらにも共通して言えるのは勝気な性格だということです。

あなたのタイプはどちらに当てはまりますか。

執念深い

他人から見れば何度も断っているのに諦めが悪い=しつこい・しぶといに限ります。

「今日のシフト変わってくれない?」

「用事があるからムリだ」

「お願い!そこをなんとか」

と言っているのにもかかわらず、「うん」と言うまで付きまとう。

ラインでも何度もお願いしてくるしつこさにとうとう根負けしますが、誰にでも同じようにしつこいのはほんとに呆れます。

往生際が悪い

諦めが悪い人が決定的な証拠を突き付けられても認めないところは往生際が悪いと言えます。

よく浮気がバレても絶対に認めるな!認めたら負けだ!と矛盾したことを言う人がいますが、「意地でも違う!!」と言い張るのにはパートナーに対する優しい?嘘のためです。

根に持つ

よほど悔しい想いをした、屈辱的だった経験は何年経っても忘れることができません。

その時の会話や態度もしっかり記憶していています。

しかし、相手に対して根に持つのはどうでしょうか。

わからないでもないですが、グチグチ会うたび蒸し返されるいい加減とうんざりしますね。

執着心が強い

諦めが悪い人は、他人には理解できない自分の中でのこだわりがものすごく強い人です。

お金に執着する、ひとつだけの考えに執着する、マイルールに執着するなどなにかしら強いこだわりを持つ人は、他人がどうこう言おうと間違いなく無視します。

忠告も絶対に聞き入れることはありません。

負けず嫌いである

人は、闘争心むき出しにする人と表に出さない人に分かれます。

もし自分が負けたらリベンジを果たしたい。

諦めが悪い人は、勝つまで勝負するのです。

誰にも負けたくないと努力している部分は感心したいところです。

が!人の自慢話に黙っておれず、負けじと自分が満足いくまで張り合うタイプはこうなってくるとキリがありませんから、張り合ってきたなと思ってきたら話を切り上げた方が身のためです。

真面目である

真面目な人ほどコツコツと最後までやり通そうとします。

もちろん「諦めないで頑張ろう!」という気持ちもありますが、真面目な性格がゆえに「途中で投げ出すことはいけない」という認識の方が強いです。

頑固である

諦めが悪い人は、しぶとい、絶対に人の話は聞き入れないというところから頑固な性格がうかがえます。

周りに流されず自己主張をハッキリしますが、納得がいかない、気に入らないところがあると自分の考えを絶対に譲らないという頑固さには困ったものです。

プライドが高い

諦めが悪い人は、プライドが高く、見栄っ張りです。

人間、努力している人は素敵です。

でもその必死に努力している姿を隠して、表面ではいとも簡単にできますよ~みたいな態度をとります。

「自分が間違うはずがない」という自信家で自分の非を認めないところもあり、人に負けたら自分は終わりだ・・・と自分のかっこ悪い姿をさらけ出すのを極端に嫌います。

失敗を恐れない

失敗は誰だって怖いです。

新しいことや難しい事にチャレンジするのは多少なりともリスクはつきものです。

不安があればすぐに諦める人や一応やってみるにしても「やっぱり駄目だったか」と一回で諦める人もいれば、「次こそは成功させて見せる!」と闘志を燃やす人もいますね。

諦めが悪い人は、失敗を恐れないで前向きな人です。

諦めが悪い人の心理

成功するまで諦めない!

勝つまで諦めない!という姿はカッコいいですが、状況次第では受け取り方が違ってきます。

シーン別に心理を紹介します。

絶対に負けたくない

諦めが悪い人は、負けず嫌いな性格がゆえに頑張り屋さんで人に負けるのは恥だ、ここで諦めたら自分はダメな人間になるという想いが誰よりも強いのです。

自分が勝つまであるいは満足がいくまで勝負したいのです。

自分はもっと頑張れる人間だ!と自信があります。

自分に自信がある

「意中の人を絶対に振り向かせてみせる!」

「自分のことを知ってもらいたい」

と自信があります。

2~3回断られたからってすぐには諦めませんよ。

ちょっとやそっとじゃくじけません。

相手が根負けしてくれると思っている

意中の人を何度もご飯に誘っているけど、なかなかOKがもらえない。

でも諦めずに想いを伝えれば同情でもいいから一回くらいは誘いに乗ってくれるのではないか、話せば気持ちが変わるかもしれないとわずかな期待にかけています。

認めない

諦めが悪い人は自分は正しい事を言っている、間違ったことは言っていない、相手が悪いのでは?と自分に自信を持っているので、主張は一歩も譲りたくありません。

自分の意見を否定する人とは相性が合いません。

最後までやり遂げることが立派だ

諦めないで最後までやり遂げることが立派だと考えていますから、どんなことがあってもやり遂げてやるという執念が見られます。

中には自分が努力して勝ち取る手法よりもどんな手段を使ってでもライバルを蹴落とすという手荒なマネでも勝ちは勝ちだとうれしいものです。

絶対に手に入れたいものがある

恋心を抱いているあの子を自分のものにしたい!

レアな物、流行りの物を手に入れて自慢したい!

今まで欲しいと思ったものはすべて手に入れてきた人にっとっては簡単に諦めることなどできません。

何としてでも手に入れるまで諦めません。

諦めが悪い人への対処法

なんでこうも諦めが悪いんだろうとほとほと困る時ありますよね。

諦めが悪い人を変えるのはとても難しいです。

相手を変えさせるのではなく、こちらがうまく対応を変えることでストレスが軽減できます。

しつこい相手には

好きでもない人に告白されたり食事に誘われて断るにはやはり相手を傷つけてしまうのではないかと心の中に優しいあなたがいますね。

やんわりお断りする人が多いのではないでしょうか。

「友達としての付き合いならOK」

「一回だけなら」

「二人で会うのはNGだけどグループでならOK」

と相手を想ってのことですが、それが返って相手を期待させてしまう事になっています。

冷たくされればたいていの人はこれ以上、自分が傷つきたくないから、みじめになりたくないから、脈なさそうということで諦めます。

仕事上は返事や会話は敬語で。

「プライベートなお誘いは申し訳ないですが受けません」

「心に決めた人がいますので」

と嘘でもいいからハッキリ付き合う気がない意思を伝えましょう。

ここで大事なのは「○○さんは素敵な方ですけど」なんて余計な気を使うのは禁物です。

また期待させてしまいます。

優しさも大事ですが、時と場合によっては心を鬼にしないといけない場合もあります。

真面目に頑張っている人には

司法試験に10回以上落ちている、職種にこだわっているため不採用が続くなど「いい加減諦めたら?」とは言えませんね。

「頑張って」とも頑張っている人には言いにくいし、そっとしておく方がいいです。

「息抜きしない?」と声を掛けるだけでも気分転換になるので周りがピリピリしなくてすみます。

こだわりが強い人には

人のこだわりって他人には理解できないことが多いので、そういう人とはなるべくかかわらないように距離を持つこと・干渉しないことが一番です。

誰だって自分のこだわりを否定されたり笑われたりするのは嫌ですからね。

指摘されたからと言って変わるわけでもないですし、聞き流しましょう。

まとめ

以上、諦めが悪い人についてまとめました。

いかがでしたか。

人にはできることと無理なことがあります。

諦めずにコツコツと頑張ることは大事ですが、どうしても諦めなくてはいけないこともあります。

あまりにもしつこい・しぶといと人から嫌われてしまいますので、『諦めも肝心』という言葉を頭の隅にでも入れて次に進もうという気持ちに切り替えることができるといいですね。