倫理観がない人の特徴・心理・対処法

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世の中には倫理観がない人がいます。

以前よくSNSの動画などで批判を浴びていた、コンビニの商品に非衛生的な行為をすることも倫理観がない人の行動の一つです。

また、浮気や不倫を繰り返す人も倫理がない人ということができるでしょう。

職場という社会人が集まる場所に、こうした倫理観がない人がいると仕事に支障があるだけでなく職場環境にも大きなマイナスとなりますね。

今回は倫理観がない人の特徴や心理、対処法について考えてみましょう。

倫理観とは

倫理観は「社会的に守るべき規範をベースにした考え方」と言う意味になります。

つまり倫理観がない人は「社会的に守るべき規範を持ち合わせていない人」ということになりますね。

倫理によく似た言葉としては「道徳」があります。

倫理と道徳・モラルには意味の違いがあるので覚えておきましょう。

道徳は「善悪をわきまえて正しい行動するための規範」と言う意味で、現実のルールや法律を守るという意味ではなく、いわば理想的な生き方を目指すものです。

道徳の考え方は中国の「道教」に基づく宗教的な考え方と言ってもいいでしょう。

これに対して倫理は理想的な考え方ではなく、現実的なルールや法律など社会生活をする上で必要な考え方という違いがあります。

道徳が東洋的な理想だとすれば倫理は西洋的な現実ということです。

倫理観がない人の特徴や心理

それでは倫理観がない人にはどんな特徴や心理があるのかを考えてみましょう。

他人の評価を気にしない

倫理観がない人の特徴に他人の評価を気にしないという点があります。

他人の評価を気にしすぎると自分を見失ってしまうので悪い面もありますが、倫理観がない人の場合は悪い意味で周囲の評価を気にしないのです。

倫理観がない人は他人の評価を気にしないので、他人にどう思われようと構わずに自分の好き勝手に行動してしまう傾向があります。

つまり周囲に迷惑をかけることも気にしていないのです。

人は周囲からどう思われるかを気にするため、自然に他人に対して良い印象を与えようとする行動をすることになります。

特に職場においては周囲と強調して作業することも多いので、他人からどう思われるかというのは重要なポイントになります。

上司からの評価が給料や出世に直接反映することを考えるとなおさらですね。

倫理観がない人型人の評価を気にしないのは、それよりも自分が好き勝手に行動することを優先しているからです。

つまり社会的なつながりよりも自分の本能や欲望を優先しているのです。

平気でウソをつく

倫理観がない人の最大の特徴はウソをつくことが平気でウソをつくことへの抵抗感がまったくないということです。

ウソをつくというのは必ずしも悪いことではありません。

場合によってはウソをつくことで人を傷つけることを避けることもできるからです。

しかし、倫理観がない人は日常的にウソをつくことに抵抗感を感じていません。

ウソをついた結果がどうなろうとも気にしないと言ってもいいでしょう。

また、倫理観のない人がつくウソは自分にとって有利になるようにつくウソが多く、他人の評価を気にしない理由と同じで自分を最優先に考えているためにできる行動なのです。

まさに倫理観がない人は息をするようにウソをつくことができる人です。

欲望をコントロールできない

ウソをつくことが平気な倫理観がない人は、ウソの先にある犯罪も平気である可能性が高くなります。

「ウソつきは泥棒のはじまり」と言う言葉があるように、ウソを平気でつける人は世の中のルールを破ることも平気です。

その結果法律を破ることや道徳的に反することも平気でできることになります。

倫理観がない人が普通の人であればちゅうちょしてしまうこともできてしまうのは、自分の欲望のままに行動してしまうからです。

さすがに犯罪に関してはよほど倫理観が欠如していなければ犯すことはできませんが、法律に反しない不道徳な行動についてはちゅうちょなく行動できるのが倫理観のない人です。

最もわかりやすいのは浮気や二股などの行為でしょう。

これらの行為は法律的には禁止されてはいませんが、社会常識としてやってはいけない行為です。

しかし、倫理観がない人は欲望がコントロールできないので浮気などは当然のように行うことができます。

トラブルメーカーになりやすい

倫理観がない人は基本的にルールを守らなかったり、周囲への配慮がなかったりする特徴を持っています。

そのため倫理観がない人が職場にいるだけで、トラブルメーカーとなる可能性は非常に高くなるということになります。

会社が定めたルールは就業規則と呼ばれていますが、倫理観がない人は就業規則でさえ守ろうとはしませんし、おそらく読んでもいないことでしょう。

会社がトラブルを避けるために定めた就業規則を守ろうとしないのですから、倫理観がない人がトラブルの元凶になることは明らかです。

しかし、倫理観がないからと言って頭が悪いわけではなく、むしろずる賢い人が多いので就業規則に違反してもそれを隠し通すだけの知恵がある分、倫理観がない人は厄介な存在と言えます。

倫理観が欠如した原因

倫理観がないと言われている人でも生まれつき倫理観がなかったのではありません。

というよりも、そもそも倫理観は生まれてから身につけるものです。

つまり、現在倫理観がない人には倫理観が身につかなかった原因や理由があると考えられますね。

次に倫理観が欠如している原因について探って見ましょう。

共感力がない

普通の人は他人の感情や気持ちを理解してその感情に同調できる「共感力」を程度の差はあっても持っていますが、倫理観がない人には共感力が全くありません。

人は共感力があることで他人が嫌がることや自分がされると嫌なことを他人にもしなくなるのです。

倫理観がない人は共感力もないので、他人がどう考えるのか、どう感じるのかがわからず、人が嫌がることも平気で行えるのです。

また、共感力がある人は自分がやりたいことをすると他の人が迷惑するかもしれない、ということを考えて自分の欲望を抑えることができます。

共感力は自分勝手に振る舞うことの抑止力にもなっているのです

サイコパスと呼ばれている「反社会性パーソナリティ障害」の人は、こうした共感力がない人の代表と言えるでしょう。

倫理観がない人はサイコパスまではいかないまでも、それに近い特徴を備えている人です。

共感力が育つためには想像力が不可欠となります。

他人の気持ちを察することが共感力だとすれば、他人の気持ちを想像することができなければ共感力を持つことはできません。

倫理観がない人になってしまったのは最終的には想像力がかけているからかもしれませんね。

過去にうまくごまかせた経験がある

社会的なルールを守らなければペナルティを受けますが、倫理観がない人がルールを守らないのはそれまでうまくごまかしてきたからだと考えられます。

ルールを破ってもわからなければペナルティを受けないということを、身を持って体験してきたのです。

このごまかす方法はウソをつくということにほかなりません。

倫理観がない人がウソをつくのが平気なのは、ルールを破ってきたことをウソでごまかしてうまくいった経験を積み重ねているからです。

そのためウソをつくことが常態化してますますウソがうまくなって現在に至っています。

倫理観がなくなった原因の一つには、ウソをついてごまかすことに慣れてしまったからという点があります。

過去のトラウマ

子供の頃にいじめられたり、体罰を受けたりしたトラウマがある人は大人になってから同じことを子供にすると言われています。

こうしたトラウマが原因で倫理観がない人になってしまった可能性もあります。

過去にいじめを受けた人は、いじめの辛さを知っているので同じことをしないはずだと考える人が多いのではないでしょうか。

しかし、それはいじめを受けたことがない人の考え方であって、いじめの経験によるトラウマが強いほど、普通の感覚や考え方をゆがめてしまうと考えましょう。

倫理観がない人への対処法

倫理観がない人への対処法は一つしかありません。

それはなるべく関わり合いを持たず、近寄らないということです。

相手は倫理観がないのですから法律や道徳を無視した行動をすることも平気で、ウソをつくことも平気です。

一般的な常識人であれば太刀打ちができないどころか、自分もトラブルに巻き込まれてしまう可能性が高いのです。

職場にそんな人がいれば完全に避けることはできないかもしれませんが、極力仕事上仕方がない場合をのぞいて接触することは避けましょう。

倫理観がない人が社内のルールに反することをしたとしても、直接自分でそれを指摘することもやめたほうがいいでしょう。

逆恨みされて付きまとわれることもあります。

不正やルール違反を見つけたとしても、上司や関係部署に報告することにとどめておきましょう。

それもなるべく匿名が望ましいでしょう。

最近ではコンプライアンス(企業倫理)に対応して、内部告発が可能な窓口が設置されている企業も増えてきたので、そちらを利用するのもいいでしょう。

倫理観を身につける方法

過去のトラウマなどが原因で自分に倫理観がないのでは、と悩んでいる人もいるかもしれません。

そんな人はこれから倫理観を身につけることを考えてみましょう。

自分を好きになる

倫理観のない人は周囲の人を人としてみていない傾向があります。

だから自分の言動によって傷ついたり迷惑をかけたりしても平気でいられるのです。

これは自分を愛しているから他人を愛せないのではなく、自分の欲望に従っているだけで自分すらも愛していない状態と考えられます。

こうした倫理観のない人が倫理観を身につけるには、少なくても自分を好きになることから始めてみましょう。

倫理観がない人は自分が精神的に傷ついたときでも、自分で自分をいやすことができず他人に八つ当たりすることでストレスを発散してごまかしています。

先ずは自分で自分を癒やしたり満たしたりできるように努力してみましょう。

癒やされるのがどんな気持ちなのかを理解できれば、それを他人にもできるようになります。

つまり他人の気持ちを理解できる第一歩となるはずです。

ウソをつかない

倫理観がない人の特徴にウソをついても平気という点があります。

他人にウソをつくことが普通の感覚となっているので、先ずそれを矯正しなければいけませんが、今までウソをつき続けてきた人が急に誠実になることはありえません。

ウソをつかれてだまされるのがどんな気分なのかを自分で味わってみましょう。

その第一歩として他人の言うことをすべて信じてみてはどうでしょうか?

実際に自分がウソをつかれてみれば、ウソをつかれた人の気持ちが少しはわかるはずです。

場合によってはウソをついた人を憎んで復習しようと考えるかもしれませんが、そこで自分も今までウソをついてきたということを思い出してください。

あなたが感じている気持ちはあなたがウソをついてきた人も感じたことなのです。

倫理感を身につけるためにはウソをつかれる気持ちを理解して、ウソは良くないことだと認識することも重要です。

物事を客観的に見る

倫理感がない人は物事を主観的に見る傾向があります。

倫理感がない人は、自分の価値観だけで物事を判断するため客観的に物事を見たり、相手の意見を公平な立場で聞いたりすることができないのです。

倫理観がある人はルールや規範など物事を判断するために公平な基準を持っています。

そのため、自分と違う意見を言う人と会話をしていても、客観的に物事が判断できます。

しかし、倫理感がない人の判断基準は自分の考えやその時の感情なので、同じケースでも自分の都合に合わせて意見が違うことさえあります。

これでは周囲から信頼を得られることはありませんね。

むしろ不信感を抱かれるでしょう。

倫理観を身につけたいのであれば、物事を客観的に見るように訓練しましょう。

そうはいっても自分の主観だけで物事を判断してきた人が、いきなり客観的な判断をすることはできませんね。

もし意見が違う人と対立した場合には、一度相手の意見が正しいものとして考えてみましょう。

そうすると物事を違った目で見ることができるので、自分の意見とどのように違うのか客観的に見ることができるかもしれません。

このように常に相手の物の見方と自分の見方を比較していくことで、次第に客観的なものの見方を身につけることができます。

さらに、職場では考え方のベースになるのは食味既定だったり、マニュアルだったりするのでそれも熟読して職場での考え方をきちんと身につけておきましょう。

相手に対して反論する場合でもそうした根拠となるものを示すことで、相手の信頼も得ることができるようになります。

まとめ

倫理感がない人と接する場合は十分に注意をしないと、職場でのトラブルに巻き込まれることもあります。

倫理に欠ける人はあなたが思っている以上に危険な考え方をするかもしれません。

倫理感がない人の特徴をよく覚えておいて、なるべく回避するように心がけましょう。