言い返せない

言い返せない人の特徴・心理・対処法

言い返せない
なにも言い返せなくて悔しい思いしていませんか?

黙りこんでしまう自分が嫌になったことはありませんか?

口論になった時、言い返せない、意見を出し合う場で黙っていると相手の思うがままに状況が進んでいきます。

自分の気持ちは言い出せないままなので、モヤモヤを引きずってしまうばかりでストレスがたまっていきます。

「なぜあの時、言い返さなかったのだろう」とあとから悔やんでも仕方がありません。

ちゃんと自分の気持ちや意見をそのまま相手に伝えたい。

もう人の言いなりになんてなりたくない。

そこで今回は効果的に反論する方法をレクチャーしますので、最後までご覧ください。

言い返せない人の特徴

言い返したくても言い返せない人は臆病、自信がない、揉め事が嫌いという人が多い中、どんな特徴を持つのでしょうか。

気が弱い

気が弱い人は自分に自信が持てません。

声も小さいしなるべく目立たぬように過ごしています。

とても繊細な性格で些細な事でも非常に気にします。

自分が周りからどう思われているか。

これを言ったら相手はどう思うか人の顔色ばかりうかがっています。

平和主義者である

自分の言いたいことをハッキリと言えば、口論になったりトラブルに発展する可能性もあります。

言い返さないのは揉め事が嫌いでトラブルを避けながら生きる平和主義者だからです。

違う意見が飛び交っていたとしても、どっちの味方につくわけでもなく曖昧で逃げ腰になります。

言い返せない人は、どんな結果であろうと受け入れます。

自己主張がない

自分に自信がある人は堂々と意見を述べます。

自分はこうしたい、こう思うなど意思表示がハッキリしています。

しかし、自分に自信がない人は

「みんなと同じでいい」

「わたしなんかが意見していいのだろうか」

「でしゃばりだと思われないだろうか」

と自分の意見が言えません。

頭の回転が遅い

頭の回転が良い人は相手が何を言っているのか瞬時に理解して反論があれば物申すし、説得もできます。

賛成であれば受け入れます。

一方、頭の回転が遅い人はそもそも何を言っているのか理解できていないため、単に言い返す言葉がないだけです。

「言われなければやらない」「指示がないと動かない」いつも人に頼っている人です。

臆病である

言い返せない人は、自分から何かをしたり、提案するということは一切にありません。

責任やリスクが伴いますからね。

常に一歩引いている状態。

よく言えば譲歩する。

悪く言えば諦めている。

言い返せない人の心理

言い返すということは、最初は勇気の問題だと思います。

言い返せるものなら言い返したいですが、仕返しが怖いですし、

ケンカ腰で言い合いになるのもそれはそれで嫌です。

だから我慢しているのでしょうか。

それとも別の理由があるのでしょうか。

人の性格によって心理も異なりますので、それぞれ心理を紹介します。

ぐうの音も出ない

言い返せない人は、相手のいう事が正論でひとことも反論できない。

図星で言い返す言葉もない。

「おしゃべりする時間があれば他にあと一つ仕事できますよね」

「結婚できないのは仕事となにか関係ありますか?」

「結果が出ないのは能力不足だよね」

と相手に指摘されイラっともしますが、心当たりもある。

自分の間違いに気づき恥ずかしい思いもある。

でも、なんだか素直に聞けないのはなぜなんだろう。

圧倒されている

相手の勢いに圧倒されてしまい、その場の雰囲気にのまれてしまうということがよくあります。

相手がすごい剣幕で怒鳴ってきたらたとえ自分は間違っていないと思っていても普通はひるみます。

言い返せない人の大半は、相手の勢いについその場でうなずいてしまうもの。

負けるとわかっているから

反論したところで相手が一枚も二枚も上手。

言い返せない人は、

「どう考えても太刀打ちできる相手じゃない」

「言い負かされる」

と弱気だからなにも言い返すことができません。

ただ悔しい思いをしているだけです。

悔しい

言いたいことをズバズバ言うのも時と場合によっては問題ありだけど、言いたいことが言えないのはやはり悔しいです。

口論になって徐々にエスカレートしてきても、最後はいつも自分が折れる役目。

とても損している気分でやりきれない思いです。

穏便に済ませたい

言い返せない人は、「そこは違うんじゃないかな」と言って相手が反論してきたら、揉め事が大きくなったり長引くかもしれないのでそれは避けたい。

事を荒立てたくない。

自分が黙ってさえいれば穏便にすむと思ってなにも言い返しません。

ですが、モヤモヤだけはどうしても残っています。

穏便な人でも内心では不快な想いをしているけど、言い返す勇気がない。

それを表に出さないところはある意味、気遣いができています。

嫌われるのが嫌だ

人から好意的に見られたい、嫌われたくないと思うのは誰だってそうです。

言い返したいのはやまやまだけど、周りから嫌われないか気になって不安になります。

ですが、長い時間一緒に過ごしていればぶつかることもあるでしょう。

そこで言いたいことをぶちまけばかりでは嫌われて仲がこじれる可能性もあります。

最悪、人が離れていき孤立してしまう事も考えられます。

一人になった姿を哀れに見られるのはとてもみじめで嫌です。

そう考えたら言い返して嫌われるよりもちょっと我慢して仲間がいる方を選びます。

自信がない

言い返せない人は、

「合っているかわからないし..」

「間違っていたら恥ずかしいし..」

「勝てる気がしないし..」

と言った理由から黙っておこうとなります。

効果的なうまい言い返し方

言いたいことをズバズバいうと人間関係にもヒビが入りますし、仕事上、長く付き合っていかなければならない相手とはなるべく穏便に済ませたいもの。

だからと言って自分を犠牲にしてまで黙っている必要はありません。

対抗しろとは言いません。

最低限の対処法を紹介します。

事実を伝える

口論になると見境もなく攻撃する人がいます。

売り言葉に買い言葉で反撃しない。

感情に流されないように自分の悪かった点もちゃんと認めたうえでしっかり事実だけを伝えましょう。

そうすれば相手も「言い過ぎた」「わかってくれればそれでいい」と次第に落ち着いてきます。

声のトーンを同じにする

声の大きい人が勝つことが多い傾向にあります。

ほら、大声で怒鳴る人ってい威圧感があるじゃないですか。

ボソボソ声が小さい人は自信がないからです。

相手と同じくらいの声量でかつ冷静でいられることができれば相手は自分よりも弱い人間を狙っていますので、驚いて攻撃が減ってくる可能性があります。

相手の話をよく聞いておく

人は腹を立てて興奮すると勢いがすごいです。

圧倒されて言い返すことができないかもしれません。

ですかそんな時こそだから、矛盾した点があるかもしれないので、相手の言葉をよく聞いておいてください。

矛盾を見つけて冷静に指摘すれば恥ずかしさのあまり向こうから逃げていくでしょう。

周りを見渡す

「みんな見てますからあとで」のひと言が効果的です。

どうしても言い返せないという人はあたりをキョロキョロして「みんな見てますよ、やめてください」アピールをしてみましょう。

まとめ

自分は悪くないのに「すみません」しか言えずにいると「毎度なにかやらかす人」というイメージが定着してしまぬよう言うべきところはしっかり言い返す勇気を持ちましょう。