「たぶん」が口癖の人の特徴・心理・対処法

「たぶん」という口癖からわかる性格

みなさんは「たぶん○○だろう」「たぶん○○なはず」という言葉一回くらいは使ったことありますよね。

「たぶんこれで合ってるはず」

「たぶん行けると思う」

「たぶん大丈夫だと思う」

自分の言葉に100％の確信がない、自信が持てない時に多く使うのではないでしょうか。

「合ってるはず！」

「行けるよ！」

「大丈夫だよ！」と断定はしていない・・・

言われた方は「どっちなんだよ？」と戸惑います。

「おそらく」「一応」も似た意味で使う事があります。

「あの人は身なりが整っていて背筋がピンとしているからたぶん、○○だろう」と推測します。

「イベントには一応参加するつもりです」と応えます。

一応ってなに？

来るなら『一応』付けなくてもいいんじゃない？

それともまだわからないけどっていう意味？

う～ん100%は期待できないです。

期待や信用度が減ってしまいます。

このように曖昧に捉われる「たぶん」が口癖の人の特徴や心理に迫っていきましょう。

「たぶん」が口癖の人の特徴

「たぶん」が口癖の人は自信を持っているか持っていないかでまったく異なる性格をしています。

その特徴を詳しく紹介します。

【自分に自信がある】

人間観察が好き

「たぶん」が口癖の人は、人にとても興味があり、知らない人でもついつい人間観察をしてしまいます。

人の動きをよく見ていて外見や言動からどういう人間なのかをよく推測します。

頭の回転が速く観察力と洞察力が優れています。

自分の勘が当たると自分の才能が認められたような気分になり自信がつきます。

しかし、図に乗りすぎると「たぶんお前はそう言うだろうと思った」など一部反感を買い兼ねますので気を付けなければいけません。

【自分に自信がない】

◆人任せである

「たぶん」が口癖の人は、人に任せたものをあたかも自分がしたように提示した結果、他人から指摘されたり質問されても自分が把握していないためハッキリと断言ができません。

「たぶん大丈夫だと思います」「たぶん○○だと思います」とごまかします。

◆自己防衛本能が強い
ダメだとわかっていても現実になるとやはりショックを隠しきれません。

自信がない人ならなおさらです。

「たぶん落ちた」

「たぶんダメ」

「たぶん怒られる」

とあらかじめ予想をしていて現実になったときに「ほらね」「そうなると思ったんだよね」と自分へのダメージを最小限に抑えようとします。

「たぶん」が口癖の人の心理

否定も肯定とも取れない「たぶん」って便利な言葉なんです。

のちに言い訳できる余地を残しておける。

最悪、望まれた結果じゃなくても許される的な。

自信があってもなくても「たぶん受かる」「たぶん落ちた」と予防線を張りたくなるものです。

それでは詳しく深層心理に迫っていきましょう。

自己防衛

言いにくいような出来事がありました。

確信していても「間違っていたらごめん、たぶんあなたの彼氏、他の女の子と街を歩いていたよ」

「たぶん」をつけることでトラブルに巻き込まれても、確信を持って言ったわけではないので釈明できます。

自己防衛の一種だと言えます。

自信がない

「たぶん」が口癖の人は、自信のなさの表れです。

「もしかしたら間違っている可能性もあるよ」と常に最悪の事態も想定しているので「たぶん○○だ」とどんなことにも保険をかけてしまいます。

責任を負いたくない

誰だって自分のことを守りたい…。

責任を押し付けられたら嫌です。

「たぶん」が口癖の人は、「たぶん」と言っていけば100%ではないので、間違いを指摘されても断定はしていませんので、責任を負われる心配がありませんので、安心できます。

「たぶん」が口癖の人への対処法

相手に「たぶん」と言われて100%信用してはいけません。

期待するだけガッカリ度が増しますから。

再確認が大事

「たぶん」が口癖の人に質問をして「たぶんそれでいいと思う」と言われたら、「ミスするといけないので確認してきますね」と言って他の人や上司に質問をしなおしたらいいと思います。

相手はどう思うでしょう。

「私、信用されていないんだ」と思うかもしれませんね。

まあ仕方のないことですが、ミスを引き起こす可能性があるよりはマシです。

やんわり指摘する

口癖は自分では気づきにくいものです。

雑談のときにでも「○○さんってたぶんがが口癖ですよね」とまずは気づいてもらうことです。

「もっと自信持ってくださいよ」って言ってみててください。

これならば相手も傷つかずすみます。

まとめ

以上、「たぶん」が口癖の人についてまとめました。

人の口癖には無意識のうちに出るもので、その人性格も表れているものです。

相手の口癖にいち早く気づくことができれば、こちら側もストレスが大きくなる前に早めの対処を取ることで

ストレスが軽減できるかもしれませんね。