一匹狼

一匹狼の特徴・心理・対処法

一匹狼

一匹狼とぼっちの違いってなに?

どちらも『ひとり』には変わりありませんが、“一匹狼”と“ぼっち”は全然一緒ではありません。

よくクリぼっち(クリスマスに独りぼっち), ぼっち飯(一人飯)という言葉が使われていますね。

友達がいない人や誰かといたいけど相手がいない時をぼっちと言います。

周りが「あの人ぼっちで可哀想~」という目で見ているのです。

一匹狼は集団に群れずに単独で行動を好む人です。

仕事上では最低限の付き合いはするが、寡黙で控え目といった感じです。

飲み会の後、皆が「次、二次会行こー!」と盛り上がっている中、お先に失礼します」とさっさ帰る人です。

男性に多く、クールでカッコイイというイメージが持たれますが、それは人によりけりです。

イケてる人がさっさと帰宅してしまうと状況によっては「一匹狼だね~」で済みますが、これがどうでもいい人だと「付き合い悪いなー」で終わります。

女性の一匹狼は仕事がデキるイメージがあります。

周りに合わせることなく単独で行動する一匹狼の特徴や心理を紹介していきますので、これを読めばなぜ人との付き合いがないのか知る事ができるでしょう。

一匹狼に共通する特徴

一匹狼は我が道を貫いて生きているタイプの人が多い。

男性にも女性にもいます。

印象はモテる、冷静沈着、ツンデレ、冷たいなど良くも悪くも取れます。

一匹狼の共通点と言えば“ひとり”です。

それではどんどん一匹狼の特徴を挙げていきますので、あなたは一匹狼だと思われていないかチェックしながら見てください。

単独行動を好む

一匹狼はワイワイガヤガヤ集団行動が苦手です。

どこのグループにも属さないで自ら単独行動に出ます。

時と場合によってはノリが悪いと思われても仕方がありません。

人に流されない

一匹狼は典型的な性格として決して人に流されないタイプです。

「いいじゃん少しくらい」と誘われてもキッパリ断る事ができる人です。

他人に惑わされたりしません。

自分の意見を持っていてそれをきちんと貫こうとする傾向にあります。

時には周りから頑固で融通が利かないとも捉えられます。

協調性がない

“協調性”とは異なった環境や立場が違う者がいても譲り合って協力することができることを指します。

「自分の意見が絶対、正しい!」「こうでないとダメだ!」と自分の意見を押し付けたりする人はチームの輪を乱します。

一匹狼的な存在の人はそもそもどこのグループにも属そうとしないので協調性がない人だと言えます。

友達が少ない

一匹狼は友達がいないわけではないですが、自分から友達作りはしようとはしません。

その人のことが嫌いなわけではありません。

本当に信頼できる友達1人いれば十分だからです。

しかし、自分のことを気遣ってくれる人に対しては、次第に心を開いていくでしょう。

自分が心を開いた人に関しては、とことん信頼を築いていきます。

コミュニケーションが苦手である

一匹狼は人と接しないために人に慣れていません。

人の気持ちを読み取ることもできないので周りとのコミュニケーションがうまくいっていません。

自分から話しかけることはなく、話しかけられても最低限の返答しかできせん。

人に興味が無い

一匹狼は必要以上に他人をあれこれ詮索などしない人です。

人が何をしてようと何を言おうが他人に興味を示さない人だからです。

一見冷たい人に見えますが、「あの人はこうだから関わらない方がいいよ」などの入れ知恵にも動じません。

他人の悪口も言いません。

必要であれば付き合う、そうでなければ付き合わない、しっかりオンとオフを切り替えています。

自分に自信を持っている

一匹狼は自分の生きざまに誇りを持っています。

成功体験も多く、しかしそれを自慢することなく更なる努力を重ねる人です。

そこが大きな魅力のひとつであります。

寡黙である

一匹狼は口数が少なく自分の話をしない人です。

聞き役が多く、プライベートな話はもちろん、生い立ちや恋愛話など一切、謎に包まれたままです。

「休みの日は何をしているんだろう」

「恋人はいるのだろうか?」

「好きなタイプは?」

と知りたい事はたくさんあります。

まぁそこがミステリアスで惹かれる部分なのかもしれませんね。

正義感が強い

一匹狼は不正が許せない、見逃せない、理不尽な出来事に一人でも立ち向かう勇気と正義感があります。

納得がいかないことがあれば上司であろうとガンガン噛み付くこともできます。

一匹狼の心理

一匹狼はなにぶん多くを語らない人なので、みなさんも何を考えているのかあまりわからない一匹狼の心理を知りたくないですか?

これを知ったら「なるほど~」と納得がいくかもしれません。

見方が変わって接しやすくなるかもしれません。

友達は要らない

一匹狼は無理して友達を増やそうとは思っていません。

「わかってくれる人だけわかってくれればいい」

「信頼できる人が1人でもいればそれで十分」

というのが一匹狼のスタイルです。

だからと言って近寄ってくる人を邪険に扱ったりはしませんので、嫌われているかもなどと心配はご無用です。

好き嫌いがハッキリしている

一匹狼は自分はこうでありたい、将来はこう生きると明確に決めています。

ですからできないことはできない、したくない事はしないと好き嫌いがハッキリしています。

他人に時間を取られて自分の時間を邪魔されたくないですからね。

信用しない

一匹狼は人を簡単に信用しません。

自分が人に興味を示さない分、人も自分に寄ってくる人間は何かしら魂胆があってのことだと疑っているからです。

別に人に頼らなくったて今まで一人で生き抜いてきたのだから困難を乗り越える力や知識は十分備えています。

中にはひどい裏切りを受けた人もいるでしょう。

自分以外、家族であろうと人が信じられなくなって単独行動を取るのです。

人に合わせるのが面倒くさい

人と付き合えば、自分の思い通りに行かない事や我慢しなければいけないことが多少でてきます。

それが複数ならなおさら意見が合わない事や揉め事もしばしば。

一匹狼でなくても面倒くさいです。

だから、一人だと自由に過ごせます。

誰にも気兼ねする事なく自由に好きなだけ何でもできます。

その方が断然楽です。

理解してくれる人がいい

一匹狼な人は芯がとても強く思った事を貫こうとする生き方をしかできませんので、周囲から理解が得られません。

恋愛にしろ、プライベートにしろ、自分を理解できる人でないと付き合いは難しいです。

自分を変えてまで付き合おうとは思いません。

無理強いも嫌です。

たとえ良い人が表れたとしても理解してくれないとわかると付き合いをやめてもいいと思います。

一匹狼な人との付き合い方

一匹狼な人に話し掛けても「冷たくあしらわれるんじゃないか」とか「断られるんじゃないか」とか近寄りがたいですよね。

そうですね、基本、一人でいることが好きですから断る事もあるでしょう。

でも決して周りの人を嫌っているわけではありませんから、ご安心ください。

最低限の付き合いはできます。

ただしつこい誘い方は誰だって嫌です。

ほどよい距離を保ちつつ、適度なコミュニケーションが一匹狼な人には好まれますので覚えといてほしいです。

仕事上ではリーダーや指導者の立場に向いています。

「みんなと同じ所に行って、同じことをしていれば安心」そういう気持ちを持った人が多い中、一匹狼の人は自分の意思をしっかり持っています。

人に流されず、どんな時でも落ち着いて冷静な判断が出来ます。

口も堅い人が多く信頼が持てますのでぜひまとめ役に抜擢してみてはいかがですか。

まとめ

以上、一匹狼についてまとめました。

グループに頼らなければ生きていけない人に比べ、一見、孤独や寂しさを抱えて生きているように見える一匹狼でも平気な人は、失敗を恐れず自分のやりたい事に挑戦する機会が多いです。

たとえ失敗して他人から何を言われても、関係なく自分が思った通りに突き進む生き方に胸を張っていきましょう。