みんなが口癖

みんなが口癖の人の特徴・心理・対処法

みんなが口癖

「みんなやってる」「みんな言ってる」は信用できるor信用できない?

「みんなやってる」「みんな言ってる」一度は言われたことありませんか?

あるいは言ってませんか?

「みんなだってやっている」と思えば自分は悪くない。

むしろ安心する。

そういった感覚に陥ってませんか?

みんなと違う意見を言う人には「みんなこう言ってるわよ?あなたの方が間違っているんじゃないの?」

と否定する。

ところで「みんな」って何人から?

「みんな」って誰ですか?

本当にそこにいる全員から聞いたんですか?

いえいえ、自分の周りに3~4人いればそれはもうみんなに当てはまるようです。

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『赤信号みんなで渡れば怖くない』

かつて北野たけし氏が言って流行語になった言葉があります。

間違っていることでもみんながいれば怖くない。

集団になれば平気でできるということです。

信号が赤だから渡ってはいけない

でも急いでいるし、車も来てないし、渡りたい(この時はまだ理性を抑えている状態)

が、隣の人がまだ赤なのに渡り始めた….!!(自分も渡りたいと思ってたところだと同調する)

すると数人が渡り始めた(自分だけじゃない、みんなやってるから大丈夫と安心・正当化する)

「みんな」が口癖の人の特徴・心理を紹介しますので、惑わされないように付き合い方も紹介します。

みんなが口癖の人の特徴

「みんな」が口癖の人はどういう人なのか特徴を挙げていきますので、自分は言っていないか

改めてチェックしてみてください。

口が軽い

みんなが口癖の人は、お調子者で口が軽いくてうわさ話が大好きです。

「みんなも言ってるから自分だけが悪いんじゃない」と言って、開き直る欠点があります。

噂話が好きな人はたくさんいますが、徐々に信頼を失っていきます。

ほどほどにしないと。

便乗する人もいるでしょうが、それはその場のノリに合わせているだけ。

人の噂話をするってことは自分のいない所でも言われているわけですよ。

今後確実に警戒されます。

人のせいにする

みんなが口癖の人は、嘘は言っていないのですが、なにぶん自分に自信がない。

何かを伝えたい時、何かあった時、一人じゃ不安なので人の名前を出します。

「あの人もこの人もみんなそう言っていたからそうだと思った」と本心を語ったつもりでも他人から見れば半ば人のせいにしているように捉えられます。

責任転嫁する

みんなが口癖の人は、口が達者で言い訳も多いです。

責任転嫁する悪質な人もいます。

自分ひとりが噂話やデマ情報を流しているのに、「みんなが」と付け加えることで責任逃れをする人です。

「みんなが言っていた」ということで無関係の人まで巻き込みます。

あとは「誰が言ったのかは忘れた」「自分はみんなから聞いただけ」の一点張り。

過信している

みんなが口癖の人は、自分の意見は常に正しいと思っている人です。

だから自分に意見する人が嫌いです。

「みんなもそう言っている」と自分の意見に合う人だけにスポットを当て熱弁を振るいます。

自分の考えに合った情報しか受け付けないというわけです。

特に誰が言っているのかを重要視しています。

例えば影響力がある人の意見はもっともだとか政治家のいう事は絶対に間違いないとか。

意見というのは人それそれ考え方がまるで違う人もいることを完全に無視しています。

視野が狭く自分の考え方が一般的だと思い込んでいるんですね。

みんなが口癖の人の心理

「みんな」が口癖の人の心理は

自分が発信源だとバレたくない

ビッグニュース噂話は誰かに言いたくてウズウズするもの。

でも確定じゃない話を広げるのはちょっと..

例えばこんなふうに

A:「○○部署の△△さん■■円横領したらしいよ」

B:「え??!なんでそんなことまで知ってんの?」

A:「だって、みんな言ってるよ」

とあくまでもみんなってことにして自分が情報を漏らしたことはバレたくないので発信源を曖昧にします。

説得させたい

自分と違った相手を説得させたいときに

「これは私だけの意見ではありませんよ。みんなが言っているんですよ」

「みんなの意見を代弁しているんですよ」と相手を説得させるために大勢の見方が自分にはいるという自信の表れです。

安心したい

「みんなも言っている」

自分が決めたことではなく、みんなが決めたことにして安心感を得ています。

一人よりも二人。

人は自分の見方が多ければ多いほど安心するものです。

仲間を増やしたい

「みんな」という武器を使って集団心理が働くと過激な行動に出る傾向があります。

『赤信号、みんなで渡れば怖くない』というように、仲間がいる事で罪の意識が薄れています。

影響力のある人の名前を出す

たとえみんなじゃなくても影響力のある人の名前を出したら相手も納得するだろうと思ってます。

A:「それはやめた方がいいってみんな言ってるよ」

B:「みんなって誰だよ?!」

A:「(影響力のある)○○とか..」

B:「一人かよ!」

A:「でも○○でさえ無理だったんだからやめた方がいいよ」

B:「そうか..]

批判している

やっていることがめちゃくちゃ。

自分にはそんな真似できないけど、でもちょっとだけ次から次に女ができるやつがうらやましい気もする。

警告と見せかけて

C:「お前、3股かけてるんだって?」

D:「みんな知ってるぞ、女子社員からの評判悪いぞ!気を付けろ!」

C:「誰が言ってんの?」

D:「教えるわけねーだろ」

この場合、誰も言ってないにしろ、「誰誰が言っている」とは言わず、Cは秘密は守ってますみたいな状況になるのでDの酷評をただ言いたかっただけ

みんなが口癖の人への対処法

なんとなく腑に落ちない「みんな」ですが、みんながみんなではないのです。

みんなって言えば自分が少数派になっている気がします。

この「みんな」に惑わされないようにしっかり自分の意思を持つことは大事です。

もしも、周りの誰かに「みんなこうだぞ」と言われたら定番な答えですが、

「みんなって誰?」と返してみましょう。

もちろん

「社員のほとんどだよ!」

「ここにいるみんなだよ」

「○○と△△とほか数人いるよ」

と固有名詞をすぐに出せる人もいますが、

中には個人的意見で言う人もいますので、とっさには名前が出てきません。

気にする必要はありません。

しかし、よほどの屁理屈を言う人でない限り、多くの人は「みんな言っている」と言われたら、自覚があるので「へー」と受け入れちゃうんですね。

攻撃的な言葉だとわかっているからです。

まとめ

改めて振り返ってみると筆者も使っています。

子どもも使っています。

「みんな持ってるから自分もほしい」って。

だいたい「みんな」って自分の周りだけなんですよね。

「みんな」って自分の味方につけるように都合よく使える言葉ですね(笑)