難しい言葉を使いたがる

難しい言葉を使いたがる人の特徴・心理・対処法

難しい言葉を使いたがる

やたらと難しい言葉を使ってドヤ顔してる人って痛いよね。

まるで覚えたての言葉を早く使いたいかのようにやたらと難しい言葉を並べる人がいます。

本当にコミュニケーション力が高いのであれば、相手の立場に立ってわかりやすく説明してくれます。

専門用語を使う時があったとしても「つまりこうゆうことだよ」と付け加えてくれますので、わかりやすいです。

ひとつ勉強になりますね。

難しい言葉を並べるだけの人はドヤ顔で見下すなど周囲からは不評です。

会話もスムーズでらないため、イライラするし場合によっては困惑します。

難しい言葉を使いたがる人の特徴・心理・対処法まで紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

難しい言葉を使いたがる人に共通する特徴

人に説明する時は相手にわかりやすくやたらと難しい言葉を使いたがる人はカッコつけたいと思っているところが共通しています。

難しい言葉を使いたがる人はどんなふうに見られるのでしょう。

特徴を挙げていきますので、自分はそうでないかチェックしてみてください。

ビジネス用語・専門用語を使う

難しい言葉にビジネス用語・専門用語・業界用語・横文字をやたらと使いたがります。

東大卒やら帰国子女ならともかく、いずれも少々かじった程度で、披露する時が来たらドヤ顔になります。

そして話がややこしくなります。

「結局、こうゆうことでしょ?」と遠回りしないで簡潔に言った方が話がスムーズです。

抽象的な言葉を使う

意識高い系と言われているワードのひとつとして

A:「承認まであとどのくらいかかりそう?」

B:「アグリーが得られるまであと数人です」

この難しい言葉を使いたがるBさんの返事には2つ「ん?」って思うところがあります。

まず1つは「アグリー」という単語です。

ビジネスマン以外は日常生活ではあまり使いませんので、認知度が低いかと思われます。

そして2つ目は『数人』という抽象的な言葉です。

抽象的な言葉を使うと人によっては2~3人と思う人もいれば4~5人と解釈のズレが生じますので、具体的な数字が的確かと思います。

意識高い系である

難しい言葉を使いたがる人は、自分が知っている知識や勉強したことを披露するのはいいのですが、自信過剰であるところがマイナスポイントになります。

プライベートでもいつでもどこでもMacbookを開く、スケジュール帳をこれ見よがしに広げて時間がないアピールをする、知ったかぶりをするのが意識高い系の残念なところです。

本当に意識が高い人は自慢などしません。

自分にも厳しく常にストイックに自分の理想像を追いかけています。

見栄っ張りである

難しい言葉を使いたがる人は、知らないのに知っていると言う、素直じゃない性格で見栄っ張りです。

覚えたての単語をベラベラしゃべって間違って使用すれば笑い者になるというのに。

上から目線である

難しい言葉を使いたがる人がちょっと難しい言葉を知っているからって上から目線で人を見下していては、せっかくの多彩な知識が残念です。

「前にも教えたよね」

「いつになったら覚えてくれる?」

「わたしは1回でできた」

「できないなんてあり得ない」

といった言い方を改善すればみんなから頼られる存在間違いなし。

難しい言葉を使いたがる人の心理

なぜわざわざ難しい言葉を選んで話したがるのでしょうか。

そんなに人を見下したい?

そんなに自分に自信があるの?

隠された心理を紹介していきます。

カッコよく思われたい

男女ともに人からよく思われたいと思うのは自然な感情です。

特に異性から「すごいですね、よくそんな言葉知ってますね」と言われたら鼻高々になるのも無理はありません。

難しい言葉を使いたがる人は、

「こんな専門用語みんな知らないでしょ?」

「難しい言葉使っている俺ってカッコよくね?」

と自分に惚れ惚れしています。

デキる人に見られたい

難しい言葉を知っている人は知識があり、一見、頭が良さそうに見えますよね。

どちらかと言えば男性の方が難しい言葉を使いたがる傾向が多いです。

しかし、難しい言葉を使う頻度が多いと何言ってるのかさっぱり頭に入ってきません。

その言葉の意味を聞いてくるのを待っているのでしょう。

そして説明したい。

物知りだと思われたい承認欲求のひとつです。

要点をまとめシンプルかつ丁寧に話す人の方がよっぽど知的です。

マウントを取りたい

マウントを取らない人はたとえ専門用語を使ったとしてもそのあとにわかりやすく説明してくれます。

ですが、マウントを取りたい難しい言葉を使いたがる人は

「そんなことも知らないの?」

「誰だって知ってると思った」

「ごめん、ごめん、こんなこと言っても君にはわからないか」

「言ったってわからないよ?」

「君って話が通じないよね」

とあざ笑います。

君たちとは違うという優越感を味わいたいだけです。

自信過剰

難しい言葉を使いたがる人は、「自分はその辺の人とは違う」と自己評価が非常に高いです。

「平凡すぎる言葉は自分には似合わない」「凡人と一緒にされたくない」とプライドも高く難しい言葉で周りを圧倒させています。

あ然としている姿が優越感に浸れるときです。

自己満足である

どんなに中途半端で終わっても自分が満足だと感じたらもうそこで終わってもいい。

他人には理解できなくても「誰が何と言おうと自分が良ければそれで良い」という自己満足にすぎません。

見下されたくない

自分の周りにハイスペックな人ばかりいたらどうでしょう。

わからないことがあれば自分で調べて知識をつけることはいいことですよね。

でも難しい言葉を使いたがる人は、陰でバカにされたくない一心で一生懸命周りに合わせようと背伸びしてあえて難しい言葉を使って自分も対等に見られるよう装っています。

難しい言葉を使いたがる人への対処法

専門用語や横文字といった難しい言葉を使う人には「○○って言い方がわかりやすくない?」と言いたくなりますよね。

上から目線でちょいちょい小バカにしてくる感じがムカつくしどうすればいいのでしょうか。

難しい言葉の使い方が正しくなかった場合

難しい言葉を使いたがる人の言った言葉が使い方を間違えていたら滑稽ですよね。

知っている言葉だったら「それってこういう意味だよ?」と即座に突っ込んで訂正できたらスカッとしますね。

質問する

難しい言葉を使いたがる人には、本当に意味を知っているのか確かめるために「それってどういう意味?」と質問してみましょう。

うまく答えられないようであれば、「わからないなら別にいいよ」「○○さんなら知ってるかも」とあっさり斬るに限ります。

恥ずかしめにあって今後引け散らかすことが少しは減るでしょう。

難しい言葉を使うたび話を遮って質問していれば、めんどくせーと思われて普通の話ことばに戻るかもしれません。

まとめ

難しい言葉を使いたがるその根本たる原因として、見栄や劣等感からくるものばかりだということがわかりました。

本当に賢い人ならば、誰にでもわかりやすい説明を心掛けるものです。

確かに難しい言葉や横文字を使っていると知的に見えてかっこいいですよね。

真似したい、披露したい気持ちはわからないでもないです。

要は使い方の頻度と使った後のサラッとした説明があるかないかでまったく違ってきます。

ドヤ顔で自慢したり見下さなければOKということです。