先輩ぶっている

先輩ぶっている人

先輩ぶっている人の特徴・心理・対処法

やたら先輩ぶる人がうざい!

頼りになる先輩もいれば、年上だからって偉そうな態度を取る先輩もいますね。

長く一緒に仕事をしていれば、時には年齢関係なくさまざまな場面で不平不満も出てくるものです。

「早くしろ」

「あれまだか」

「今日中にやっとけ」

「いいから俺の言うとりにしろ」

「誰に向かって口きいてんだ?」

と命令口調ばかりで先輩ぶらないとやってられないのでしょうか。

あなたのまわりにいる先輩ぶる特徴や心理と比べてみてください。

先輩ぶっている人の特徴

新人が入ってくると自分は先輩になりますね。

お手本になる先輩になりたいと意気込むのはいいのですが、あまり張り切りすぎると先輩ぶってというふうに見られてしまいます。

どんな人がそう言われるのか特徴を挙げていきます。

新人が入ってきたら張り切る

新入社員は右も左もわからない状態です。

頼りになるのはやはり先輩です。

そんな時にやたらと張り切る人がいますね。

教育係でもないのにあれこれ指導したり、指示を出したりと先輩ぶります。

勤続年数が長い

勤続年数が長い人はいわばベテランで仕事もできるでしょう。

『能ある鷹は爪を隠す』という言葉がありますね。

優秀な人ほど偉そうにしないという意味です。

勤続年数が長く仕事もできる人は魅力的ですが、ひけらかすのはマイナスポイントになります。

年齢が上である

年齢も社会経験も知識も上!との自負心を持つ厄介なのが年上後輩。

中途入社だけど、ただ年齢が上なだけで先輩ヅラする。

このような人は序列を無視しています。

上から目線の指示を出す

先輩ぶっている人は、

「お前はこうした方がいいよ」
「こうした方がお前らしいよ」

これをアドバイスと取るか。

余計なお世話だと取るか。

偉そうにしている

ちょっと先に入社したからって

「先輩として言わせてもらうけど」

「そんな事もわからないのか」

ちょっと仕事ができるからって

「自分が新人の頃はもう少しスピード上げて仕事やってたけどな~」

「これだからゆとり世代は・・」

と上から目線で物を言います。

自慢してくる

営業成績を自慢したり、商談のまとめかたなどを聞いてもいないのに延々とアドバイスしてくる先輩は確かにウザイ!

仮にアドバイス通りやってそれで商談がうまくいかなかったら、「自分のせいではない」と知らん顔。

結局は自慢したかっただけ。

先輩ぶる人の心理

「先輩だから」と言われれば、後輩にとってはどうしようもできない壁です。

一概に先輩といっても年上だけが先輩とは限らない場合があります。

「年齢は自分の方が上なんだけど、職場では新米だし」と思う謙虚さがあればいいんですが、やたらと先輩ぶる人はどんな時でも偉そうにしています。

今まで自分が一番下っ端だったのがやっと新人が入ってきたことにより自分が先輩になったのがうれしいというのもあり、やっと自分の存在価値を発揮できるので張り切ります。

手取足取り指導して自分の能力をアピールしようとします。

先輩としてのプライドがある

先輩ぶっている人は、後輩の前で恥をかくのだけは避けたい。

自分の主張に無理があると感じつつも、自分のミスは非を認めることができません。

先輩としての意地とプライドがあるからです。

正論で返せば「オレがこの会社で何年やってきたと思ってんだよっ」と逆ギレします。

優越感を得たい

人に頼られるというのは時にはうれしいものです。

自分にしかできない事を数ある中から選んでお願いしに来たわけですから、頼られた方はうれしいです。

しかし、頼んでもいないのに自分から歩み寄ってくるのは

「力になってあげるよ」と言うのは

「他の男性に見せつけてやりたい」

「女性から頼られているところを見せびらかしたい」

という気持ちの表れです。

役に立ちたい気持ちがある

手伝ってほしいと言わなくてもさりげなくフォローしてくれる先輩だとしたら、かっこいいですね。

感謝される場面があるかもしれません。

役に立ちたい気持ちがあるのは間違いないのですが、人材育成とはいえ「お前が成長できたのは俺のおかげだよな」と恩着せがましいのは論外です。

カッコつけたい

カッコ悪いとこを見られるより誰だってカッコいいとこを見せたいですよね。

自分を見直してほしい、認めてほしいと常に思っているからこそ仕事してますアピールで先輩ぶります。

仕事ができる後輩が怖い

「まだ君にはこの仕事は早いよ」と上から目線で言う先輩は

「いつか追い越されるのではないか」

「仕事を取られるのではないか」

と仕事ができる後輩を恐れています。

だから自分の仕事を教えたくない、引き継ぎたくないと思っています。

先輩ぶる人への対処法

先輩ぶる人って後輩からしたらウザイでしかないですよね。

たとえそれが善意であっても。

ではどう対処すればいいのか?

うまい交わし方を2つ紹介します。

やたらアドバイスしてくる先輩には経験豊富な先輩のアドバイスはありがたいですが、自分の方針と違ったとき意見しにくいですよね。

ですが、そこで否定してしまうと先輩の立場もありますし、仲がこじれる可能性があります。

そんな時は

「ありがとうございます」

「勉強になりました」

とお礼を述べた上で「自分の力で試してみます」とひとことだけでいいのです。

否定も肯定もしない。

さりげなく交わすことができます。

距離を置く

先輩ぶっている人には、自分から話しかけない。

近寄らない。

一度、聞き役になってしまうと、自慢大会になります。

最低限、仕事関係の会話だけに留めて話が済んだらすぐその場を立ち去りましょう。

もしも捕まってしまったら、過去に言ってた話と矛盾点がないか、矛盾点があったらすぐさま「前はこう言ってましたけど?」と指摘することで「こいつは黙って聞いてくれる奴じゃないんだ」と無駄話が減る可能性があります。

まとめ

以上、先輩ぶる人についてまとめました。

『先輩』という言葉を初めて使うようになったのは中学生になってからだと記憶していますが、
自分が2年生に進級して同じ部活に入部してきた新1年生に「先輩、○○ですよね」と初めて敬語を使われた時はうれしさがあったのを覚えています。

先輩に対して自分が先輩ぶっていると思ったことはありませんでしたから、先輩ぶったつもりはありませんでしたが、今こうやって改めて考えてみるとしつこいアドバイスなどは先輩ぶっていると見なされるのではないでしょうか。

先輩・後輩関係はどこに行っても続くものだし、気を付けたいと思いました。