何で?が口癖

何で?が口癖の人の特徴・心理・対処法

何で?が口癖

なんで?が口癖の人

「なんで?」とは不思議・疑問に思ったとき使います。

「どうして?」も同じ意味を持ち、日常生活で多く使われます。

子育てをしていていれば好奇心旺盛な子どもがいたら必ず1日何回もなんで攻撃にあいます。

「なんで○○するの?」

「なんで今おやつ食べたらダメなの?」

「なんで寝ないとダメなの?」

「なんで人を指差したらダメなの?」

と、なんでも気になることは聞いてきます。

筆者も子どもの頃、何を言ったのかまでは覚えていないけど、親になにか聞いてたんでしょうね。

「大人になればわかる」とだけよく言われたのは言葉としてしっかり覚えています。

子どもとしては納得いかなかった記憶があります。

また親は親で

「なんでそんな事したの!」

「なんで片づけしないの!」

「なんで勉強しないの!」

と、頭ごなしに決めつけていたのではないでしょか。

声を張り上げても子どもは素直に「わかった」と返事するわけがありません。

大人も同様、「なんで?」が口癖の人もいます。

「何でやったの?」

「何でそうしたの?」

「なんでそれにしたの?」

「なんでって言われてもね…」

別の使い方もあります。

「なんで?」って口癖の人が正直うざいって人のためにうまく交わす方法をレクチャーしますので、まずは特徴・心理から見ていきましょう。

「なんで?」が口癖の人の特徴

「なんで?」には疑問に思った時に使う時と抵抗がある時に使います。

使い方次第でその人の特徴がわかりますので紹介していきます。

好奇心旺盛である

何で?が口癖の人は、なんにでも気になったもの、目に入ったものには興味を示します。

熱しやすく冷めやすい傾向がありますが、とりあえずスルーすることができないタイプは何でも一度は試してみます。

話を聞いていても

「え?なんで?」

「なんでそうなるの?」

悪気はないのでしょうが、少々うっとうしいです。

子どもっぽい

素直じゃないとまでは言いませんが、質問に一回で答えないところは少々幼稚で意地悪にもみえます。

A:「○○さん、あの資料どうなった?」

B:「なんでですか?」

A:「いや、まだかなと思って…」

B:「できてますよ」

A:(できてるなら最初からそう言えばいいじゃん)

 

A:「今日デートなの?」

B:「なんでですか?」

A:「いや、おしゃれしているから」

B:「違いますけど」

 

A:「今夜、仕事終わり飲みにでも行くかー」

B:「なんでですか?」

A:「なんでって…週末だしパーッと」

B:「今日は用事があります」

いちいち「なんでですか?」と聞き返さなくても聞かれた時点で「はいorいいえ」で答えたらどうなの?と思いますよね。

問題を追及する

ミスや間違いがあった時にわかりきった問題をしつこく追求します。

「なんでミスしたの?」

「なんでこうしなかったの?」

「確認はしなかったの?」

「なんでそうなるの?」

「なんで知らないの?」

起こってしまってからいくら責めても結果は変わらないのに相手は反論もできません。

つまり相手を攻撃する言葉だと言えます。

責めてばかりいるより原因を追究したら再発防止の対策を打つほうが先決です。

もったいぶる

こちらが質問しているのに「なんででしょう?」と返す人はもったいぶる人です。

主導権を握りたがってもったいぶって話を前に進めない人っていますよね。

何でが口癖の人は、相手をじらしたり反応を楽しむ人です。

嫉妬深い

恋愛感情で言えば

彼女:「来月の同窓会に参加してもいいかな?」

彼:「なんで?」

彼女:(行きたいから言ったのであってそれ以外に理由ある?)

 

彼:「なんでその服にしたの?」

彼女:「着たいから(のほかに理由がある?おかしいって言いたいの?)」

何で?が口癖の人は、行くな、着るなとは言わないが圧をかけて意地悪な返しをします。

「なんで?」が口癖の人の心理

「なんで?」が口癖の人に逆に聞いてみたい。

気になる口癖の心理を挙げていきます。

わからないから

何で?が口癖の人は、「○○さんって~だよね」「え?なんで?」と普通に疑問に思います。

当たってたらドキッとするし、違ってたら「なんでそうなるのか?」単純にわからないので聞いているのであって、なぜその言葉が不快になるのかわからない。

答えたくない

答えたくない質問には「なんで?」って返しています。

「なんでそんな事聞くの?」って答えたくない質問には黙り込むか不機嫌になります。

「答えたくないんだからこれ以上は察して」って感じです。

それでも根掘り葉掘り聞いてくる人にはもう付き合いきれません。

反論する

A:「このアイデアでいこうと思っている」

B:「なんでだよ!それアンケートでも不評だったじゃないか」

 

A:「この件は俺に任せて」

B:「なんでだよ!この前失敗したじゃないか、お前じゃ無理」

 

A:「お前はダメ」

B:「なんでお前はよくて俺はダメなんだよ!」

何で?が口癖の人Bは、納得がいかないとすぐに感情的になり相手の意見にダイレクトに反対/否定します。

拒否したい

何で?が口癖の人は、頼まれ事をされた時に拒否したい。

「え?なんでわたしがしないといけないんですか?」

「なんで私ですか?他の人じゃダメなんですか?」

と抵抗を感じています。

どうしてもというときは渋々引き受けることもありますが、言うだけ言ってあわよくば逃れられることが期待できます。

しかし、この手のタイプは周りから嫌われますのでご注意を。

理由を聞かないと気が済まない

何で?が口癖の人は、

「なんでしたくないの?」

「なんでそれにしたの?」

「なんでこれじゃないとダメなの?」

と。とにかく理由を聞かないと気が済まない人です。

後ろめたいことがある

聞かれて「なんで?」と聞き返すのは後ろめたいことや隠し事があるため。

バレたらマズイ事があります。

「なんでそういう事聞くの?」とバレていないか探ろうとしています。

中には、かまをかける人もいますからね。

内心ハラハラですが、表情を変えずに平然を装います。

詮索されたくない

何で?が口癖の人が質問に「なんで?」と返すのは面倒くさい、答えたくないからです。

「なんであなたのそんな事話さなきゃいけないのか」

「なんで詮索されないといけないのか」

「なんで友達でもないのに」

と答える必要はないと不快感を示します。

「なんで?」が口癖の人への対処法

素直に疑問形で聞いて来るならば問題ないのですが、相手を否定するような口癖は直していかないとお互い人間関係に疲れます。

一旦相手の意見を聞く

「なんでそうなるの?!」

頭ごなしに否定していては相手も納得がいきません。

グラスを直接床に落とすようなもの。

当然、割れてしまいます。

反対意見を言いたいのであれば、まずは「クッション」で受け止めて衝撃を和らげます。

「なるほど。そういう意見もある」

「それは思いつかなかった。

じゃあこのやり方はどうだろうか?」

一旦相手の意見を受け入れることで自分の意見が言いやすくなり、お互いケンカ腰にならずにすみます。

指摘する

相手はいつもどんなときでも「なんで?」と最初に聞いてくるのが面倒くさい。

その口癖にストレスを感じている人は指摘しないと気づいてもらえません。

「いつもなんで?って聞いてくるけど単純に疑問に思ったからだよ」とやんわり、「口癖あるよ」「別に深い意味はないけどね」アピールで気づいてもらいましょう。

まとめ

口癖は無意識に出るものも多く、自分では気づいていない人がほとんどです。

この機会に自分の言葉に意識して相手を不快にさせていないか気を付けてみるのもいいですね。