ここだけの話が口癖

ここだけの話が口癖の人の特徴・心理・対処法

ここだけの話が口癖

「ここだけの話」が口癖の人はそこで留まることは絶対にない。

信用できない。

もう惑わされない。

「ここだけの話」が口癖の人がいますね。

「ここだけの話だけど」と前置きしておいて

「あのね、ここだけの話なんだけどね。○○さんのとこ年収1,000万あるらしいわよ」

「ここだけの話、○○氏、今月もお見合い失敗しちゃったらいいいわよ」

「ここだけの話、課長、離婚したらしいよ」

「ここだけの話、これはお客様にだけ特別にお値引きしますのでぜひこの機会にお買い求めください」

ちょっと待って、その秘密バラしちゃっていいの?そこには何人いたのでしょう。

本当に他の人には教えてないの?と疑問が湧きます。

ここだけの話と言うのはあなただから話す、大事な話である、特別は話である、秘密の話である、数人しか知らない話である、まだ公表されていない話だとか

部外者に知られては困る内容の話のことで口外しないでという意味が込められています。

にもかかわらず、「ここだけの話ね」と聞いた人は一見、特別な扱いを受けうれしくなったり、有益な情報を得た優越感がありますが、よくよく考えてみると

「そんなに大事な話しを私にバラしちゃっていいの?」

「私の事もこんなふうに誰かに話すんだろうな」

と複雑な想いが入り混じります。

果たして「ここだけの話」が口癖の人は一体どんな人なのでしょう。

特徴や心理を知れば自分の身は守れます。

併せて対処法も紹介しますので、最後までご覧ください。

ここだけの話が口癖の人に共通する特徴

ここだけの話が口癖の人に共通している点と言えばためになる情報にしろ、悪い噂にしろ、あちこちで言いふらしているところです。

そんな人の特徴を挙げていきますので、ぜひ見抜いてください。

口が軽い

ここだけの話が口癖の人が、数人の前で「ここだけの話」って言っている時点で口が軽いのは明白です。

「ここだけの話」っていうのは有益な情報やオフレコな話を差しますので、特別視された、有益な情報を与えたと双方だけが優越感を持ちますね。

第三者から見たらただの口が軽い人にすぎません。

そんな大事な話をしてくれたんだからついうっかり自分の話をしてしまうと後の祭り。

仕事にしろ、プライベートの内容にしろ、話題になりそうなネタは他でもペラペラ。

今度はあなたの話がここだけの話となっているとみてほぼ間違いないでしょう。

大事な話はしない方がいいです。

調子がいい

ここだけの話が口癖の人は、「ここだけの話ね」と前振りしてこちらの話に興味を持たせます。

誰かの噂話だとすれば、「絶対誰にも言わないでよ?バレたらあなたのせいだからね!」と念を押したり、大事な秘密を漏らしても悪びれた様子はありません。

価値のある情報だとすれば、優越感に浸ったり、相手や状況によって人が変わります。

マウントを取る

ここだけの話が口癖の人は、有益な情報を流して自慢したりマウントを取りたがります。

わがままでプライドが高く、人を見下した言動が多くありますので、誰もが嫌悪感を抱きますよね。

そのくせ他人の自慢話は聞きたくない、自分が負けを感じたら悔しくてあることないこと吹聴します。

二面性がある

ここだけの話の有力情報という場合は、そもそも上層部からの伝達事項や実際に現場に居合わせた一部の人やたまたま現場を目撃した/聞いた人しか知りえない情報です。

自慢した人は自覚はないでしょうが、傍から見れば裏切り、口が軽いなど見なされます。

「ここだけの話だぞ」と漏らすか、あるいは噂話にしても発信源がどこかにいるはずです。

普通、普段は気にならないような光景でも人に興味を持って周りをよく観察して行動している人ならば、人のプライベートな行動までだんだん見えてくるようになります。

面白そうな出来事ならば周りに広げてしまうような人です。

人の秘密を暴露する人と捉えるか、一緒になって噂話を楽しむかは相手次第です。

ここだけの話が口癖の人の心理

「ここだけの話ね」と言う本心は人や状況によって心理が異なりますので、それを紹介していきます。

承認欲求が強い

ここだけの話が口癖の人が、有益な情報を与えてあげているという上から目線の態度で話すのは

「すごいね、そんなことまで知ってるの?!」

「どこから仕入れたネタなの?!」

と言われたい

・自慢したい

・驚いてほしい

・繋がっている人脈を褒めてもらいたい

・認めてもらいたい

・うらやましがられたい

という願望の表れです。

優越感に浸りたい

すごい情報知っていると誰かに言いたくてウズウズします。

ここだけの話をすることで

「自分だから知っている」

「誰も知らない極秘情報だ」

「こんな情報知っている自分すごい」

と常に人と自分を比較して自分だけは特別だと優越感に浸っています。

近づきたいor仲良くなりたい

自分に好感を持ってほしい、興味を持ってほしいとなれば相手を惹きつける何かが必要となります。

近づきたい、仲良くなりたい人が見つかれば、価値ある情報を提供して特別扱いをして距離を縮めていきます。

プライベートを打ち明けたり、秘密を共有している気にさせるので、親しみを覚えるでしょう。

2人の間の距離がぐっと縮まっていきます。

試している

ここだけの話が口癖の人は、この秘密を守れるかどうか相手を試している可能性があります。

情報が洩れれば相手を責めます。

情報が洩れなければ信用できる人だと認めてあげます。

謎に上から目線なところが鼻につきます。

注目を浴びたい

人は何と言っても噂話しに目がありません。

いけないとわかっていても噂話しには興味津々です。

ここだけの話と前置きされればワクワクします。

聞き手の注目度が高まるのに効果的なフレーズです。

ここだけの話が口癖の人への対処法

「ここだけの話」って前置きされると続きが気になりますよね。

惑わされないためにはどうしたらいいのか。

ここだけの話になっていない噂話が好きな人には

相手が噂話しや陰口を言ってきた場合、共感しないのが一番です。

うっかり乗っかてしまうとあなたが後でここだけの話、と話のネタになったり、こうこう噂してたよとチクられるのが目に見えています。

「へー」とスルーしたつもりでも相手は驚いていると捉えるだけです。

興味がないとは思っていません。

それに言いたいことを言うだけですから話は止まりません。

「誰から聞いたんですか?」「その話、本当ですか?」とだけ言っておきましょう。

たいていの人は「誰かが言ってたよ」と濁すでしょうが、もし名前が出ればあとでその人に確認してみましょう。

自分をアピールする人には

リアクションがある人ほど好意を持ちます。

「すごいですね」「なんでも知ってますよね」と喜ばせておけば悪いようにはしません。

情報量が豊富なので、わからないことや知りたいことを頼んでおけば喜んで引き受けてくれるはずですよ。

逆に利用してやるくらいの気持ちを持っていれば気が楽になります。

自己開示する人には

1対1で「ここだけの話、あなただから言うけど」と生い立ちから家庭環境についてや過去の失敗や恋人遍歴、プライベートな話になった場合、あなたに心を許してカミングアウトしていますので、絶対に口外してはいけません。

裏切り行為はトラブルの元です。

打ち明けてくれた人が傷つくのはもちろん、何より自分の評価が下がってしまいます。

「打ち明けてくれてありがとう」と話を聞いてください。

「誰にも言わないから安心してね」と言うとここで距離がぐっと縮まります。

まとめ

改めて日常生活を振り返ってみると

「ここだけの話ね」というフレーズを言った言わないだけの違いで、人は結構「私が言ったって絶対に言わないでね」と最後に念を押しています。

これもある意味、ここだけの話と同じ言葉です。

あっちにもこっちにも「ここだけの話」って言っている頻度が問題なのです。

秘密を暴露する人は信用と品格を落とすことになります。

それに暴露された相手と後からトラブルが生じる可能性もありますので、話す相手と内容は選びましょう。