自信がない人の特徴・心理・対処法



あなたの近くに自分に自信がない人はいませんか?

自分に自信がない人は行動も消極的になって、職場では仕事にも差し支えるでしょう。

職場の部下や同僚に自信がない人がいると、その人だけでなく自分の仕事や評価にも影響がありますね。

自信がない人はなぜそんなにも自分に自信がないのでしょうか?

今回は自分に自信がない人の特徴や心理、対処法や克服法までを考えてみましょう。
 

自信とは


「自信」は自分の価値や能力を信じたり、自己を信頼したりすることです。

つまり「自信がない人」は自分自身に信頼がおけないため、積極的に行動することをためらっている人ともいえます。

自信がある人は自分の能力を信じているので、行動にためらいなく積極的に動くことができます。

それではなぜ自信がない人は自分を信じることができないのでしょうか?

一つには行動が消極的なことによって、自信を持つ機会を逃していることにあります。

「自信がないから行動できない→行動しないから自信がつかない」という悪循環に陥っているのではないでしょうか?

自信がない人はこの記事で自信がない人の特徴や心理を踏まえて自信のなさを克服するヒントをつかんでみましょう。
 

自信がない人の特徴・心理


自分に自信がない人位はどんな特徴や心理があるのかを考えてみましょう。
 

他人を気にしすぎる


日本人は個人主義の欧米人と違い、他人を気にする傾向が強いといわれています。

その日本人の中でも特に他人の目を気にしすぎる人は、批判や非難を受けることを恐れるあまり自分を主張できなくなり、結果として自分に自信がなくなってしまいます。

自信がない人は周囲と比べてそれほど能力が劣っているわけではありません。

しかし失敗したら恥ずかしいという心理やこんなことをいったら笑われるのではないかという不安から、自信を失っているのです。

これには他人が自分を注目しているという自意識過剰な面も大きく影響しています。
 

自分を過小評価している


自分に自信がない人は自分を過小評価しているという特徴があります。

長所に気づかなかったり過小評価したり、短所ばかりを気にしたりしているのです。

その結果自分はなにもできない、なにをやっても失敗すると思い込んでしまって萎縮しています。

こんな状態になると人は行動することもできず進歩することもありません。

自分に絶対的な自信を持っていてまったく反省をしない人よりは、自信を持てずに謙虚にしている人のほうが、やり方によってはよほど人間として成長する可能性はあります。
 

物事をネガティブに考える


自信がない人は物事をネガティブ思考で捉えてしまうという特徴もあります。

自分には無理、うまくいかないといったネガティブな思考をするだけでなく、それを言葉として発してしまうのが自信のない人の特徴です。

言葉にするとその言葉が耳から入ることで客観的なものとして捉えられてしまいます。

自分の言葉がさらに自分の自信を失わせるために効果を発揮しているのです。

これは負のスパイラル、悪循環といってもいいでしょう。
 

他人に流される


自信がない人は他人の意見に流されやすい特徴があります。

自分の意見と違うことを他人が主張していたとしても、自分に自信がない人は自分の意見を主張せずに他人の意見に同調してしまいます。

他人を気にしすぎるという心理も影響して、自分の意見を通すことよりも他人と同調することを選んでしまうのです。

そのため自信がない人は常に他人に同調しているので、他人から意見を求められることもなくなり、ますます自分というものをなくしてしまう結果になります。
 

完ぺきを求めすぎる


自分に自信がない人は失敗を恐れるので、足りないものはないかということを考えすぎて完ぺきを目指しすぎてしまいます。

完ぺきを求めることは悪いことではありませんが、自信がない人が完ぺきを求めるのは不安があるからです。

仕事の完ぺきさを求めるというよりも、不足があって失敗することを恐れています。

そのためスピードが求められる仕事に対しても時間をかけて失敗がないようにしてしまいます。

完ぺきさを求めることが無駄な時間を費やすことにつながっているのです。
 

コミュニケーションが苦手


自信がない人はコミュニケーションが苦手という特徴もあります。

これは他人に非難されたり批判されたりすることを怖がっているからです。

自分に自信がないので常に自分の言動が他人に非難されるのではないかという恐れをいつも抱いています。

それが原因で他人とコミュケーションを取るのが苦手なのです。
 

くよくよと悩む


自信がない人は考えてもしょうがないことをくよくよと悩む特徴があります。

たとえばもう過ぎてしまった過去のことを「ああすればよかった」と悩んでみたり、どうなるかわからない未来のことを心配する傾向が強いのです。

これは、自分に自信がないため過去の失敗をいつまでも引きずったり、将来に不安を感じたりするためです。

いくら考えても過去は変えられないし、未来もわかるわけがありません。

そんなことを考えている暇があれば、過去の失敗を生かす、または将来失敗したいために現在努力するということをするほうが大切です。
 

頼み事を断れない


職場にいる自信がない人は、仕事に自信がない割には他人から依頼された仕事を引き受けてしまうという特徴があります。

これはその仕事に自信があるからではなく、頼まれたことを引き受けなかた場合の、相手の反応を気にしすぎるからです。

断ったら相手はどう思うか、嫌われたりしないかということを気にして顔色をうかがってしまうのです。

そのため自信がない人は頼まれごとを断ることが苦手という特徴もあります。
 

ストレスの発散が下手


自分に自信がない人はストレスも人より貯まる傾向がありますが、それを上手に発散させることも苦手です。

自分に自信がない人は行動的ではないため、スポーツなどでストレスを発散させることが苦手です。

そのためせっかくの休みの日も1日中室内で悩むということもあり、ストレスはますます溜まってしまう傾向があります。

自信がない人はストレスが発散できないことで、さらにネガティブな思考に陥ってしまい悪循環から抜け出せないのです。
 

他人をうらやましいと思う


自分に自信がない人は他人をうらやましがるという特徴があります。

自分と比べて他人の生活が充実しているように思える人は自分に自信がなくなるので、他人をうらやましがる人は自信を失いやすいといったほうがいいかもしれません。

人が見ることができるのは他人の表面的な部分だけです。

そのため表面上どんなに他人が充実してるように見えても、実態は家庭崩壊寸前で借金まみれということもあり得るのです。

他人と自分を比較してうらやましがるのは、理想と現実を比較しているようなものなのでまったく意味はないことに気づく必要があります。
 

自分に自信をなくす理由


自分に自信がない人でも最初から自信がまったくなかったわけではありません。

自信をなくす理由や原因があったはずです。

自信がない人が自信を失った理由についても考えてみましょう。
 

自己否定が強い


自分に自信がない人は自己肯定感が弱いことが原因で、自己を否定しやすくなり自分の短所ばかり考えてしまいます。

たとえば自分は仕事がそれなりにできると思っていても、恋人ができないので自分をだめな人間だと思ってしまいます。

自己肯定感が強ければ仕事ができるので、恋愛でもうまくいくはずだというポジティブな考えになりますが、自己肯定感が弱いためマイナス面に目がいってしまい自分に自信がなくなってしまったと考えられます。
 

他人と比較しすぎる


他人と自分を比較する人は自分に自信を失うことがあります。

それは他人の優秀な部分を一種の憧れや目標として考えているからです。

その理想像を自分と比較しているので、自分が劣って見えてしまうのは当然のことで、それが自信を失わせる原因となってしまいます。

それでもプラス思考をしていれば、優秀な他人を目標として自分を高めようという気持ちになれますが、マイナス思考が強い人は、自分はだめだという考えになり自信を失います。

ネガティブ思考が強い人は他人と自分を比較することで自信を失ってしまうのです。
 

周囲の目を気にしすぎる


自分に自信がない人の特徴は周囲を気にしすぎるという点がありますが、反対に周囲の目を気にしすぎることが原因で自分に自信を失ってしまう可能性もあります。

自分がどう思われているのかを気にしすぎると、「こんなことをいったら変だと思われるかもしれない」というように自分の言動に歯止めをかけてしまいます。

そうしたことが自分に自信を持てなくしてしまう原因となります。
 

自分に自信がない部下を指導する


自分に自信がない人が自分の武官だった場合どのように指導したらいいのでしょうか?

自分に自信を持てない部下を指導する方法も考えてみましょう。
 

成功体験を積み重ねる


自分に自信がない部下は自信を持てないことが原因でなかなか積極的に行動することができません。

それは失敗を恐れていることが大きな原因です。

行動が消極的なため明確な成功体験を持てないということも原因の一つでしょう。

そこで上司としては小さな成功体験を積み重ねることを目標に指導してみましょう。

仕事の成功というのは優秀な人間だけが経験できることではありません。

職場において上司は部下の成功体験をうまく与えることができるからです。

つまり、部下の能力や経験に合わせた適切な仕事を与えることで、成功する可能性を高くできるということです。

もちろん、成功するためのアドバイスやフォローはもちろん、成功したことをほめたり周囲に知らせたりということも必要になります。

その成功は他の優秀な人にとっては簡単なことであっても関係ありません。

その部下にとっての成功として評価してあげることが大切です。

こうして成功体験を積み重ねていけば、自信がない部下でもしだいに自信をつけさせることができます。
 

コミュニケーションを図る


自分に自信がない部下に限らず部下とコミュニケーションを図り、信頼関係をつくことは上司にとっては重要な要素です。

小さな成功体験を積み重ねていけば、その部下の強みがわかってくるはずです。

自分に自信がない部下は自分の弱みばかりに目がいくので、自分の強みがなになのか客観的にわかっていません。

コミュニケーションを図って信頼を気づいていれば、部下にその強みを伝えることで部下に自信をつけさせることが可能になります。

信頼関係がなければいくら口で自信を持てといっても部下は説得力を感じないでしょう。
 

部下の強みを発揮させる


部下に小さな成功体験を積み重ねさせて、自分の強みを理解させたら次はその部下に強みを発揮させるチャンスを与えましょう。

部下の強みを十分に発揮できる仕事を与えると、部下は自信を持って仕事をすることができるので、成功する可能性も高くなります。

そうすればそれがまた成功体験となって、部下の自信につながるというプラスの相乗効果が生まれます。
 

自信をつけるためにすること


自分が自信を持てない人だという自覚がある場合は自分に自信をつけるためになにをすべきか考えてみましょう。
 

自信をつけるためにやめること


まずは自分に自信を持つためにやめるべきことを考えてみましょう。

●他人との比較
●ネガティブ思考
●反省をしすぎる


他人と自分を比較することは意味がないということを肝に銘じましょう。

比較するのであれば過去の自分と現在の自分を比較しましょう。

少しでも過去よりも良くなった部分があれば自信につながり、まったく変わっていなかったとすれば完全すべき点を確認することができます。

ネガティブ思考は慎重さという点ではメリットもありますが、自信がない人にとっては慎重さもマイナスとなってしまいます。

なるべくプラスの面に目を向けるようにしましょう。

そういう意味では失敗したときに反省しすぎるのもネガティブ思考につながります。

失敗を反省したら次にどうやって生かすのかを考えてプラスに転じましょう。
 

自分をほめる


自分に自信をつける方法として毎日自分をほめるという方法があります。

1日仕事を終えて家に帰ってから、毎日声に出して自分をほめることで、自分に自信をつけることができます。

そんなことで簡単に自信がつくわけがないと思うかもしれませんが、無意識や思い込みを利用することで効果的に自信をつけることができます。

ポイントは声に出すということと毎日続けるということです。
 

環境を変える


自分に自信をつける方法として自分に自信を持っている人たちと一緒に行動するという方法もあります。

人は環境に影響されやすいものです。

そうであればなるべく自信に溢れた人たちとの交流を深めると、その影響で自分が自信を持つにはどのようにしたらいいのかを間近に観察することができます。

自信を持つということがどういうことなのかを具体的に目にする機会があるというのは貴重なことです。

職場で自分に自信がある先輩や上司と、なるべく接する機会を持つことも自分に自信を保つ方法の一つです。
 

体を鍛える


人の肉体と精神は連動しているといわれています。

「病は気から」という言葉もありますが、その反対に精神を鍛えるために肉体を強化するという方法があります。

精神的に自分に自信を持つのは難しくても、体を鍛えるのは効果が目に見えるので自分に自信を持つことができます。

たとえば筋トレをして筋肉をつけることを目標にしてみましょう。

ある程度自慢できるくらいに筋肉がつけば、少なくても見た目に自信を持つことができます。

筋トレをするのは簡単ではなく、それなりに自分を律する必要がありますね。

それに耐えて筋肉がついたということは、自分に自信を持つ大きな根拠になります。

筋肉をつけることに比べたら仕事をやり遂げることはそれほど難しくないと考えることもできます。
 

プラス思考な言葉を自分にかけてみる


自分に自信がない人はネガティブな考えをしてしまいます。

たとえば、「なぜできないのだろう?

」「どうして自分はだめなのか」といった言葉ですが、自分に自信がある人は反対にプラスの言葉を自分に投げかけます。

「どうしたらできるのか」「なにをしたらもっと良くなるのか」といった言葉です。

マイナスの言葉を使わずにプラスの言葉を自分に投げかけるだけでも自信を持てるようになります。

未来志向、プラス志向の言葉を常に自分に投げかけてみましょう。
 

自分を知って受け入れる


自信がある人に共通しているのは自分自身をよく知っているということです。

それは長所だけでなく短所もよく知っているということで、短所も長所も自分自身なのだと受け入れているのです。

自信がない人は短所ばかりを気にして自信を失っていますが、短所も自分の中の一部分なのだということを受け入れましょう。

また失敗をしたとしてもそれを素直に受け入れることで、その失敗を生かして次に繋げることができます。

失敗に目をつぶっていては先に進めないのです。

短所や長所も含めて自分自身なのだと受け入れれば、自分を成長させるために必要なこともわかってくるはずです。
 

まとめ


自分に自信がない人への対処法や克服法はわかったでしょうか?

自分に自信がない人は悪循環に陥っている可能性があります。

それを断ち切るためには今回の記事で示したことをヒントにして行動してみましょう。

この記事が自分に自信を取り戻すきっかけになると嬉しいですね。