クレクレ

クレクレ君の特徴・心理・対処法

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クレクレ君の実態を探ってみよう

みなさん「クレクレ君」て言葉を聞いたことがありますか?

あまりなじみのない言葉だと思いますが、「○○してくれ」とお願いする「くれ」からきています。

○○してくれとお願いばかりして自分は何も与えない。

自分のメリットばかりを考えて相手の立場はお構いなしなところが厄介です。

良好な人間関係を築いている人たちは、自分が困った時に親切にしてもらったら次は自分もお返ししなくちゃという
『ギブアンドテイク』で成り立っています。

それがまったくできないから付き合いたくないんですよね。

あなたの身近にそんな人がいて困っている方は必見です。

クレクレ君の特徴・心理や対処法を紹介しますので、最後までご覧ください。

クレクレ君の特徴

A:「○○のこと教えて~」

B:「いいよ!○○だと、こうしてああしてこうすればいいよ」

A:「難しそうだな~手伝ってもらえる?」

B:「いいよ」

A:「ありがとう、さっそくやってみよう」

っていう会話は日常でよくある場面です。

お願いしているのだからクレクレ君とどう違うのか見分け方が付かない人もいるかと思います。

明確な定義があるわけではありませんが、クレクレ君は最初から考えようともしないところがあります。

他にも相手を不快にさせる言動があります。

相手が不快に思ったらそれはクレクレ君だと言われても仕方がありません。

どんな特徴があるのか挙げていきます。

実行しない

クレクレ君は、お願いして機会を与えてもらったにもかかわらず、なんだかんだで実行に移さない人です。

その機会を否定したり、不満を漏らします。

時間を割いて付き合ってくれた人は良い気持ちでいるでしょうか?

次からはもう付き合えないと思うでしょう。

無料だと思っている

クレクレ君は、情報を聞くだけならただだと思っています。

まぁ、これはほとんどの人がそう思っていると思いますが、良識ある人との違いは教えてくれて当たり前だ!と思っている点です。

教えてくれないと「ケチ」だの満足いくものが得られないと

「聞いて損した」

「時間の無駄だった」

と不満を漏らす大変失礼な人です。

人に頼ってばかりいる

今の時代ネットかスマホでググれば簡単に知りたい情報がすぐ出てきますよね。

にもかかわらず、自分で調べればわかることを調べる前から人に聞きたがる人は完全に人を頼っています。

人からしてもらったものって自分でするより忘れたり覚えてなかったり大切にしないんですよね。

対価以上のものを求めている

クレクレ君は、「高いお金出して買ってんだからアフターサービスは充実にしてよ」

と無料が当たり前だと主張したり、商品に納得がいかないと

「あれだけ払ってこれだけ?」

「これって詐欺でしょ!」

「お金返してほしいくらいだわ!」

とクレームを付けたり、対価以上のものを求めています。

自分のメリットしか考えない

クレクレ君は、

登録者数が多いユーチュバーとコラボしたい、

インスタやブログといったSNSで影響力がある人と絡みたい、

写真を撮りたい、

知名度を上げたい、

自分が有名人と知り合いなのを自慢したい、

と、フォロアー数を増やしたいだけで他人を平気で利用する人です。

登録者数が多い人に何かメリットはありますか?

図々しい

クレクレ君は、他人を利用して自分の知名度を上げる。

他人に任せて自分は楽をするなど図々しいことが平気でできます。

ホテル代をケチって友達の家に何日も泊まり込む。

交通費をケチって通り道だから送ってと頼む。

まあそういう事も友達同士ならあるかと思います。

要は「通り道だから何も問題ないよね?」と感謝の気持ちがない。

「一人はさみしいでしょ?」「留守番してあげる」と自分がいる事で助かるでしょ?的な発言が鼻につくのです。

クレクレ君の心理

クレクレ君は、

「いいじゃん!減るもんじゃないし」

と、情報を提供するだけならただだという強い認識を持っています。

良識ががない理由として挙げられるのは以下の通りです。

客の方が偉いという認識がある

お金を払ってるのは客だから良質なサービスを受けて当然という認識を持っています。

当然感謝の気持ちもないです。

それどころか満足いかないと文句のひとつやふたつ言わないと気がすみません。

友達なんだから

『親しき中にも礼儀あり』という言葉があるように家族間や長く付き合っている仲でも「ありがとう」という気持ちは忘れてはいけません。

クレクレ君は提供者側の苦労を知らないから、なんでも無料でもらえると思っています。

友達とか親交の深い間柄の相手にだからこそ

「長年の友達なんだからいいじゃない」

「言わなくてもわかってるでしょ」

と感謝の気持ちが薄れています。

困ったクレクレ君あるある

クレクレ君に遭遇して不快な思いをしたリアルな街の人の声を一部紹介します。

・同僚に「お前の部署の子と飲み会設定してくれよ」と何回も頼まれていたんたけど、断っていた。

あまりにもしつこいので、 同期の子に3人集めてもらった。

自慢話ばかりで女性陣が話す機会も少なくて挙句に男性と同額徴収した。

男の俺ですら引いた・・女性陣に申し訳なかった(28才/広告業)

・「カメラに興味あるからカメラに詳しい人紹介して」って言われて知人を紹介したんだけど、後から知った話によると、 「う~ん別にiPhone13でもよくね?」と言われたらしい。

カメラの魅力を伝えたかったのに残念だと言っていたが、紹介した俺はカチンときた(30代/フリーライター)

・「友達のよしみでドリンクサービスできない?」(大学生/居酒屋バイト)

・「(主任の)あなたからパートできないか店長に聞いてくれない?」(40代/食品会社)

・「え、電通に知り合いいるの?!今度紹介して!!」

「インスタで宣伝していい?」

「名刺欲しいって言って!」

「医者や弁護士はいないの?」

「25才~30才くらいまでの人がいい」とハイスペックな男性に喰いつく(27才/インターナショナルスクール)

クレクレ君への対処法

感謝の気持ちを伝えることができる人にだったらこちらもうれしいし、またできることはしてあげたいですが、一方的にお願いばかりしてきて自分は何もしないじゃギブアンドテイクとは言えません。

以降、良好な関係が続くとは思えません。

ではどうしたらいいのでしょうか。

断る

断ると批判されてしまうのではないかと心配になるかもしれません。

ですが、なんでも引き受けてしまい丁寧に対応すればするほどクレクレ君は調子に乗ってしまいます。

断る勇気があれば相手は驚いて次から頼みにくくなるでしょう。

こちら側も条件を提示する

クレクレ君にあれしてくれ、これもしてくれ、つぎはこれなどとお願いされてばかりでは自分の貴重な時間を奪われることになりますね。

きっぱり断る事が出来たらどんなに楽か・・

断りにくいという場面もあるでしょう。

そういうときは「じゃあ代わりにこれお願いできる?」と条件を出しましょう。

了承するかそれとも条件に不満を持って断るかは相手次第ですが、どちらにせよギブばかりではありません。

厳しい条件や無理難題を言われると割に合わないとグチって去る可能性大です。

ごまかして逃げる

「失敗しても文句は言うなよ?」

「確実にできる保証はないからね」

「ただだと何も文句言えないよ?多少お金払ってたほうが文句のひとつやふたつ言いやすいんじゃない?」

「お前のためにならないよ?」

などもっともらしいことを言って逃げましょう。

まとめ

以上、クレクレ君についてまとめました。

クレクレ君が調子乗らないためにも試してみる価値はあります。

みなさん、急に自分に近づいて来る人には注意してくださいね。