会話が続かない

会話が続かない人の特徴・心理・対処法

会話が続かない

会話が続かない、間が持たない…!そんな時はどうしたらいい?

接客業や営業職はお客様との話が必須です。

話が成り立たなければビジネスはできませんから。

中でも癒しを与えたり、説得力というのは大事ですが、時にはお世辞や雑談といった状況に合わせたトーク力も必要です。

会話が続かない、弾まない、盛り上がらないと悩んでいる方や話を上手に続けたい方は必見です!

会話が続かない原因と話が盛り上がるコツをレクチャーしますのでぜひ覚えてください。

会話が続かない人に共通する特徴

会話が続かないと黙り込み、気まずい雰囲気になるパターンと話をしていて噛み合わないパターンがあります。

どうしてそうなるのか、シーン別により特徴をあげていきますので、自分はそうなっていないか振り返ってみましょう。

人見知りである

性格が人見知りだとかおとなしめな人は口数も少ないので話しが続きません。

受け答えはしますが「ハイ」か「いいえ」で終わりますので会話が続かないのです。

愛想がない

人は笑顔で話される方が気持ちが良いものです。

愛想がないと相手はその場を離れたり怖がったりして話をやめてしまいます。

それが原因で話しが続かない人もいます。

知識がない

初対面であれば共通の話題を見つけるまでに時間が掛かって当然です。

最初に話す事は自己紹介や出身の話ではないでしょうか。

トーク力がある人は名前を褒めたり、どんな字を書くのですか?など話をつなげようとします。

出身を聞いただけでもその土地の特産物や話題の人物の名前がパッと出てきて話を盛り上げようとしますが、それらは知識がないとできない事です。

話しが続かない人は、知識不足が原因で話が終わってしまいます。

過剰に同調する

話しが続かない人の中には話している途中でも

「わかるわかる!」

「うんうんうん」

「それでこうでしょ?」

と過剰に同調すると返って場をシラけさせる人もいます。

誰だって話は最後まで聞いてもらいたいし、話の途中で腰を折られたらいい気はしません。

話の流れを止める

「その話知らない」

「私ならこうする」

と話を止める人はどんな内容であれ、自分の話に持っていこうとするので話が続きません。

自分優先で自己顕示欲が強い傾向があります。

否定する人もそうです。

ひと言めから

「いやそれは違うよね」

「でもこうじゃない」

と否定ばかりしていては相手は話す気が失せませす。

自分の話に切り替える

話しが続かない人は相手が

「ネイル変えたんだよね~」と言ったら

「ホントだ可愛い、私は○○のネイルサロンでやってもらってます。よかったら紹介しましょうか?」
と自分の話に切り替えてしまいます。

本人は良かれと思っていますが、自分の気持ち優先で相手の事を想う気持ちに欠けています。

会話が続かない人の心理

会話が続かないのは相手次第で大きく変わってきます。

トークの内容でも全然違ってきますね。

両者の心理を説明します。

反応が薄い

話をしていて相手のリアクションがなく、どんな話題にも

「そうですか」

「はあ」

と言われ続けると

「つまらないのかな」

「興味ないのかな」

とこのまま話を続けてもいいものか自信がなくなりモチベーションが下がります。

「話題を変えなくては」と焦りや気まずさ、または「私の事嫌いなのかな~?」と不安も感じます。

ネタがない

話しが続かない人の心理とまでは言えませんが、単純に話すネタがなくなりましたと言うケースもあります。

自分が思っているほど重苦しい空気は相手は感じていませんが、それが初対面や顧客相手だと何話していいか迷いますね。

「今日は良い天気ですね」

「どこから来られたんですか」

段々とネタがなくなり話がなくなる状況に陥りやすいです。

意味がない

相手がよそ見したり、あくびをしたりスマホをいじりだしたら真剣に聞いていないなと予想がつきます。

このまま話を続けても意味がない、時間の無駄だと判断して話が途切れていきます。

躊躇する

相手が初対面や年上、それほど絡みがなかった相手ですと緊張もしますし、何をどこまで話していいかわかりません。

ここまで踏み込んでいいものか迷ってしまいます。

迷うくらいなら話をやめてしまうのが無難です。

警戒している

自分はネタをたくさん持っている方だと思っていても、会話が続かない時ってありますよね。

その原因は相手にあります。

プライベートまで話さない人はたくさんいます。

いつどこで噂が広がるかわかりませんから、多くを語りたくないです。

話が続かなくて困ったあるある

皆さんは沈黙に耐えられますか?

話が続かなくて困ったリアルな声を一部紹介します。

・二言三言発して話がネタ切れ。

空になったお茶を飲んでスマホをいじってた(20代/小児科受付け)

・合コンで太ってインパクトある人に何て声掛けたらたらいいんだよ(20代/IT)

・スタイルを褒められて嬉しかったけど「褒め返さないと…」と思ったが、相手は太っていてファッションもイマイチ。

褒める所がなかったので何も変哲もない靴の色を褒めた(25才/美容販売)

・自分より年下ってことに衝撃を受けて「えっ?」と漏れたのでしばらくして出た言葉が「貫禄がありますね」「よく言われます」で終わった(30才/営業)

・自分では若いと思っているスタイルは抜群だが、お局さん(38才)に「最近肌の調子が悪くって…」と言われてもね~(25才/看護師)

話を弾ませるには

「何を話せばいいのか」「この沈黙はどうすればいいのか」とグルグル思考をめぐらせていると、逆にネタが思い浮かんできません。

自然に話をつなげるには天気や出身の話は定番中の定番だと言えます。

しかしそれも長くは続かないので、以下のことも試してみましょう。

相手に興味を示す

自分の話ばかりしないで相手を見る事が大事です。

自分が話すことばかり考えてしまうと相手に興味がない印象を与えてしまいます。

良いコミュニケーションとは、

「相手はどんな人なのか」

「相手は何を話したいのか」

に話を合わせる事。

「日焼け対策はされてますね」

「その日傘いいですね」

人は小さな事でも褒められると嬉しいものです。

服やバックを見て

「涼しそうな色ですね」

「どちらで購入されたんですか」
と相手に興味を示すと購入先の話から話が広がります。

「バーゲン待ちどおしいですね」

「〇〇情報誌にクーポン券がついてますよ」

と耳より情報を提供して話をつなげます。

リピートする

たとえば「このところ残業が多くて…」と言われたら「残業多いの?」とリピートするだけで話しがつながります。

多くの人は人から具体的なアドバイスを求めているのではなく、愚痴を聞いてもらいたい、共感してもらいたいだけです。

だからこそなぜ残業になったのかと追い打ちをかけるような返事はNG!

相手の本音を引き出し、聞くだけで相手は満足します。

褒める

話を続けるにはとにかく一つでもいいから相手の良い所を探して褒めます。

容姿に限らず、髪型・服装・学歴・家族・持ち物何でもいいです。

人は褒められると良い気分になります。

いい気分になると相手からも「いいでしょ~これはね」とエピソードを話し出す可能性があります。

まとめ

社会に出ると様々な悩みが出てきます。

一つ解決してはまたトラブル発生なんてこともよくあります。

いくら小さい悩みだからと言って放っておくと積み重なって大きなストレスになり兼ねないので、ひとつひとつ解決して楽しい毎日を送りたいものですね。