話がくどい

話がくどい人の特徴・心理・対処法

回りくどい

テレビやドラマのセリフでよく「話がくどい。ハッキリ言ったらどお?」というフレーズを耳にしますよね。

“話がくどい”とは直接言わないで間接的に言ったり行動したりすることです。

話が長いため、どの部分が重要なのかわかりづらい、結局何が言いたいのか伝わらないという場面で使います。

◆使い方
①話がくどいので内容が混乱する

②話がくどいのは苦手

③難しい専門用語を使うなど話がくどい

悪い人ではないんだけれど、聞いている方はちょっと面倒くさいし煩わしい感じがしますね。

話がくどい人の特徴や共通点

話がくどい人の言い方には話が長い、曖昧にするという共通点が見られます。

性格的には2つのパターンが存在しいています。

直接本人に言えないからどうしても話がくどくなる人と、要点をまとめるのが下手で結末が見えない話し方をする人です。

前者はある意味、気を使える人だと言えますが、後者はただ単に何を言いたいのかわからないと思われてしまう人です。

あなたの周りにいる人はどちらのパターンですか?

オチまでの時間が長い

最初はどんなオチがあるのだろうと興味津々で聞いているが、話がくどい人は話がズレてきたり急に思い出したのか「あ、そういえばあれもこれも」など次から次に話題を変えては話が長いです。

結局どこの部分がオチだったのかも話している自分でもわからなくなります。

歯切れが悪くなる

話がくどい人は面と向かって言いにくい言葉は歯切れが悪くなったり、曖昧な言葉になったりします。

相手は「そこまで言ったのなら最後まで聞かせて」と思いますが、「これは言ったらダメなやつかな」と一応空気が読める人です。

一から十まで話す

話がくどい人は人の話は聞かず、一方的に自分の話ばかり話したがります。

要点は誰誰に会ったという話だったとしても、なぜ自分がそこに行ったのか、そこがどうゆう場所なのか、まず周辺の説明から始まります。

そしてその人の服装・髪型やら一から十まで話します。

じらす

話がくどい人は嬉しい・楽しい出来事があるとニヤニヤしたり人に話したくてウズウズします。

ストレートに話すとすぐ会話が終わってしまうので

「今日どんな出来事があったと思う?」

「今日スゴイ人達目撃したんだけど~」

と意味深な前置きがあります。

オチを「どうなったと思う?」などとじらすので聞いている方はバカバカしくて聞く気にもなりません。

人の反応を見て満足するタイプです。

要点がまとめられない

話がくどい人は伝えたいことがたくさんありすぎてうまく要点がまとまられない人です。

違う話を思い出しては脱線してしまい、あれもこれも話しているうちにオチがバレてしまうこともあります。

せっかちでお喋りなタイプです。

早口な人に多く見られます。

心配性である

話がくどい人は

相手が自分の言ったことをちゃんと聞いてくれているのか

関心を持ってくれているか

全て理解してくれてたのか

と心配になり、つい同じ内容を何度も繰り返します。

人を簡単には信用しない人です。

ちょっとしつこい性格も兼ねています。

話がくどい人の心理

話がくどい人は話が長い傾向があります。

なぜ周りくどく言うのかそこには隠された心理があります。

状況別に解説します。

直接言えない

話がくどい人は、相手が近しい人であれば言いにくい言葉は躊躇してしまいます。

例えば口臭がする人に「くさいですよ」とは言いにくいもので、、せいぜい「何食べた?」くらいですよね。

異臭がしても「どこから変な臭いがするんだろ」とわざとキョロキョロしたり…

「直接は言えないけど臭いのはあなたよ気づいてほしい」とある意味相手を少しは想っている言動です。

相手の反応が怖い

話がくどい人は

これを言ったら気を悪くするだろうか?

怒るのではないか?

否定されないか?

と相手の反応が怖くて少しづつ反応を見ながら話しますので、話が長くなります。

表情を見て察する事ができますので、相手の反応がマズイ方向に進んでいくと途中で話を辞めます。

気を使ったつもりが、余計相手は「何が言いたいのか趣旨が伝わらない」「話を途中で終わらせるな」と気になるし、イラつかせます。

評価を気にする

話がくどい人は言ってしまうことで相手との関係や、周りに対する自分の評価などを非常に気にします

嫌われないように、たとえ反対意見だとしてもここは周りに合わせた方が無難だと考えます。

自分の意見に自信がない

話がくどい人は自分の意見が正しいのか自信がない時、何か指摘を受けるのではないか、笑われるんじゃないかなどと気になってばかり。

何度も同じことを繰り返したりオドオドした喋り方になったりします。

相手が自分と違う答えを出すと、調子よく合わせたり意見が二転三転したりと信用度が下がります。

匂わせ言動

話がくどい人は彼氏がいるけど友達の彼氏だから絶対にバレてはいけない、でも幸せアピールはしたい、など訳ありな女性が匂わせる言動を取ります。

SNSでは食事している時に腕や手だけチラリと写す、自宅での食事量が明らかに多め。

二人分です~みたいな。

行楽地なのに一人で写っているものばかりなど、「誰が撮ってるの?」と思わせぶりな投稿が多めです。

話を途中でやめる

話がくどい人は話している途中で話の内容がマズイ方向に進んだら話を途中でやめます。

頭の中が混乱して何を話してこまかせばいいかわからず、関係のない話をして話題をそらします。

結果、何を言いたいのかわかわないというふうに言われてしまいます。

親切心から

話がくどい人は親切と言うかお節介と言うか有益な情報であれば、詳しく場所や時間など丁寧に教えてあげようとします。

相手はあまり興味がなさそうにしていても、「絶対に損はしないからやった方がいい」とゴリ推しする傾向もあります。

お礼の言葉や共感した言葉が聞きたいだけの自慢や自己満足にすぎません。

 

隠したい事実がある

人は嘘をつくと焦って頭の中が整理されていないまま、関係のない話までベラベラしゃべってしまいます。

何とかごまかそうとしているからです。

話がくどい人は仕事でミスをしたら素直に謝ればいいものを、責められるのが嫌、怒りを最小限に抑えてほしいとの思いから一つや二つの嘘を付いて言い訳をしまいます。

話がくどい人への対処法

話がくどい人は話が長く、ストレートに「もっと簡潔にハッキリ言って」と伝えることができるのなら、それに越したことはありません。

伝えたとしても話がくどい話し方をする人の癖は簡単には治りません。

そんな人でも同じ職場であればうまく付き合っていかなければなりません。

また相手との関係によって対応の仕方も違ってきますので紹介します。

相手が上司の場合

上司の話が長くて回りくどくても指示があればきちんと聞いておかなければいけません。

クドクド話が長くなるのは承知の上です。

忘れないように必ずメモを取って最後に復唱しましょう。

確認作業が大事です。

同僚の場合

話がくどい人が同僚ならばお互いの仕事内容をある程度は把握できるはずです。

「今時間がないから聞けない」と逃げると「話を聞かない奴」と見られてしまいます。

適当にあしらってもどうせまたいつか捕まります。

「〇分だけなら」と時間を設定しておくことで相手は聞いてもらえた満足感で落ち着きますので、その場を去りやすくなります。

恋人の場合

話がくどい人が恋人であれば自分い伝えたいことがあるのだと好意的に捉えてください。

うざがらないでオチは何だろうとワクワクするつもりで聞いてあげてください。

時には自分の意見を盛り込んで会話を楽しんでください。

友達の場合

話がくどい人が友達であれば、一番ストレートに言いやすい相手ではないでしょうか。

「話が長すぎて頭に入ってこない」「悪いんだけど結局何が言いたいのかわからない、こうゆう事でいいの?」と自分から解決に導いてみましょう。

直してほしいところをハッキリ言うのも友達のためだと言えます。

まとめ

いかがでしたか?

話がくどい人と付き合うのは少々疲れるものです。

また改めて話がくどい人の特徴を見て自分はそうじゃないかと思った人はいませんか?

長い人生これからたくさんの出会いがあります。

人と接する時は「自分だったらどう思うか」と相手の立場になって考えることを意識して行動すると必ず良い結果をもたらしてくれます。