反省しない

反省しない人の特徴・心理・対処法

反省しない

人は失敗や過ちを冒すと謝るのが社会としても人としての一般常識です。

いい年した大人が「自分は悪くない」と反省をしないとなると周りからどう思われるでしょう。

「なんだこいつ」と思われるに違いありません。

また反省といっても「はい…はい…」と見るからにダルそうな態度で聞いているのも反省していないと見なします。

今まで出会った人も含め体験談を元に反省しない人に手を焼いている人の解決策を紹介します。

解決できたらストレスなく過ごせるのでぜひ試してください。

反省しない人の共通する特徴

 

責任転嫁をする

反省しない人に多く見られるのは、ミスや失敗をした時に謝るより先に言い訳が多いです。

「誰誰に言われた通りにやっただけです」

「誰誰がこうしろと言いました」

「失敗したのは自分だけではない」

「聞いてません」

が口癖で人のせいにします。

人の話を聞かない

典型的な特徴とも言えるひとつが、人の話を真剣に聞かない人です。

長い話がうっとうしくて最後まで真剣に聞いていない人。

だから相手が言ったことを忘れたりミスにつながったりする事が多くなります。

それでも自覚がないから「聞いていません」と言うのです。

口先だけである

反省しない人は、「はいはいはい」と返事ばかりで後回しにしたり、忘れていたり、同じことを何度も言わせます。

口先だけの人は約束を忘れたり、「また今度ね」と約束を破ったり、貸したお金をすぐに返さなかったり、時間とお金にルーズなところがあります。

自己完結で終わらせる

反省しない人は、せっかちな性格で相手の話を最後まで聞かず「こうゆうことですね」と自己解釈して勝手に話を終わらせます。

自己中心的で自分の思い通りに事を進めたいタイプです。

自分に甘い

謝らない人は自分に関係ない事や嫌な事はやりたくない人任せにする自分に甘い人です。

反省しない人は、仕事に限らずうまく物事が進まないとすぐ諦める傾向があります。

「別に今やらなくったって何とかなるさ」といい加減なところがあります。

楽天的である

反省しない人は、突発敵に何かが起こっても動じない呑気さや平常心が常にあります。

説教されていてもあまり気にしない、または何でそんなことで怒っているのかわからないと能天気な部分もあります。

プライドが高い

反省しない人は、高学歴であったり大手企業に勤めていたりしてかなりプライドが高いです。

自分に自信を持っており、自分の意見はいつも正しいと信じています。

否定されるのが非常に屈辱であり猛攻撃して反論します。

反省しない人の心理

人は誰でも間違いを指摘されたり否定されたりすると嫌な気持ちになるでしょう。

大体の人は間違いを指摘されたら、素直にそれを受け止めて反省をします。

相手が上司や会社や取引先だと理不尽な事でも有無を言わさず謝罪が必要な時もあるでしょう。

こちらに非がなくとも誠意を見せなくてはならない時もあります。

大人の対応ができる人は、人とのトラブルがなく信頼されている人です。

逆に普通にミスをしても反省しない人は、同じことを何度も言わせるなど腹が立ちますね。

一体何を考えているのか本音を知ることで対応がしやすくなります。

許してもらえる

反省しない人は、失敗やミスを軽く考え、重く受け止めていません。

周りにいつも良くしてもらって「私なら許されるだろう」とつい甘えが出てしまいます。

異性にチヤホヤされている、可愛がられているから大丈夫と勝手な思い込みをしています。

失敗の原因を考えない

反省しない人は、何がダメだったのか振り返ろうとしないため同じミスを繰り返します。

できないものはできないと開き直ります。

うんざりしている

反省しない人は、長い説教が続くと話の内容も頭に入ってきません。

反省しない人は、

飽きた

早く本題に入ってほしい

早く説教を切り上げてほしい

と思いながら聞いているとため息が出たり表情にも出ます。

過去の失敗まで持ち出されると反省する気がなくなります。

ミスを認めたくない

プライドが高い反省しない人はミスを絶対に認めたくありません。

認めると言う事は負けを意味する事ですから。

反省しない人は、相手が悪いと思っています。

プライドが傷つくのが嫌で自分を正当化します。

納得がいかない

反省しない人は、

・誰だって失敗はある

・自分だけじゃない

・運が悪かった

・たまたまだ

・初めての失敗でそんな怒る事じゃない

と納得がいかない様子です。

納得がいっていない人にいくら反省を促しても不満が残るばかりです。

周りを気にしない

反省しない人は、自分だけのミスであって、他人には迷惑をかけていないと平然としていられます。

周りにどんな迷惑をかけているかなんて考えた事もありません。

反省しない人は、

「君のために言うが」

「怒られているうちはまだマシだ」

と冒頭で言う人が理解できません。

上記の言葉には

「今後失敗を繰り返さないように君のためを想って」

「本当にどうでもいいような人には怒る価値もない」

との意味が込められているのを聞いても

「それなら最初から言わないでくれ!」

と理解しようとしません。

反省していない態度とは

反省していない態度というのは相手はわかるものです。

“心ここにあらず”と言いますが、どこで見分けているかわかりますか?

同じミスを繰り返す

いくらその時は「反省しています」と言っても同じことを繰り返されては

「この前言ったことは何だったんだ」

「まったく反省していないじゃないか」

と疑われてしまうのも無理ありません。

目が泳いでいる

“目は口ほどに物を言う”とはよく言ったもので、目を見ればだいたいのことはわかります。

心から反省している人は相手の目を見て聞いている、涙ぐむなどしますが、反省していない人は集中力が切れてキョロキョロしたり、頭ごと終始下を向いているのは良い印象ではありませんね。

異常にうなずく

話の切れ目以外にもやたらとうなずく回数が多い人は無関心や退屈の表れです。

そのうち姿勢も崩れてため息が漏れます。

反省しない人への対処法

反省すると言う事は同じ誤ちを繰り返さないと言う意味でもとても大事なことです。

反省しない人にはビジネスパートナーとしては愛想尽きてしまいます。

では反省してもらうにはどうしたらいいか。

責任感を持たせる

反省しない人は、

「頼まれてもいないのに無理やり押し付けれらた」

「本来は自分の仕事ではなかったはず」

などと言い訳をされないように本人に仕事を選ばせて役割分担を明確にすることです。

競争心をあおる効果と自分で選んだのだから聞いてません、知りませんじゃ済まされません。

最後までやり遂げてもらおうとする効果があります。

今後の対策を立てる

反省しない人は、その場をうまく切り抜けられたとしても反省しなければ今後も同じミスを繰り返します。

あれほど言ったのにと思われては、今後大事な仕事は任せてもらえません。

後輩に次々に抜かれていくばかりです。

なぜ今怒られているのか、どうすればミスはなくせるかまず自分で考えて本人の口から語ることが大事です。

手短に話す

誰だってそうですが、ダラダラ説教が長いのは嫌です。

ましてや反省しない人となると段々疲れてきて内容が頭に入ってこなくなります。

それにプライドが高い人は反論してきます。

説教は大事な部分だけを念を押して手短に伝えるようにしてください。

ミスを気にするより次はどうしたらミスしないかを考えることが大事です。

複数人以上で取り組む

一人で仕事をしていると反省しない人は、間違っていないと思いながら進めていく可能性もあります。

どこで間違ったか自覚がないまま叱責されても反省のしようがありません。

ですから2人以上で取り組み、お互いの状況を確認しながら進めていくと自分では気づかなかった点にいち早く気づくことができてミスを最小限に抑えることができます。

まとめ

反省しない人と付き合うのはイライラしますしとても疲れます。

頭ごなしに注意するだけでは効果がないのが反省しない人と言えます。

周囲のモチベーションまで下げてしまうこともありますので、気を付けるところでもあります。

基本的には責任感が薄くプライドが高いのでそのプライドを利用するのです。

その人に合った対処法が必ずあるはずですから長い目で根気強く対応してみましょう。