なるほどが口癖

なるほどが口癖の人の特徴・心理・対処法

なるほどが口癖

「なるほど」と言う口癖が耳障りになる理由

「なるほど」にはいろいろなニュアンスが含まれていますね。

多く使われるのは「そうだね」「そっか!そういう考えもあるんだね」という肯定的ななるほどです。

「へ~なるほどね~」は「そうなんだ~知らなかった~」と語尾を伸ばす人は相づちに使ったり納得しているということになります。

「なるほどなるほど」とテンポよく言うは一旦納得しているようにも聞こえますが、そのあとになにか言うことがあります。

しかし、このなるほどを頻繁に連呼してしまうと果たして相手はどう思うでしょうか。

「この人、はなし聞いているのだろうか」

「本当に理解しているのだろうか」

「わざとらしい」とさえ感じてしまいます。

そこで今回は「なるほど」が口癖の人をテーマに特徴・心理や対処法まで紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

なるほどが口癖の人の特徴

「なるほど」には人の話を聞く人と全く反対で人の話を聞かない人がいます。

その特徴をシーン別に紹介します。

理解力がある

なるほどが口癖の人は、学習能力が高く、頭の回転が速いですから即座に「なるほど」と答える人は物事に対する理解力が速い人です。

理解できなければ悩んだり、疑問が湧きますからすぐに「なるほど」とは出ませんものね。

話を聞いていない

「なるほど」とは便利なもので聞きたくないようなときにも多用します。

人や物事に興味が薄く、人と話している時は他に考え事をしているなど集中して聞いていません。

なるほどが口癖の人は、相づち代わりにして聞き流しています。

「ちゃんと聞いてる?」と追求するか質問をして確認をします。

もしくはそんな人に話をしても表情や態度からわかります。

時間の無駄ですから、最初からしゃべりかけない方がお互いストレスにもならないでしょう。

消極的である

なるほどが口癖の人は、反対意見であっても自分の意見が少数派であれば主張するのをやめます。

自分の意見に自信があれば自己主張できるものですが、消極的なため心の底では納得できないこともありますが、
「あーなるほど…」と周りに合わせる事が多いです。

なるほどが口癖の人の心理

適当に相づちしている

会話をしている時はお互い意見を言い合ったり質問したりするものです。

「なるほど」がやたらと多い人は、話がつまらない、興味がない、飽きたという場合、ほとんど聞いていない可能性もあります。

「なるほど~」の後に続く質問や意見がなかったとすると適当に相づちをして交わしてごまかしています。

スマホをいじりながら相づちとなるとほとんど聞いていない状態です。

相手に失礼になりますので、やめましょう。

一呼吸置いている

反対意見や否定したい場合、初めから否定するのは相手に不快感を与えますので、口論になっては聞き入れてもらえなくなります。

「なるほど」といったん受け入れる態勢を見せることで自分の意見を言いやすくしています。

その方が聞き入れてくれる可能性も高くなりますからね。

納得している

なるほどが口癖の人は、

「なるほど、そうだね」

と、特に深い意味はなく単純に相手の意見に納得しています。

「なるほど、そう意見もあるのか」と新たな発見のチャンスでもあります。

感心している

なるほどが口癖の人は、率直な感想として感心しています。

「なるほど~よくわかったね」

「なるほど~こうやればいいのね」

「なるほど~すごいじゃん」

と素直に相手を認めています。

なるほどが口癖の人は、とても素直な人です。

褒められてお互い、気持ちが良いですね。

同調しているだけ

このタイプのなるほどが口癖の人は、

人の意見を否定したり、

反対意見を言って気まずい関係になるのを恐れたり、

逆に自分が攻撃されやしないかトラブルを避けるために

「なるほど、そうですね」と周りに同調しているだけです。

周りと同じ意見にした方が自分ひとりで責任を負う事がないですから少しは安心です。

話を切り上げたい

なるほどが口癖の人は、相手の話を無視し続けると人間関係が崩れてしまいますので、一応、適当に相づちしながら聞いています。

相手のつまらない話や興味が湧かない話しを早く切り上げて自分も話したい時に「なるほど。

どころでさ~」と相手の話を終わらせて
今度は自分が話だします。

なるほどが口癖の人への対処法

相手の心理や特徴がわかったところで相手によって異なる対処法を紹介します。

「なるほど」しか言わない人

恋人や友達が真剣に話を聞いてなさそうだと感じたら、「ねぇ聞いてる?」と聞いたり時々話を振ってみてください。

聞いてたか聞いてなかったかわかります。

しかし、愚痴ばかりとか話す内容によっては聞かされる方は相手もコメントのしようがありません。

ほどほどに。

相手の話も聞く

なるほどが口癖の人に、自分だけ一方的に話していませんか?

誰でもつまらなく思うのは自然な感情です。

自分だけ永遠しゃべったところで相手はもううんざりです。

言葉のキャッチボールが大事です。

相手の話も聞き入れる態勢を持ちましょう。

するとお互いストレスなく会話が弾みます。

指摘する

口癖とは多くの人が気づいていない場合が多いです。

「なるほど」を頻繁に使うのがフレンドリーな関係なら気にならないと言えば嘘になります。

目上の人に対して適切な言葉ではないので、一応、指摘しておいた方がその人のためでもあります。

頻繁に使わないのが一番いいのですが、口癖はいきなり直るものではありません。

たとえば、

「なるほど」を「そうですね」に置き換える

「なるほど」が抜けないのであれば、

「なるほど、そういう考え方は発想になかったです」

「なるほどです。参考になりました」

とあとに言葉を付け足して敬意を示します。

自分でも直したいと思っている人には周囲に協力を求めてその都度、指摘してもらうのがおススメです。

あとは

・自分の言いたいことを一旦心の中で整理して発言する

・常に意識を持って発言する

そうすればだんだんと口癖は直ります。

まとめ

「なるほど」には人によって意味が違ってくるのがおわかりいただけましたか?

口癖というのは自覚がないからこそ怖いもので、時と場合によってはとても軽い返答に受け取られることもあります。

所構わず頻繁に口癖を利用していると、信頼を失ってしまうこともありますので、十分に気を付けないといけませんね。