挙動不審な

挙動不審な人の特徴・心理・対処法

挙動不審な

「なんだかあの人の動きが怪しいな」と思う人はいませんか?

挙動不審な人がいれば警戒します。

絶対に人に与えたくない印象ですよね。

筆者の住んでいる所はオートロックなので居住者以外の人が建物の中に入ろうとするとき、中から誰かが出てくるのを待っている人を時々見かけます。

周囲を異常に気にしているんですよ。

筆者がカギを掛ける前までは集合ポストに居てドアが開いた途端、さっと一緒に入ってくる人がいますが、そんな人とは絶対にエレベーターに乗りません。

管理人室に行くふりをしてエレベーターを見送ります。

傍から見たらその様子が挙動不審な人に映って仕方がありません。

なにしたいのか非常に気になりますよね。

挙動不審の原因や治し方、特徴・心理に迫ります。

挙動不審な人の特徴

挙動不審な人の身体的特徴と行動を紹介します。

事前にどんな特徴があるのかを知っておけば、「この人はこういう性格なんだ」と落ち着いて対応できそうです。

変装をしている

帽子にメガネにサングラスにマスクで顔の大部分を覆っている人はちょっと前までは怪しかったですが、コロナ禍にある現在はそう珍しくもない日常光景となりましたね。

そんな人が後ろからずっと自分と同じ方向についてくれば警戒します。

有名人だからといった理由もありますが、女性は紫外線防止のため、肌の露出を最小限に控える傾向にあります。

若い人や男性は理解できないかもしれませんが、美容意識が高い人にはわかるはずです。

せめて人と話す時はサングラスくらいは外してもらえば顔認識ができ安心します。

落ち着きがない

挙動不審な人は、性格的にせっかちで集中力が欠けている人です。

人の話を最後まで聞いていられません。

「ここで待っててね」と言われてもその場にじっとしていられなくて行ったり来たり、貧乏ゆすりをしていたり、あたりをキョロキョロ見回してなんかしていないと落ち着かないタイプ。

とても目立ちます。

特にそれが店内だとすると最悪万引き犯と勘違いされ要注意人物とされるかもしれません。

じっと見つめている

視線を感じてふとそちらに目を向けると遠くから見ている人と目が合います。

すぐに目をそらしたり隠れます。

好意があって見つめてるのか意図があって観察しているのかは定かではありませんが、いずれにせよ挙動不審な人は気味が悪いです。

しゃべり方

しゃべり方でなにか隠し事をしているんじゃないかと思うポイントを挙げます。

・早口になる

普段と違う早口なテンポになる

自分でも何言ったかわからないくらいペラペラとおしゃべりになり矛盾点が多い

・どもる

「わ、わ、わたしは何もし、し、知らない」同じ音を何度も繰り返し言う

・会話が成立しない

動揺しているときこそ話が≠ン合わない、目をそらす

話題を変えて相手の話を遮断するなどしてなにか隠してる

・普段と違い話す時に息が荒い

・聞いてもいないのに自分からペラペラ話し出したり、先回りして話す

「昨日は0時まで残業で終電逃して誰誰が泊めてくれるって言うからさ~あ、家はどこどこね、」

2時までDVD見てそれから朝まで酒飲んでたよ~」とまるでアリバイを証明しているかのような怪しさ満点

挙動不審な人の心理

人は緊張すると胸がドキドキしたり、動悸がしたり、汗をかいたり普通の状態とは明らかに硬直します。

何かをしようとしたとき、周りや人をよく見ています。

だからこそ自分も他人に見られていると思ってますから常に緊張状態にあります。

その姿が挙動不審に見られているのですね。

緊張状態にある心理を挙げていきます。

恥ずかしい

好意的に想っている人と面と向かって話すのは緊張するものです。

偶然ばったり会おうもんならびっくりして慌てます。

何か話したいのに言葉が出てきません。

中には逃げるように去る人もいます。

嘘をついている

人は嘘をつくとき、顔や態度に出る人と出ない人がいます。

しかし、どんなに平然を装っていても内心バレやしないかハラハラドキドキ不安なものです。

わかりやすく態度にでる人がい多い中、平然を装うため微動だにしないのは逆に不自然です。

絶対にキョロキョロしてはいけないという心理が働いているため微動だにしないのです。

罪悪感がある

人を裏切ったことがまだバレていない、嘘をついていて申し訳ないという気持ちから相手の顔をまともに見ることができずに離れるか、急に優しくなるかどちらかの行動を取ります。

挙動不審な人は、罪悪感に苛まれ白状したい気持ちと責められるのが怖い気持ちが入り混じって葛藤しています。

隠し事がある

隠し事や後ろめたいことがあると落ち着きがなくなり、バレやしないかとソワソワします。

視線が合わないのもそのせいです。

自分ではうまく隠せているつもりでも普段とは違う言動が見られます。

自分に都合の悪い話になると、居心地が悪くなりその場を離れようとします。

挙動不審な人との付き合い方や克服法

挙動不審な人を見ると決していい気持ではありません。

しかし、好きで挙動不審になった人は少ないと思います。

挙動不審になってしまう原因として挙げられるのは育った環境が大きく影響しています。

「あれもだめこれもだめ」と行動を制限され親から厳しく言われ続けていれば

顔色ばかり伺うようになります。

子どもの頃から人と接する機会が少ない環境に居た場合、コミュニケーション能力も高いとは言えません。

いじめられた経験がある人は、人に対して恐怖感や不信感を抱くようになり、人との付き合いを避けるようになります。

相手を知ることでこちらも対処がしやすくなります。

身近にいる挙動不審な人とうまく付き合う方法を紹介します。

信頼関係を築く

まず不安を取り除くことです。

「あなたの味方だよ」ということをわかってもらうには時間を掛けて歩み寄ることです。

・毎日挨拶をする

・無理に聞き出そうとしない

・相手が話してくれるのを待つ

・目を見て話す

これだけでいつか心を開いてくれる時が来ます。

核心に迫る

挙動不審な相手に対して嘘をついているんじゃないか、隠し事があるのではないかと疑心暗鬼になると相手が何をしても何を言っても信じられません。

払拭するためには突き詰めて真実を知ることです。

証拠を突き付けてやれば一番いいのですが、

「なにか隠していることない?」

「隠し事しても無駄よ」

というだけでも相手をドキッとさせます。

「この人には隠し事できないな」と思わせる必要があります

挙動不審な人は、自分でも直したいと思っているはずです。

簡単にできることから試してみてください。

深呼吸をする

人としゃべるとき、緊張する人は大きく深呼吸してください。

血圧と心拍数を下げることで体をリラックスした状態にする効果があります。

頭の中で整理する

落ち着いて頭の中で整理するとスラスラ言葉にできます。

たくさんある場合には忘れないように携帯にメモすることをおすすめします。

鏡に向かって話す練習をする

キョロキョロしていると指摘されたことがある人は人と話す時は相手の顔を見るように意識しましょう。

ずっと顔を見続けるのは気まずさもあるので相づちも時々入れてください。

まずは鏡に写る自分の目を見ながら話す練習をして慣れていくといいです。

まとめ

以上、挙動不審な人についてまとめました。

隠し事や嘘はつけばつくほど矛盾点が生じてボロがでやすくなります。

一度信用を失ってからでは取り戻すまでに時間が掛かります。

下手すれば人が離れていく可能性だってありますから、やめましょう。