当事者意識が低い

当事者意識が低い人

当事者意識が低い人の特徴・心理・対処法

社会人に求められる当事者意識が低い人

当事者意識を高めるには

当事者意識ってあまり聞きなれない言葉ですが、その事柄に自分が関係していると認識することを指します。

簡単に言えば、

「自分で解決しよう」

「自分から動こう」

という意識を持っていることです。

社会人に必要なのは自分の意志・判断により自ら責任を持って行動する人材が求められる傾向にあります。

当事者意識は高く持つことで自発的な行動につながっていき事業が活性化するでしょう。

自分の仕事を人任せにしたり、創意工夫する姿勢が見られない指示待ち人間や「やらされている」という気持ちで取り組む人は当事者意識が低いといえるでしょう。

当事者意識を持ってもらうにはどうすればいいか。

まずは当事者意識が低い人の特徴・心理・当事者意識を持つ方法を紹介しますので、最後までご覧ください。

当事者意識が低い人の特徴

当事者意識が高い人は周りかの信用も厚く新しい仕事が舞い込むチャンスにも恵まれます。

自信もつきますし、さらに行動範囲も広がるので、自分自身成長につながります。

うまくいけば仕事が面白くなるという良いサイクルに入りますね。

反対に以下の人は当事者意識が低い人なので、出世できなかったり仕事もうまくいかないことがあります。

では当事者意識の低い人の特徴を挙げていきますので、自分にあてはまるかどうかチェックしながらみてください。

危機感がない

危機感がない当事者意識が低い人は、物事を深く考えずに楽観的です。

締め切り目前になっても別の事をしている、やらなくてはいけないことなどに焦りをあまり感じないといった危機感がない人は

「まぁなんとかなるだろう」

「たぶん自分は大丈夫だろう」

と呑気です。

計画性も欠けているので危機感を持って行動しないといつか重大なミスをしでかすかもしれませんので、改善した方がよさそうです。

行動力がない

自分から率先して動こうとしない人は面倒くさがりか環境の変化を好まない人です。

現状に十分満足しているわけではないが、かと言って新しい事にチャレンジすることも嫌いな人。

面倒くさそうならこのままでもいいやと思う人。

いつまで経ってもこれ以上の結果は望めません。

責任感がない

仕事を任されても中途半端に終わったります。

言われたことをそのまま受け止め、それしかやらない。

「そこまでの指示は受けてません」

「言わないとわかりませんよ」

が口癖です。

このような人に大事な仕事は絶対に任されません。

言い訳ばかりする

間違いやミスがあっても

「○○さんがこうしたらいいと言たからです」

「自分は悪くない」

「聞いてません」

「知りませんでした」

と言い訳が多く、謝るどころか自分の非を認めることができません。

自分の都合のいいように嘘もつくし、責任転嫁もするといった人は反省することはありません

人任せである

とにかく全部人任せで自己主張ができないというよりはしないタイプです。

「誰かがやってくれるだろう」的は考えばかりです。

難しい仕事は人にお願いして自分はいつも楽な仕事ばかり選ぶ。

こんなことしてたら周りは

「この人に仕事を任せて大丈夫だろうか」

「最後までやり切ってくれるのだろうか?」

と不安に思います。

だんだん雑用係が多くなって必要とされていないとやっと気づきはじめます。

時間にルーズである

誰だって時間が掛かる作業やキツイのは嫌ですよね。

初めての仕事や難しい仕事はどうしても手が止まってしまいがちです。

ペースダウンしてしまうと段々やる気がなくなってきます。

そうなってくると締め切りに間に合わなくなることが多々あります。

時間や締め切り日を守れない人は信用に欠けます。

自分で考えない

当事者意識が低い人は、何事も自分で考えることをしない人です。

興味がないことや難しいことは特にです。

すぐ諦める

当事者意識が低い人は、最後までやり抜くことがありません。

意思が弱くすぐ諦めます。

何かを始めても長続きしません。

元々、「自分にはできない」という思い込みがありますので、「ダメだと思ったらやめればいい」「できるところまででいい」と見切りをつけます。

当事者意識が低い人の心理

当事者意識が低い人は、仕事に対しての熱意がありません。

なぜなのか。

当事者意識が低い人の隠された心理を紹介します。

責任を負いたくないから

当事者意識が低い人は、物事に予防線を張ります。

自分から動かないのはもちろん責任を負いたくないからです。

「指示されたからやっている」というスタンスだから万が一、ミスをしても強気に出られます。

自信がない

1人だけ違う意見を出して批判されたり否定されるより周りに合わせておけば無難だと考えます。

「もし、間違えでもしたら大変だ」

「自分の意見が通るわけがない」

「誰かが言ってくれるのを待とう」

と誰かが言い出すまで黙っときます。

当事者意識を高めてもらうには

経験と知識が不足して、いつまで経っても自信が持てないという悪循環にならないように当事者意識を高めるためには今から意識を変えていきましょう。

「面倒だから」「難しそうだから」といってやるべきことを避けていては成長もしませんし、自信も付きません。

相手は指示待ち人間。

業務の内容、目的が理解できていないままだと責任感も生まれません。

通常は、わからないことがあればその都度、上司や先輩に質問をします。

しかし、理解力がない人は、理解していないことを自覚できていないことがあり、結果、「聞いてません」と言ってしまうのです。

社員の業務分担に際し、本人の得意・不得意を把握する必要があります。

不得意分野を依頼しても作業が進まず、返って教育に時間が掛かります。

その上で「何のために」という過程から目的までをはっきりさせて依頼することが大事です。

その際に気を付けなければいけないことは進捗状況を確認することです。

『報・連・相』はビジネスシーンにおいて、基本です。

良くも悪くも、知っておきたい内容です。

最悪ミスをしても最小限で発見できますし、場合によってはヘルプを依頼するなどの対応ができます。

また普段から職場でのコミュニケーションが必要です。

不安要素があれば誰にでも聞きやすい雰囲気を作りましょう。

「忙しいからあとで」「それくらいもわからないの?」と言われてしまえば、次から誰を頼りにしていいかわかりません。

人に聞くのが怖くなります。

普段から声を掛け合って助け合い良い環境を作りましょう。

まとめ

以上、当事者意識が低い人についてまとめました。

当事者意識を高めると責任感を持って仕事ができるため、ミスをしても認めて原因を追究することで失敗を糧に成長できるでしょう。

当事者意識を持つことで積極的にスキルを磨き、会社の業績に貢献しようという気持ちで主体性を持って行動できる素晴らしい人を目指してみませんか。