自尊心が低い

もしかして自分は他の人と比べて自尊心が低いのでは?

自尊心を高めるために必要なことを紹介していきます。

あなたは自尊心高めですか?or低めですか?

『自尊心』とは読んで字のごとく「自分を尊いと思う心」と書きます。

自分自身に対して肯定的である。

つまり、自分自身を大切にする気持ちです。

「自己肯定感」という言い方をする人も多いのではないでしょうか。

「常に自分と誰かを比べてしまう」

「常に自分への評価が気になってしまう」

このように仕事やプライベートにおいて、常に人と比べて劣等感を感じている人いませんか?

ネガティブな気持ちになってしまうことはありませんか?

これらは自尊心の低さが原因かもしれません。

自尊心が低い人の特徴・心理や自尊心を高めるための克服法を紹介しますので、

最後までご覧ください。

自尊心が低い人に共通する特徴

自尊心が低い人に見られる共通点は自分に自信がないところです。

自尊心が高ければ高いほど、自己愛が強くなります。

自分を好きだと感じる人は、ポジティブな傾向にありますが、

自尊心が低い人は自分を好きになれず、ネガティブな発言を繰り返し、

ときには自傷行為に至ることがあります。

自分に自信がない理由とは・・?

あてはまるものが多いと、自尊心が低い可能性があります。

ぜひチェックしてみてください。

ネガティブである

「どうせ私なんか・・」
「私がいる意味あるのかな」
「こんな私が意見したら笑われる」
「失敗するに決まってる」
などが口癖です。

自尊心が高い人であれば「わたしならできる」という前向きな姿勢で取り組もうとしますが、悪い方に考えてしまうのが自尊心が低い人の典型的な特徴だといえます。

コンプレックスがある

コンプレックスは自分次第で変えられるものもあれば、一生ついて回るものもあります。

容姿、体力、性格、学歴、癖、社会的地位など、どんなに完璧な人でもひとつくらいは

コンプレックスを持っているものです。

努力してコンプレックスを克服しようといる人やそのコンプレックスを逆に活かそうと前向きな人は素晴らしいですね。

しかし、仕事の悩み、プライベート的な悩みなど多くのコンプレックスを多く抱えている人は、どうしても自分を好きになれません。

劣等感がある

劣等感とは他人と比べて自分が劣っていると主観的に感じることです。

SNSを見ては、
「友達が多くてうらやましい」
「毎日SNSが更新されている」
「高そうなものばかり」
と感じ、

「それに比べて自分は・・」
と落ち込んでしまいます。

自分よりデキる人と比べるから自分がよりみじめになります。

他人の顔色をうかがう

人の目を非常に気にします。

何かあったら過剰に反応します。

相手の気持ちを読み取る事ばかり考えていて自分の思うような行動が取れません。

厳格な家庭で生まれ育った人もいつ怒られるかわからない恐怖を抱えていたため、

幼少期からビクビクして過ごしていた可能性があります。

メンタルが弱い

メンタルが強い人は楽観的で人から責められてもしばらくすると気にならなくなりますが、

メンタルが弱い人は自分がミスをして人からキツイ言葉を投げかけられると、ものすごく落ち込みます。

夜も眠れないくらいに。

泣いたり、いつまでも立ち直れなくて引きずってしまいます。

自己主張をしない

自己主張をしない人はおとなしくて口数が少ないです。

どんなときでも自分の希望や意見が言えず、人の意見に従います。

自分に自信がない人か、よっぽど心優しい人のどちらかあるいはどちらも兼ねている人です。

他人のいいように利用されることもしばしばありますが、それでも文句を言うようなことはありません。

自尊心を高める方法

自尊心が低い人は、「自分は誰からも必要とされていない」と思い込んでいるようですが、

人は居なくなって初めてその人の存在価値に気づくものです。

近くにいる時は『居て当たり前』の存在だから感謝の気持ちなどが薄れてしまっているからです。

なので「誰からも必要とされていない」人なんかいません。

人は生きているだけで大変ですし、本当は素晴らしいことなんです。

頑張って生きていることに自分で気づいていないだけですよ。

当たり前の努力を書き出す

何気ない日常生活で毎日続けている事を思い出して書き出してみてください。

  • 毎日お弁当を作っている
  • 毎月1万貯金している
  • 部屋の掃除をしている
  • 健康管理に気を付けている
  • 積極的に挨拶をする

などなどありませんか?

毎日続けている小さな努力を改めて知ることができます。

人が聞いたら「そんなこと?」ていうような出来事でも『継続』することに意義があるのだから、

人からなんて言われようと気にする必要なんてありません。

自分で自分を褒める

育った環境が怒られてばかりで褒められた経験の少ない子は、自分の価値に気づいていません。

そのせいか人を褒めたりすることも苦手な傾向がありますので、

できたことをまず自分で自分を褒めてください。

どんな小さな出来事でもいいですよ。

  • 今日1日ミスがなかった
  • 締め切り前に提出できた
  • 今月休まずに出社した
  • 同僚の手伝いをした
  • おいしい料理ができた

など自分を労って褒めてください。

他人と比べない

他人と比べていたらキリがありません。

比べるのであれば、過去の自分と比べて
「前は○○だったけど、今はできるようになった」
と自分の成長を褒めてください。

見渡せばいい服を着ている、恋人同士がうらやましい、大企業に勤めていてうらやましいと感じることはあるでしょうが、それならばそうなるためには自分はどうしたらいいかという考え方に変えてみましょう。

目標がでればそれに向かって努力してみるきっかけにもなるはずです。

自分で決める

自己主張ができない人は人に任せていませんか?

まず日常生活で自分で決断する習慣を付けましょう。

  • 今日は○○をする
  • 何時に寝る
  • 休みの日には○○に行く

自分で決めたことを実行していくと自然と自分の口からも「○○がしたい」と言えるようになるでしょう。

まとめ

以上、自尊心が低い人についてまとめました。

人にはそれぞれ夢や生き方がありますよね。

夢に向かって突き進んでいる人もいれば、生き方がわからないと模索している人もいます。

ただ言えるのは人生のありかたに正解などはありません。

だから他人と比べる必要なんてないのです。

今は人生の模索中だけど、この先、何がきっかけで何が起こるかわからない世の中。

ダイエットをして痩せたら自信がついた。

習い事を始めたら視野が広がった。

旅先で良い出会いがあった

SNSがきっかけで仕事が舞い込んできたなど

この先、まだまだ希望や光は無限にありますので、どんどん自分からアクションを起こしてほしいです。

動かないと何も始まりません。