自己効力感が低い

自己効力感を高めるには

自己効力感とはあまり聞きなれない言葉でですが、

自分の可能性を認知していることを自己効力感と言います。

「自分ならできる」

「きっとうまくいく」

自己効力感が高ければ高いほど、目標を達成していき成長し続けます。

長い人生、困難な壁に直面することもあるかと思います。

そんなとき

「難しそうだけど、がんばってみようかな」とチャレンジする意思を見せるか。

or

「こんなに難しい問題自分には無理」と端から諦めるか。

できれば、前者のように積極的に取り組む姿勢が好ましいですが、

取り組む前から無理と決めつけてしまう人がいます。

「失敗したらどうしよう」

「失敗したら怒られる」といった不安の方が強く、諦めてしまうのです。

自己効力感が低いのは育った環境が大きく関係しています。

たとえば運動会のかけっこで転んでしまい最下位だったとします。

「起き上がって最後まで走ってえらいえらい!!」

「よく最後まで頑張ったね」

「泣かずに走ってえらいえらい!!」と子どもを抱きしめました。

このような愛情持って育てられ、たくさん褒めると伸びる子どもに成長する傾向があります。

一方、「なんで1番じゃないの」「とろい子だね」「何をやってもダメな子だ」と言われ続けた子どもは

次第に自信を無くしていきます。

したいことを諦めてしまいます。

成長してから自信を取り戻すには時間が掛かりますが、克服するのに遅いも早いも関係ありません。

自己効力感を高める方法を紹介しますので、最後までご覧ください。

自己効力感が低い人の特徴

自己効力感が低い人はネガティ思考で臆病です。

それもこれも自信のなさからきているものです。

特徴を挙げていきますので、自己効力感はどれくらいなのかチェックしてみてください。

自分に自信がない

育った環境も大きく関係しています。

幼少期から褒められた事がない。

励まされた事すらない。

ダメ出しばかりされていた。

このような環境で育つと自分に自信が持てなくなるのも必然的です。

成長してからも成功体験が少ない人は自分に自信がありません。

消極的である

自分から積極的に行動を起こすことがありません。

失敗することを恐れる人は多いですが、それでも「頑張ってみよう」と思う人は取り組みますよね。

自己効力感が低い人は失敗する前提でいますので、周りに「やってみなよ」「きっと大丈夫よ」「あなたならできる」と促されてもなかなか行動に移さないものです。

孤独である

相談相手もいない。

会話する人すらいない独りぼっちは寂しいです。

必然的にネガティブになります。

「どうせ誰も見てくれない」「自分なんかいてもいなくても同じ」
「自分がいなくなっても誰も気づかないんだろうな」
と誰からも必要とされていない孤独を感じています。

立ち直りが遅い

優秀な人でも大なり小なり間違いや失敗はあります。

落ち込む人もいるでしょう。

しかし、すぐさま失敗の原因を分析・改善に取り組むところが成長につながります。

一方、自己効力感が低い人は
「やっぱり何やってもうまくいかない・・」
「うまくいくはずがないんだ」
「ダメな人間は何やってもダメなんだ」
ともう気力がありません。

諦める

うまくいかないと投げ出したくなる事ありますよね。

それでもなんとか頑張っている人もいますが、長い事失敗続きだと諦めが肝心な時も来ます。

それならいいのですが、自己効力感が低い人は「できそうにない」「失敗するくらいなら最初からやらない方がマシ」「やるだけ時間の無駄」とやる前から諦めるてばかりです。

「自分にできるはずがない」と思いながら何かに挑戦してみても、やはりそれはなかなか長続きしないものです。

秘めた可能性や本来の実力を発揮できる場をみすみす逃すことになります。

自己効力感が低い人の心理

自己効力感が低い人は「自分には無理」という気持ちを常に持っています。

なぜそうなのか心理を紹介します。

過去の失敗を引きずっている

過去になにか失敗してその失敗をずっと引きずっています。

以来、自信がないものにはやりたくないのが本音です。

怒られるのが怖い

間違いや失敗があると指摘されるのは当然ですが、毎回それが多いと「なんて無力なんだろう」と自分が嫌になります。

中にはガミガミ・ねちねち怒る人もいるでしょう。

自分のせいですが、やはり怒られるのは怖いものです。

笑われるのが恥ずかしい

間違いや失敗をして周りに笑われるのが恥ずかしいと思っています。

「次また同じことやって笑われるのが恥ずかしい、怖い・・・」と評価が下がるのも気にします。

自己効力感を高める方法

少しは「このままじゃいけない・・」

「何とかしたい」

「変わりたい」と思っているんですよね。

その気持ちこそが大事です。

ポジティブに物事に取りくむための好循環が生まれます。

意識を変える

これまでの「できそうにない」じゃなくて「できる気がする」と意識を変えましょう。

不思議と勇気が湧いてくるものです。

成功体験を積む

自信を付けるには成功体験を積むのが効果的です。

小さな事でもいいから苦手としているものをリストアップしてみてください。

「一人でできた」「目標を達成できた」という達成感を味わう事でさらなるステップアップを

目指して少しずつ自信を付けていきます。

周りに協力してもらう

周りの人に
「変わりたい」「自分に自信を付けたい」ということを伝えて応援してもらいましょう。

くじけそうなときや不安なとき「頑張って」「大丈夫だよ」の言葉は励みになります。

確認する

どんなに一生懸命取り組んでいても失敗に気づかずに作業を進めていたら元も子もありません。

それがないがないようにちょこちょこ確認しましょう。

早めの間違いに気づくこともできます。

まとめ

以上、自己効力感が低い人についてまとめました。

自己効力感が低いままだと、

この先、長い人生にとって良いことはありません。

人から認めてもらえず、ただなんとなく日々を過ごすことになります。

やりたいことを行動に移さず、後悔する日が来ると思います。

そうならないためにも少しづつ変わる努力をしている自分の方が活き活きとしてきっと好きになるはずです。