無理が口癖

無理が口癖の人の特徴・心理・対処法

無理が口癖

やる前から「無理です!」が口癖の人

「無理」とは不可能である、筋道が通っていないと言う意味です。

何か頼み事やアドバイスをしてもやる前から「無理です」が口癖の人いませんか?

やってみてから「無理だった」と言うのならまだわかりますが、やってもいないうちから無理という口癖は、可能性を奪う言葉です。

おなかいっぱいになった時、笑いが止まらない時「いやもうムリwww」と限度を超えたときに使う無理と、お願いされた事に対して「無理、できません」と拒否する口癖では全然違います。

他人の言葉に対しての否定の意味もあります。

仕事の愚痴を打ち明けた時

「ムリムリムリ!!そんな上司!!辞めちゃいな」と軽い感じだったり、

「え、あなたの会社ノルマがあるの?無理!そんな仕事!」

「え?月5万しか自由に使えるお金ねーの?俺はそんなの無理!」

「私だったらムリ!!よくそんなのできるね?」

と否定されることがあります。

実際、無理ではありません。

したくないことを「ムリムリ」と言うのです。

「無理」が口癖の人ってなんとなく性格が見えてきます。

付き合い方も考えたいところですよね。

仕事上でのうまい付き合い方を紹介しますので、最後までご覧ください。

無理が口癖の人に共通する特徴

無理が口癖の人に見られる共通点は否定・拒否です。

人に対して使う言葉と自分に対して使う言葉に分かれます。

それぞれシーン別に特徴を挙げて説明していきますので、自分はそうでないかチェックしてみてください。

拒否する

無理が口癖の人は、お願い事をされて拒否する場合

「ムリムリ!絶対に無理!!」と断固拒否します。

自己主張ができない人は断り切れなくてなんでも引き受けてしまいますが、
この手のタイプは言い訳をしたり、自己主張が強い傾向にあります。

諦めが早い

無理が口癖の人は、やってもいないうちから「無理です」と断るところはとても諦めが早いですね。

嫌な事、面倒な事はしたくないタイプ。

時と場合によっては自分が我慢してやらなければいけない場面もあると思いますので、なんでもかんでもすぐに諦める癖は直したほうがいいと思います。

警戒する

たとえ簡単なお願い事でも、万が一うまくいかなかった場合の事を考えて、見下されたり、侮られたりするのが嫌で警戒しています。

要するに絶対的自信を持っていない人ですね。

自信があれば「無理です、できません」なんて言葉は出ませんからね。

否定する

夢に向かって頑張っている人に対して「無理だよそんなの」「無理に決まってんじゃん!現実見なよ?」と言ってあざ笑います。

たとえ大きな夢であったとしても他人の夢をけなすもんじゃありません。

応援もしてくれない。

とても友達とは言えませんね。

性格悪いです。

自分優先である

お願い事をされて少しでも仲間の力になってやりたいと思う人は

「あとからでもいい?」

「これが終わってからでもいい?」

と歩み寄ることができます。

無理が口癖の人は、他人のお願い事をあっさり理由も言わず「無理」と断る理由は面倒だから、難しそうだから、自分の仕事じゃないから嫌だからと自分の気持ちを優先させる人です。

無理が口癖の人の心理

本当に出来なくて無理という時もあるし、なにか意図があって無理と言っている時の心理をそれぞれ紹介します。

自信がない

能力以上の事を求められたら誰でも不安になるのは同じです。

それをするかしないかの問題です。

成功する時もあれば失敗して落ち込むとき時もある。

失敗から学んで成長していく。

そうでありたいですね。

無理が口癖の人は、自信がないから「ムリムリ」と断っているわけで。

「失敗するとわかっているならしない方がマシだ」

「できないことに時間を掛けるのは無駄だ」と思っています。

期待されるのが嫌

自分に期待されるのはうれしい反面、

期待に応えきれなかったら周りをがっかりさせる

評価が下がる

間違っていたら恥をかく

など、なにより自分へのダメージも大きいなどを考えれば自信のないものは引き受けたくないのが本音です。

逃げ道をつくっている

なんども断ってるのにお願いしてくる人いますよね。

無理が口癖の人は、最初から「無理、できない」と言っておけばたとえできなかったとしても、「だから最初にできないといったじゃないか」と逃げることができます。

「だったら自分でやれよ」と自分は悪くない、と開き直ります。

面倒だから

人は面倒な作業はなるべく避けたいものです。

そりゃ~楽をしたいですからね。

長く掛かりそうな仕事も面倒だから無理と言って断ります。

使命感がまるでありません。

責任を取りたくない

自信がないのに無理に引き受けてしまうと失敗した時に上司から攻められるのと自分が責任を取らされることを嫌がります。

相当な自信がない限りは「責任取れませんので無理です!」とキッパリ断ります。

無理が口癖の人への対処法

「ムリムリ」と否定されていては小さなことでも、積み重なると大きなストレスとなってきます。

そうなる前に早めの対処法を紹介しますので、ぜひ試してください。

丁重にお願いする

お願い事をする時はお礼は言っていますか?

それが仕事なんだから当たり前なんだからとか思っていませんか?

快く引き受けてもらうためにはいくら相手が年下であろうと丁寧な言葉使いで接しましょう。

簡単な事からお願いする

人は能力以上の仕事を任されるとプレッシャーが掛かりますし不安になります。

仕事を引き受けてもらうためには、その人の性質に合った役割を与えることが大事です。

そのためには「自分にも出来た」と自信をつけてもらう必要があります。

最初は簡単な仕事をお願いしてみましょう。

少しずつレベルを上げていけば自信が付きます。

進捗状況を把握しながら様子も気に掛けましょう。

一緒にする

初めての作業は誰でも不安はつきものです。

「これお願い、一緒にやるから」と言われれば少しは安心しますよね。

何度言っても拒否られた場合

「ムリムリ」と拒否られてばかりではイライラも募りますね。

「無理!」と言われたら

「だろうね」

「そう言うだろうと思った」

「わかってます。いつもムリって言いうからね」

さりげなく相手にと自分の口癖を言って気づいてもらいましょう。

そして代わりの誰かに「これ○○さん、できないらしいからあなたにお願いしたいの」とこれみよがしに他の人に頼めばスカッとします。

あわよくば悔しがって「それくらいできますよ!」と買ってでるかもしれません。

その際は、「さっすが頼りになる~」と褒めてあげれば喜びます。

まとめ

みなさん自分の口癖、知ってますか?

知らず知らずのうちに口癖ってひとつやふたつあると思います。

もしわからなかったら周りの人に聞いてみてください。

「え?そんなこと言ってる?」みたいな意外な口癖を知って振り返ってみるいい機会だと思います。

やってもいないうちから「無理無理」と言わず「難しいけどやってみます」と言い換え熱意を見せてみませんか。

「明日から」と言わずこれを読んだ今から。