最近の若者はが口癖

最近の若い者はが口癖の人の特徴・心理・対処法

最近の若い者はが口癖
イラっと来る口癖のひとつ『最近の若者ときたら…』

いますよね。

「ったく、これだからが最近の若者は困るんだよな」

「最近の若者はなっとらん」

「最近の若者は根性が足らん」

「最近の若者はスマホばっかりいじっている」

「最近の若者はなにやっても長続きしない」

など不満がある時、何かにつけて「最近の若者は」と口癖のように言う人。

若者と言っても、男性もいれば女性もいる、平社員もいれば億稼ぐ社長もいる、堅実な人もいるわけですよ。

それは年配も同じです。

それだったら一人でも非常識なおじさん見かけたら「これだからおじさんは…」と言われても仕方ありませんよ?

『若者』とひとくくりにしないでほしいものです。

最近の若者はが口癖の人の特徴

年配の人が「最近の若者は」と口癖のように言います。

どんな年配がそんなこと言うのか特徴を挙げていきます。

頑固である

最近の若者はが口癖の人じゃ、頭の固い人が多いです。

自分の世代の価値観が一番正しいと考えていて、考えを変えようとしません。

もちろん他人の意見は聞き入れることもありません。

自分だけのやり方だけにこだわりをもっているため、融通が利かない人として扱いにくい人です。

こういった人は人の意見を聞き入れず、自分の意見を押し通すと言ったところでは責任も一人で負うという事になりますので、もしも失敗した時は自分の立場が危うくなるというリスクもあります。

昔と比較する

最近の若者はが口癖の人はすぐ、昔の自分と比べたがります。

「俺の時代はこうだった」

「昔の人はみんな苦労したもんだ」

「最近の若者は苦労を知らない」

とつぶやきます。

時が経てばそりゃ~さまざまなものが開発され世の中便利な物が増えました。

インターネットの普及でネットでお買い物、欲しいものは全国各地からお取り寄せ、パソコンで一括管理、日用品や文具の豊富さなどなど。

昔、苦労してたことが減ったのも良い事ではありませんか。

生まれた時から恵まれた環境にいると、当たり前すぎてどれだけ苦労したかなんてわからないのも無理はありません。

世代のギャップ

育った環境もそうですが、幅広い年齢層が集まると価値観が異なってきます。

アナログ世代からみるとデジタル世代にはついて行けない部分のあるでしょう。

最近の若者はが口癖の人は世代のギャップがありすぎて、話が噛み合わない時もあります。

例えばスマホがない時代では会社を休む時は、会社に電話連絡をするのが常識でした。

もちろん、今もそうしている若者もいますが、

・通話ができない場所にいる

・相手が電話に出れない状況にいる

・ライン・メール連絡の方が双方、自分のタイミングで見ることができる

ことからSNSでの連絡もありだと考えてもよさそうです。

これも時代の流れというものですかね。

さすがに突然、ラインで「会社辞めます」の連絡はちょっと…って気もしますが、法的には2週間以上前の告知であれば口頭でないと絶対ダメではないため有効です。

円満に退職するには口頭の方がスムーズかもしれませんが、ゆるい時代に生まれた世代はそういうことする若者がいてもおかしくはない時代に突入しているという事ですかね。

これらが、年配者は理解ができず「最近の若いヤツは常識も知らんのか」となります。

押し付ける

「自分はそうしてきた」という誇りがあります。

厳しい時代を生き抜いてきた人は、それなりに意地や根性・知恵があります。

何でも簡単に手に入る時代に生まれた若い世代とは物に対する執着心が違います。

例えば何十年も前に購入した物が捨てられない、備品は使えなくなるまで最後まで使い切るべきだとかもったいない精神が強い傾向にあります。

自分もそうしてきたからあなたもそうするべきだと押し付けます。

何をするにも自分と違う事をする人は「最近の若者は」で締めくくります。

最近の若者はが口癖の人の心理

「最近の若いヤツは何を考えているか分からない」「最近の若者は..」と口癖で言ってはいるものの、中には気持ちを抑えている人もいますので、シーン別に心理を紹介します。

不満がある

最近の若者はが口癖の人だけでなく、若者にも非があります。

若手新人が仕事を覚えない、スマホばかりいじっている、すぐ辞めると言い出す、一般常識に欠けているなど現状に不満が募ります。

「何度言ったらわかるんだ」「なんで期日を守らないんだ」とこうした日ごろの行いから感情的になります。

固定概念に捉われている

最近の若者はが口癖の人が言う「オレたちの時代はこうだった」は、今の時代では考えられないでしょうが、いう事を聞かない生徒や違反した生徒にはビンタだの正座だの日常茶飯事でした。

また上司の誘いは絶対に断れません。

上司が帰るまで朝まで付き合ったものです。

自分もそうしてきたことは下の者もそうするべきだと強く主張します。

もちろん今の時代はちょっと小突くだけで暴力だ、残業/休出を頼めば労働基準法に違反していますと断る、有給休暇が取れないのはおかしい、怒鳴ればパワハラだ、と騒がれます。

「最近の若者は正論だけが正しいと思っている」など屁理屈を言います。

最近の若者はが口癖の人が愚痴るだけでも

「嫌な事があると休む/辞める」

「最近の若者を怒るとすぐ泣く」

「若手はきつい仕事を嫌がる」

「3日で来なくなった者がいる」

といった不平不満はたくさんありますが、あまり強く言うとすぐ辞めると言いだします。

そのため、直接本人に言いたくても言えないのがツライ現状で愚痴だけに留めています。

必要であれば、そんな大したことでもないけど大袈裟に褒めるようにもしています。

最近の若者はが口癖の人への対処法

「最近の若者は…」とひとくくりにされるのは誰が聞いても気分が悪いです。

そう言ってくる人には若者とオトナはどう向かえばいいのか紹介します。

【若者】

聞き流す

「俺たちの時代はもっと活気があった」

「先輩より早く帰宅する人はいなかった」

「それに比べて最近の若者ときたら…」

そんなこと言われても

「付き合いたくないものには付き合えない」

「自分の仕事さえきっちり終わればよし」って思いますよね。

軽く聞き流して「もう時代が違いますからね~」とさらっと交わしましょう。

距離を置く

「最近の若者は…」と言う人と関わってたらストレスが増すだけ。

距離を取りましょう。

それには断ることが必要になります。

・仕事を断る

上司:「今日中にこの仕事やってくれ」

部下:「○○がありますので、できません」

上司:「残業すればいいじゃないか」

部下:「今月はオーバーしていますので無理です」

どうしても断ることができないなら
「今日はできませんが、○○日まででしたらします」と
協力的に見せかけてこちらから代替え案を提示して無理なく取り組める状況を作りましょう。

・誘いを断る

「この後、一杯どうだい?」と上司に飲みに誘われても「彼女と(嫁・子ども)先約があります」と断る事で、ノリが悪いなと思われるでしょうが、頻繁に誘ってくる回数が減るでしょう。

【大人】

コミュニケーションを取る

誰にだって新人の頃があったはずです。

最初から完璧にこなす人はあまりいないでしょう。

厳しく指導しながらも褒めるところは褒めてモチベーションを持ってもらいます。

日ごろから挨拶や何か困ったことはないかと声を掛けてコミュニケーションを取り、上司と部下が話をしやすい環境を作れば双方の不平不満も少しずつ減ってくるでしょう。

まとめ

いつの時代も「今年の新人は…」「自分たちの時代では考えられない!」というのが話題になりますね。

育ってきた時代が違っているので世代世代で人の感性や価値観も変わって当たり前。

大人達は最近の若者を否定していると言うよりも、新しい文化や価値観を受け入れないと言った方が早いかもしれませんね。

しかし、いつまでも新しい時代を受け入れないでいると取り残されるのは自分です。

時代の波に逆らう事は難しいことを頭に入れていただきたいものです。