他人を利用する

他人を利用する人の特徴・心理・対処法

他人を利用する

他人を利用する卑怯な人が許せない!

あなたは他人に利用されたことがありますか?

or

他人を利用したことがありますか?

他人を利用するとはその名の通り良くも悪くも他人の力を借りることです。

人のアイディアを聞き出して自分の作品として世に出すとか自分が一生懸命努力してのし上がるのではなく、他人を排除して自分がトップに躍り出るなど卑怯な手を使う人がいます。

仕事やプライベート(恋愛)で言えば

「彼氏に気に入られたきゃ、彼氏のお母さんと仲良くするべし」

「上司に気に入られたいのであれば飲みの席に付き合うべし」

『周りから固めろ』とはよく言ったものです。

要するに自分を売り込むために本人の身近な人にゴマをするのですね。

人脈をとても大切にして有力な情報を得るのです。

ここまではよくある話ですが、「ここぞ!」という時に裏切り行為をする人もいます。

そんな卑劣な人を許せますか?

他人に利用されないようにするにはどうしたらいいのでしょう。

また他人に利用されたときの対処法もレクチャーしますので、最後までご覧ください。

他人を利用する人に共通する特徴

他人を利用する行為とは感心できません。

ズル賢い、裏切る、人を陥れるなど時には道理に反しています。

その特徴をシーン別とともに挙げていきます。

人の弱点を探る

誰でも自分を犠牲にしてまで無理難題を引き受けたくはありません。

引き受ける人もいるでしょうが、それはおとなしくて何も言わない人か相手に弱点を握られているかでしょう。

他人を利用する人は、自分の言う事を聞いてもらうには人の弱みを握って人を動かします。

言いにくいことを人に言わせる、きつい仕事を人に押し付けるなど自分の都合の良いように人を利用します。

損得勘定で考える

他人を利用する人は、自分にとって損か得かで人を見ます。

他人を都合よく利用する人は一言でいうとケチな人です。

自分の利益しか考えず、損になるようなことは絶対にしません。

身近な例で言えば、落とし物を拾ったら交番に善意で届ける前に謝礼がもらえるかもらえないかを真っ先に考えます。

自分に利益がないとわかったら届けません。

中身を確認して直接交渉する人もいたのです。

本人的には「僕のおかげだから」とのことです。

幸い、謝礼はあったが、自分から求めるのは卑しいですね。

求める人がいたとしても提示されたものが不満だったら移動時間含め時間のムダだと考えます。

人に対しては利用価値がありそうであれば投資は惜しみません。

自己中心的である

他人を利用する人は、自分中心で自分さえ良ければあとはどうなったってかまわないという考えの持ち主です。

人を踏み台にして1番になっても堂々と喜べますか?

まぁどんなことしてでも1番になりたかったのだからうれしいでしょうね。

誰になんて言われようとメンタル強いですから気にしません。

自分を基準とした考えで、相手の立場になって考えることがありません。

人の痛みや悲しみを考える事がありませんから、裏切り行為や人を陥れるような真似が平気でできます。

利用価値がなくなったらポイ捨てする

他人を利用する人が他人を利用するには目的があります。

ある人とお近づきになりたいけど、きっかけがないときどうするか?

その人の周りをよく観察します。

その中に知った人や共通の知り合いが出てくるはずですからまずそこから攻めます。

「○○さんてA君と仲良いのね」

「社内一のイケメンと同期なんだって?」

「同じ部署の○○さん紹介して」と急に優しくなります。

必要であれば交際費も惜しみません。

目的が達成・成功したら協力してくれた人は用済み。

前のような親密な付き合いはぱったりとなくなります。

誘導する

「ライバルが減ってくれたらいいのにな~」

とか「○○してくれたらいいのにな~」

と影響力がある人がそうひとりごとをつぶやいて子分が行動するように仕向けます。

「自分は関係ない」

「部下が勝手にやったことだ」

ボスは直接手を下さないので、「自分は何もやっていない」と言い逃れをします。

他人を利用する人の心理

他人を利用する人にはハッキリとした意図があります。

その隠された心理を暴いていきますので、惑わされないように気を付けてください。

自分ばかりメリットを得ようとする

他人を利用する人は、自分が困った時はすぐ助けてほしい!

これお願いと人に任せるなど自分だけがメリットを得ようとしています。

しかし、自分がお返ししてやることはありません。

時間を奪われるなど自分が損することはしたくないから。

良好な人間関係を築くには『持ちつ持たれつ』お互いに助け合っていくものです。

一方ばかりが良い思いをして一方は犠牲になってばかりの関係が長く続くわけがありません。

必ず離れていきます。

楽をしたい

きつそうな嫌な仕事は誰だって気が向きません。

しかし、やらないといけませんよね。

他人を利用する人は、

「それなら○○さんが向いていると思います」

「○○さんが上手です」

と面倒な仕事はおだてて人に押し付けたり、他人任せにして自分は楽をしようとしています。

人に嫌われたくない

言いにくい事って日常会話の中でもありますよね。

言わないのは良い人を装っているから。

そして人に嫌われたくないから。

そんな時どうするか。

他人の評価を下げて自分の評価を上げる

普通、仕事の評価は実力をつけて上げていくものです。

他人を利用する人は、ライバルの過去の失敗や悪い噂を流し、人を陥れることによって自分の地位を上げようとするしかできません。

正々堂々と勝負ができない人は自分に自信がないのですね。

もちろん噂の出どころは自分ではないように巧妙に仕組むはずです。

ズル賢く悪知恵は働くもので自分自身の安全は確保します。

失敗したくない

「あれ試してみたいけど、実際のところどうなんだろ~」って思うものがありますよね。

自分は失敗したくない。

お金の無駄使いになったらいやだ!

他人を利用する人は、そういう時は身近な人をおだてるのですね。

「これ、似合いそうだよ」と自分が買いたいものをおススメして感想を聞く。

それでちょっと貸してもらうなどまず先に相手に試してもらおうと思っています。

「友達だからいいじゃん」

交友関係が広い、人脈が厚い、地位や名声が高い人は利用されやすいです。

人はそれぞれ得意分野がありますね。

友達がパソコンに詳しかったらホームページの作成や更新までお願いします。

それも「友達だから無償で」と。

何かを購入するにあたってもそこに知り合いの知り合いがいないか探し出して社員割引価格でお願いしてきます。

影響力がある人を紹介してほしいなど図々しいです。

人を都合よく利用する人は、相手の優しさを一度利用してしまうと次から次に調子に乗って要求してくるでしょう。

友達だからこそ無償が当たり前だと勘違いしています。

ある程度までは助け合うとしても、許容範囲というものがあります。

他人を利用する人への対処法

自分は他人を利用して得をしてもあなたのために無償で何かをしてくれることはまずないでしょう。

もし何かをしてくれたのなら、その後にそれ以上のものを求めてくるはずです。

こういう人とは縁を切るべきです。

と言ってもプライベートならまだしも仕事上の付き合いは避けられません。

自分でできる対処法としては3つ。

他言しない

良いものは誰だってほしいです。

有力な情報を聞き出そうとする人が必ず出てきます。

個人情報をはじめとする今手掛けている重要な内容や個人のアイディアは絶対に他言しないことです。

いつ誰がどこで聞いているかわかりません。

身近な人でも情報を盗まないとは限りませんから。

大事なものは他人に見られないように厳重に管理しましょう。

ハッキリと断る

相手が無償でお願いしてきた場合、

「自分も仕事の一環なのでこれ以上は引き受けられない」

ハッキリ伝えるべきです。

そうしないといつまでもずるずる利用されるだけです。

断って文句言ってくるような人であればそちらから離れてくれて結構。

だいたい今まで無料だったのが急に料金が発生することに納得できませんから、
他人を利用する人は

「もういいよ!別の人に頼むから」

「ケチ!」

などと捨て台詞を吐きます。

条件を出す

断るにしても気まずい関係になるのはやはりいい気分ではありませんよね。

かと言って自分を犠牲にしてまで他人の厄介事を引く受けるのはもう嫌です。

それならば自分が主導権を握りましょう。

条件を出すのです。

・期限を設ける

・責任は取らない

そこを確認してから引き受けるといいです。

交換条件を出すのもいいですね。

「次は私のもお願いね」ではなくてこれをしてもらえたら引き受けると。

まとめ

他人の力を利用して評価されるわけがありません。

それどころか正体を知ったら次々に人が離れていきます。

自分の力で得たものはうれしいし、周りからも評価されます。

自分だけはそうならないように心掛けている人が一人でも多く増えたらうれしいですね。