「仕事を辞めたい」が口癖

「仕事を辞めたい」が口癖の人の特徴・心理・対処法

「仕事を辞めたい」が口癖

仕事を辞めたいの?辞めたくないの?どっち?

「仕事を辞めたい」が口癖の人がいます。

毎日仕事していれば誰だってつらいことや嫌なことのひとつやふたつはでてくるでしょう。

そりゃ、愚痴も言いたくなります。

だけど、毎日毎日「仕事辞めたい」と他人の愚痴を聞いていれば耳障りもなります。

陰気臭くなりまし、一緒に仕事をしている人からしてみれば

「こっちは一生懸命仕事してるのにテンションが下がる」

「そんなに辞めたければ辞めれば?」と言えるはずがなく・・

そういう人に限って本当は辞める意思などなく、なぜ言うのか?

その理由と「仕事を辞めたい」が口癖の人への対処法を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

「仕事を辞めたい」が口癖の人の特徴

仕事を辞めるのは誰にとっても大きな決断ですし、なかなかそう簡単には仕事を辞めることはできません。

本気で辞めかどうか迷いはしているもの、今の状況に満足していないことは確かです。

そんな人の特徴を挙げていきます。

愚痴が多い

「仕事を辞めたい」が口癖の人は、普段からボソボソ独り言をよく言っています。

なにか嫌な事やつらいことがあると愚痴も多いです。

不平不満はため込まないで早期解決が望ましいです。

ですが、上司に対しての不平不満はそう簡単に早期解決にとはいきません。

同僚同士で「ねー聞いてー」「もうやだよー」と時々軽い愚痴を言い合うのはちょうどいいストレス発散です。

しかし、ずっと不平不満を言い続けていたら逆にその人が愚痴を言われる側となりますのでほどほどに。

かまってちゃんである

かまってちゃんは寂しがり屋か注目を浴びたいかどっちかに分かれます。

わざわざみんなの前で「仕事辞めたい」と口癖のように言う必要なんてありませんから。

自分を気に掛けてほしい、見てほしいとかまってちゃんは寂しがり屋で一人でいるのが嫌。

そんなこと言えば「どうしたの?」と周りが心配して寄ってきます。

自分で決断できない

「仕事を辞めたい」が口癖の人は、普段から「どうしようかな~」と優柔不断で即決できません。

誰かに「こっちの方がいいんじゃない?」と言われればそっちに動く。

同じ意見だと自信が付く。

違った意見だと不安になる。

誰かに背中を押してもらえないと何もできません。

深い意味はない

「仕事を辞めたい」が口癖の人は、我慢が足りません。

周りに対する配慮も足りません。

ちょっとなにか嫌な出来事があると

「あ~きっつ、仕事辞めよっかな~」

「あーむかつくこんな会社辞めてやる!」

ただただ今の自分の感情にまかせて言う人です。

「仕事を辞めたい」が口癖の人の心理

「辞めたい辞めたい」と言いながら辞めないのはなぜでしょう。

そのほとんどは本気で辞める気はないから。

ではなぜそのような口癖が多いのでしょう。

愚痴を聞いてもらいたい

何年も働いているけど給料は全然変わらないし、休みの少ないし、辞めたいのは事実だけど、一生懸命働いているのに報われない愚痴をこぼしています。

辞めたところで今より条件が良い会社が見つかるとも限らないし、同じようでは意味がない。

年下がいれば気を使うだろうし、不安だから本気で仕事を辞める勇気はまだない。

仕事を辞めたいと言うのはため息のようなものです。

自分の存在意義や存在価値が見出せないでいる

ふと仕事ができる人を見ていて

「会社にとって自分は必要な存在なのだろうか?」

「自分がいなくなったら会社は困るだろうか?」

「自分の代わりはいくらでもいるのではないか?」

と考えてみました。

「もし自分が会社辞めようかな・・と漏らしたら誰がどれぐらいの人が引き留めてくれるのか?」

自分の存在する意味を確かめようとしています。

引き止めてほしい

人は、本気で辞めるなら公言します。

スパッと退職届出します。

「仕事辞めようかな」と繰り返し言うのは本当は引き止めてほしいのが本音です。

「辞めると言えばみんなが慌てて引き止めてくれるだろう」と期待をしています。

しかし、上司の前や自分より地位の高い人の前で言えません。

話が本当に進んで居づらくなりますしからね。

自分は悪くないのに悔しい

「仕事を辞めたい」が口癖の人は、会社の人の嫌がらせや理不尽な態度に嫌気が差しています。

でも辞めるのも悔しい、せっかく入った会社なのに。

でも正直しんどい。

そんな挟間で揺れ動いている状態です。

退職後が不安である

「仕事を辞めたい」が口癖の人は、今の仕事に満足していなくて辞めたいのは事実だが、実際辞めるとなると収入が途絶えたり収入減になれば生活にも支障が出てきます。

次の転職先がすぐに見つかるかも気がかりです。

また転職したとしても同じことの繰り返しにならないか不安で「辞めたい」と愚痴を吐き出すくらいに留めています。

かまってほしい

「私、仕事辞めたいと思うほどつらくて悩んでいます」とアピールをして心配されたいのです。

弱さを見せることで自分に気を使ってほしいのです。

みんなから「辞めないでよ」「一緒に頑張ろうよ」と励ましてもらいたい。

みんなからかまってもらえたらうれしいのです。

「仕事を辞めたい」が口癖の人への対処法

辞める辞めると騒ぐ人に限って、一番長くいるんです。

こちらが真面目に話を聞いても嫌な事やつらい事があるまた言い出す。

この繰り返しにもういい加減うんざりします。

「仕事を辞めたい」と口癖の人を一発で黙らせる方法は

「辞めたら?」このひとことに限ります。

そうすると

「いや、ほら今すぐ辞めたら引継ぎもあるじゃない?」

「でも、今はどこも就職困難だからな~」と焦るはずです。

「引継ぎは大丈夫だよ?」と引き止めなかったら恥ずかしい目に遭わされたと思って本当に辞めるか、たぶん、もう言わなくなるでしょう。

本当に辞めてほしい人になら

「辞めるなら仕事見つけてからやめた方がいいよ」

「辞めるなら失業保険の手続きは急がないとダメよ」

「辞めるなら1ヶ月前に伝えないとダメだよ」

と、『辞めるんでしょ?前提』でアドバイスのフリして嫌味を言ったらもう何も言えなくなるはずです。

まとめ

以上、「仕事を辞めたい」が口癖の人についてまとめました。

ずっと不平不満をため込むよりは声に出してしまう方が気が楽にもなります。

ですが、口癖のように言っていたらいつかポロっと同僚や上司の前でも心の声が出るかもしれません。

職場以外に留めとくよう心掛けましょう。