ファビングする

ファビングする人の特徴・心理・対処法

ファビングする

ファビングに潜む危険とは

ファビングってご存じですか?

あまり聞きなれない言葉だと思いますが、ファビングとは造語で

phone(電話)+snubbing(冷たい態度を取る・無視する)= phubbing

現代になくてはならない物のひとつにスマホがあります。

スマホで決済ができるから財布を忘れても困らないとまで言うくらいですから絶対に手放せないのもうなずけます。

コミュニケーションツールとしても非常に便利です。

いつでもどこでも誰とでもつながっていられますから楽しいですよね。

しかし、良い事ばかりではありません。

何気なくやっているつもりでしょうが、人間関係が壊れる可能性が潜んでいる事に気づいていますか。

人と話している最中でもスマホをずっといじっている人。

料理が来ても写真を取るのに夢中な人。

トイレにもお風呂にもスマホを持ち込む人。

周りを見渡せばたくさんいますよね。

個人の自由なんですが、

自分が話をしているときに相手がスマホばかり見ていたらどう思いますか?

不快?不安?

どちらもでしょう。

それが恋人や家族や友達であっても。

会話中にスマホを触られると気づかぬうちに人間関係を悪化させてしまう原因のひとつになっているのです。

「自分との会話よりもスマホのほうが大事なんだ」と疎外感を感じます。

家族であれば「人の話を聞きなさい!」と注意できます。

恋人であればどちらかが我慢しない限り、ケンカにまで発展する可能性大です。

友達にはなかなか言いづらいものです。

どうしたらいいものか・・悩んでいる人も多いはずです。

ファビングする人への上手な対応をレクチャーしますので、参考にしてみてください。

ファビングに共通する特徴

ファビングする人に共通して見られるのはスマホが手放せない点です。

スマホ依存症といってもいいでしょう。

わずかな時間でもスマホをいじっています。

常にスマホを握っている

ファビングする人は、席についたらまずバッグからスマホを取り出します。

仕事中であっても食事中であっても常に手が届く範囲にスマホを置いています。

自分が移動するたびにスマホも移動します。

会話が続かない・途切れる

ファビングする人は、スマホの音が鳴るたびに、頻繁にスマホを覗きます。

音が鳴るたびにスマホをチラチラ見てしまうので相手の言っている内容が頭に入ってきません。

双方、気になって集中できないでしょう。

話しも途切れるし、もうこれ以上、話してもムダ。

話す気がなくなります。

スマホに依存している

・朝起きたらまずスマホをチェックする

・上司や先輩が席を立ったりこっそりチェックしている

・人目がある時はトイレに持ち込んでチェックする

・地下街や圏外を抜けたあと連絡がなかったか必ずチェックする

・ながらスマホが癖になっている

・食事中もスマホを見る

これらが当てはまるとスマホ依存症に近いものがあります。

仕事中はそんなにしょっちゅうは触れませんから気になってしょうがないでしょう。

ファビングする人の心理

ファビングする人にはどのような心理が隠されているのでしょうか。

気になる心理をシーン別に紹介します。

習慣になっている

スマホには多機能で便利なアプリがたくさんあり、待っている間は時間つぶしにもなっています。

実際、周りを見渡せば待ち時間はスマホを見ている人がたくさんいます。

時間を見たりSNS投稿やコメント欄をチェックをしたり1日何度もスマホを見ています。

スマホを見たり使うのは生活の一部として習慣になっています。

返事が気になる

ファビングする人は、ラインを送ったりSNS投稿をしていつ返事やコメントが来ていないか頻繁にチェックしています。

返事がすぐできるように返す言葉もちゃんと考えています。

いつまで経っても既読にならない

送った相手が1日経っても既読が付かない。

故障でもしない限り24時間のうち1回もスマホを見ないなんてあり得ない。

スルーされているのか?

もう一回送ろうかな・・

ブロックされていないか?

とても不安でたまりません。

手元にスマホがないと落ち着かない

スマホには連絡手段のほか、地図の役割、音楽、動画配信、オンラインショッピング、オンラインゲーム、○○決済などなど便利な機能がたくさんついています。

毎日利用しているため生活の一部となっています。

スマホが手持にないと忘れ物をしたかのように不安になり落ち着きません。

ファビングする人は、スマホが使えない環境にいると不安を感じることもあります。

返事を気にする

「返信はすぐに返すのが礼儀」と思っているとしたら、それはストレスの原因になります。

返事は手があいたときに自分のタイミングで返事しようとしているのかもしれません。

仕事中であったりプライベート中だったり、生活のリズムの違いもあります。

返信内容をじっくり考えているいうことも考えられるのです。

それが夜になるか翌日になるかはその人の自由ということです。

そもそも返信が必要とは思っていないということも考えられます。

ファビングする人への対処法

相手との付き合いの長さやファビングしている時間帯や頻度にもよりますが、人が話している時にスマホばかり見ている人にはやはりいい気はしません。

「自分には興味がない」「もしかしたらつまらないのかも」と不安になります。

話を聞いていない事にも不快感を覚えます。

どのように対処すればいいか紹介します。

悲しい表情で同情を誘う

恋人であれば

「スマホばっかり見てないでわたしのこと見てよ~」

とちょっと悲しそうな感じで言ってみましょう。

その際、怒るのはNG!逆効果になります。

怒られていい気持ちはしないからです。

それよりも自分が下手に出て同情を誘い、相手に「悪かったな」と思わせる方が効果的です。

指摘されて「ごめんごめん」と言ってくれる人は許す余地がある人ですが、何度言ってもやめてくれない人は残念ですが、これからも期待できません。

席を離れる

話をしているのに返事チェックだけならまだしも、動画まで見ているようであれば一緒に居る意味がありません。

何も言わずにその場を離れましょう。

後から何か言われたら「邪魔したら悪いと思って」とだけ言えば察してくれる人がいるかもしれません。

指摘する

ファビングする人には、言わないとこれから先もずっとわかってもらえません。

その人のためにも良くないです。

「人が話している時、ずっとスマホいじっているのはよくない」とやんわり指摘しましょう。

わかってもらえばいいですが、くどくど注意すれば中にはムカッときて文句言う人もいるかもしれません。

そこはくどくど言わず、やんわりとですよ。

まとめ

以上、ファビングする人についてまとめました。

逆に言うと、ファビングは面倒な人に対しては有効的に使えるテクニックとなります。

効果は期待できますが、あまりいい方法ではありませんので、

どうしようもない最後の手段として使ってください。

自分ができることは人と会話する時や食事中はマナーモードにする、目に付く所に置かないを心掛けています。

これまであまり気にしていなかった人でが気に留めるようになってくれたら幸いです。