天邪鬼
天邪鬼な人の特徴・心理・対処法
人から「天邪鬼だね~」と言われたことありますか?
今の若い方は馴染みのない言葉でしょうから説明します。
天邪鬼(あまのじゃく)と読みます。
意味は誰かの発言に対してわざと逆らう言動を取る人です。
こっち行こうと言えばあっちがいい、これ食べようと言えばあれが食べたいと反対の事ばかり言って場の空気を壊すような人です。
使用例
①あの人は天邪鬼だから意見が合わない
②あの人は天邪鬼だから裏をかいて先手を打つ
③天邪鬼な人には反対の事をお願いすればいい
と言うふうに使います。
ああ言えばこう言う人と似ていますが、天邪鬼な人は正しいとわかっていながらもわざと反対の事を言う人です。
ひねくれ者とも似ていますが、
A:「あの人,目が大きくて鼻が高くて顎がシュっとしていて美形だね」
B:「別に」
と言う人が天邪鬼で
「どうせ俺はかっこ悪いさ」と言う人がひねくれ者です。
言われた事のある人は自分の言動を振り返ってみよう。
また天邪鬼な人に対しての付き合い方は簡単ですので、最後まで読んで特徴・心理・対処法を学んでください。
Contents
天邪鬼な人に共通する特徴
天邪鬼な人に共通する点は全ての言動に対して正反対の言動を取ることです。
言ってみれば全然素直じゃないのです。
ですから扱いにくい人だと手を焼いています。
なぜ正反対の言動を取ってしまうのか特徴を挙げていきます。
素直じゃない
天の邪鬼な人は、仕事でもプライベートでもわかっていても素直に1回で「はい」と言えない性格です。
感情を表に出すことなく図星であることを周囲に隠したがります。
頑固である
天の邪鬼な人は一度断った手前、元に戻ることができません。
「したくない」と言ったら絶対にしない。
自分の考えを曲げない人です。
一見、芯が強そうに見えますが、見方を変えれば融通が利かない人にも見られます。
勝負にこだわる
負けず嫌いな性格がゆえに従ったら負け、認めたら負け、自己主張した者が勝ちというようにどんな時も勝ち負けにこだわっています。
優越感に浸りたい人、プライドが高い人、マウンティングする人に多く見られます。
奥手である
天の邪鬼な人は恋愛に関しては完全に奥手です。
好きな子には意地悪をして気を惹くタイプです。
好きなのに好きだと伝えきれない駆け引きばかりしています。
友達に「好きなんだろ?」と言われてもそんな子は決まって「好きじゃない!」と言い張ります。
相手から告白されても素っ気ない態度を取ったり、本当の気持ちが伝わらないまま終わってしまったりすることもしばしば。
ツンデレな性格も兼ね添えています。
意地悪である
天の邪鬼な人はそもそも心の中では同感していながらも「美味しくない」「可愛くない」など、すべてを否定する人です。
素直じゃないうえに相手を傷つけているので、安易な発言をする意地悪な人だと捉えられてもおかしくはありません。
不器用である
天の邪鬼な人は特に恋愛に対して不器用です。
気の利いたセリフが言えなくて好きな人にちょっかいを出す小学生みたいです。
天の邪鬼な人は好きな人を目の前にすると何も言えなくなるタイプで、相手に誤解を与えてしまいます。
甘えたい気持ちは誰よりもあるが、恥ずかしくてできません。
天邪鬼な人の心理
天の邪鬼な人が心の中でいったいどういうことを考えているのか、気になる人も多いのではないでしょうか。
「ダメ!」と言われればやりたくなるし、「やってもいいよ!」と言われると逆に「やりたくなくなてしまう」のが天邪鬼の心理です。
恥ずかしい
天の邪鬼な人は同感だとしても素直な気持ちを表現するのが苦手で楽しい場面で「来てよかったでしょ」「楽しいでしょ」と先に言われてしまうと心の中を見透かされた気持ちになります。
そのため、悔しいやら恥ずかしやらで
「うるさい」
「別に」
「知らない」
「そうでもない」
とついつい心にもない事を口走ってしまいます。
天の邪鬼な人は褒められると恥ずかしくなる照れ屋さんなのです。
自分に自信がない
天邪鬼な人は自分に自信がない人もいます。
自分を受け入れてもらえる自信がなく、拒否されるのが不安で、先に自分から拒否してしまいます。
拒否されて自分が傷つくのが嫌でダメージを最小限にとどめているのです。
試している
天の邪鬼な人は他人からの評価が非常に気になります。
自分の事をどう思っているか試そうとしているのです。
その言動とは一度は誘いを断るのが典型的な例です。
「え~なんで~」「来てよ~」などと言われたら内心嬉しいですが、顔には出せません。
恋愛で言えば「これは嫌われるかもしれない」と思うような行動をして、「それでも自分に優しくしてくれるか」を試したがる女子は多くいます。
否定してほしい
自分に自信がある天の邪鬼な人は、自分の事をよく知っています。
天の邪鬼な人は
「私、太っているから~」
「モテないから~」
「年だから~」
と言ってはいますが、「どこがだよ!」と否定してもらいたくて自分を卑下しています。
本当は優越感に浸りたいだけなのです。
構ってほしい
天の邪鬼な人は「どうしたの?」と聞いても「何でもない」と言うクセにやたら「どうしよう」などつぶやく。
「ほっといて」は、本当は構ってほしいサインの表れです。
心配してほしいけど自分からは言い出せないもどかしい気持ちでいっぱいです。
天邪鬼あるある
わかってはいるんだけどもついつい反抗したくなる天邪鬼あるあるを紹介します。
①店員:「それ人気商品なんですよ!私も持ってます」と言われたら一気に買う気がなくなる―(20代/美容)
②便器に“的を狙ってください”と張り紙がしてあったのであえて外した―(20代/男性)
③本当はのどから手が出るくらい欲しいゲームソフトだったけど、「子ども扱いするなよ」と言ったら「あら、そう?」と親があっさり引き下がった。「もぅ一回聞いてくれよ~」と心の中で叫んだ―(男子中学生)
④ランチに誘われたが、一回断ったのは「一緒に来てほしい」「えつまんな~い」となどの言葉を期待したからで、仕方ないな~調整してみるよ的な感じでスケジュール帳を取り出した―(20代/医療事務)
⑤容姿に自信がある私は彼氏がいると思われているが、あえて否定はしていない。合コンに興味なさそうにしているが、本当は行きたい、いつでも誘ってほしい―(23才/百貨店勤務)
⑥彼女:「美味しいね」
俺: 「大したことない」
彼女:「じゃあもうこの店ナシだね」
⑦そこそこ容姿に自信があった私は「そんな事ないよ」と言われるのを期待して「最近、お肌の調子が悪くて・・・」と言ってみたが、「年だからしょうがないよね」とあっさり同情された。結構ショック!!(アラサー女子/販売員)
どうしても正反対のことをしたくなってしまう心理はわかりますが、損する事も多々ありますので、筆者の経験からしても『見栄なんか捨てて素直になるべし!!』
天邪鬼な人への対処法
天邪鬼な人はわざわざ嫌われるような言動を自分から取っているのではありません。
「どう思われたって平気!」という態度をしていますが、本当は逆で、人からの評価を過剰に気にしています。
天邪鬼な人は自覚はありますので、うまく交わす方法や付き合い方は至って簡単です。
ライバルの名前を挙げる
ストレートに「これお願い」とお願いしても断られるのは目に見えています。
「これできるかな?無理だったら他の人に頼むけど…」と言うと天の邪鬼な人は「できないことはない」と言うでしょう。
素直な返事ではありませんが、彼らなりの精一杯の了解の返事です。
どこか憎めないヤツだ、子どもっぽくて可愛いヤツだと思って見守ってください。
裏をかく
天の邪鬼な人には、どうせ意見を聞いてもらえないのであれば相手に選ばせましょう。
今日は和食を食べたいと思ったら却下されるのを見越して「中華かイタリアンか洋食どれにしようか」と候補をたくさん挙げて和食にもっていけるよう誘導尋問してみましょう。
食べ物に限らず、これだけは嫌というものは最初から候補に挙げておくといいでしょう。
必然と候補から外れるはずです。
張り合わない
反対されら「絶対に相手の言いなりになってたまるか」と言う気持ちが強くなりますので、天邪鬼な人に張り合うのは禁物です。
「それはそれでいいんじゃない」と受け入れたほうが、話がすんなり終わります。
まとめ
素直になるというのは簡単に見えるけど実は難しいことでもあります。
しかし、素直になった方が得する事も多く、人からも愛されます。
変な意地っ張りは捨てて素直な気持ちになった方が、ストレスやトラブルなくスムーズに人と付き合えますので、これをきっかけに改善してくれることを願っています。
1 お酒を飲むと人格が変わる
2 足を引っ張る
3 自我が強い
4 考えすぎる
5 挙動不審な
6 ツンデレ
7 人の言うことを否定する
8 っていうかが口癖
9 すぐ諦める
10 教養がない
11 皮肉屋
12 仕事が覚えられない
13 足元を見る
14 歩くのが速い
15 攻撃的
16 約束を守らない
17 頑固な
18 逃げ腰
19 言葉使いが悪い
20 話がくどい
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