馴れ馴れしい

馴れ馴れしい人の特徴・心理・対処法

馴れ馴れしい

馴れ馴れしいと敏感に感じるのはどちらかと言うと女性の方ではないでしょうか?

1,2回会っただけでずっと前から友達だったような振る舞いをされたり、終電がなくなったからと言っては泊まらせてほしいと言う人、初対面でいきなりプライベートまで根掘り葉掘り聞いてくるのはちょっと勘弁してよって思いますね。

男性は別に悪い気はしない、むしろ話しかけられるのは大歓迎だと言う男性もいます。

そんな馴れ馴れしい人が身近にいたら距離を置きたくなりますが、仕事上どうしても付き合わなければいけないとなると皆さんはどう対処していますか?

仕方なく付き合っていると言う方もいらっしゃると思います。

しかしそれでは自分に要らぬストレスが掛かるだけです。

会社で毎日顔を合わせていると、かしこまった関係よりは多少砕けた関係が仕事しやすいと思って馴れ馴れしくなってしまいがちです。

仕事をスムーズに進めるには、お互いに打ち解ける必要ですが、『親しき中にも礼儀あり』という言葉があるように、仕事とプライベートは別というようにある程度の距離感は保った方が良い人間関係が長く築けます。

そこで馴れ馴れしい人の特徴と心理を掴んでその人に合う対処法をご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。

馴れ馴れしい人の特徴や共通点

馴れ馴れしい人には誰とでも仲良くなれる、積極的であるという共通点があります。

しかし、度が過ぎてくると馴れ馴れしいに変わってきます。

どこから馴れ馴れしいと感じるのかそれそれの特徴を解説していきます。

人見知りをしない

馴れ馴れしくても人見知りをしない人は、人見知りより好感が持てます。

普通に許容範囲の特徴として捉えます。

友達が多い

馴れ馴れしい人は、誰とでも喋る性格柄、交友関係が幅広く、老若男女問わず合わせて会話ができます。

しかし喋り方に問題があります

初対面や目上の人に対しても敬語が使えず誰にでもタメ口で喋るので第一印象は良くないです。

タメ口を使うときは相手を知って距離が縮まっていった時に使います。

タメ口を使うタイミングを間違うと相手に不快な思いを与えてしまいます。

ボディタッチをする

馴れ馴れしい人は話しながらよくボディタッチをします。

馴れ馴れしい人はこれを無意識に行う人が多いです。

ボディタッチされるのは好きか嫌いか分かれますが、される相手によります。

カッコイイ・可愛い人、気になっている異性であれば嬉しいし、嫌な人からボディタッチされるのは嫌悪感を抱きます。

―ここからは、ん?ちょっと考えてほしいレベルになってきます。

礼儀知らず

挨拶が無かったり初対面でもタメ口で喋ったりお礼の言葉がない人は、礼儀を知らない恥知らずな馴れ馴れしい人です。

そんな人はたいていデリカシーがなく、相手の事を考えていない人がほとんどです。

典型的なのは最初からあだ名を付けたり、下の名前で呼んだり、○○ちゃんと呼びたがります。

厚かましい

馴れ馴れしい人は難しい頼み事をサラッと願いしたり、立っている人に「それ取って」とか何かしているついでに度々お願いしたりする人は厚かましいです。

プライベートになると夕飯時にお邪魔して“ごちそうになりたいアピール”が平気で出来る人です。

自分優先なので興味を持った事にはとことん追及するタイプです。

上下関係を気にしない

社会の上下関係には年齢順、入社順と様々ですが、同期だが明らかに年下に見える、自分の方が年下だけど入社は先だと上下関係がハッキリしていません。

どちらにせよ敬語で喋るのが無難なのに、上下関係が曖昧だと敬語を使う意識がないため馴れ馴れしい態度に出ます。

無神経である

馴れ馴れしい人は自分の気持ちが優先なので相手の都合はお構いなしです。

自分の主張は押し付けますが、相手の話は聞く耳持ちません。

馴れ馴れしい人は自覚がないのが厄介です。

プライベートな質問にもグイグイ責めてきます。

自分のテンションで話すので答えてくれないと不機嫌になります。

馴れ馴れしい人の心理

馴れ馴れしくされたら不快に思う人がいますが、馴れ馴れしくしている方はそんなつもりは全くありません。

第一印象を大切にしているので親しみやすい印象を与えたいと思っています。

一度話したら友達感覚、むしろ好意的に向き合っていると言えます。

ただ限度を知らないのですね。

その心理を挙げていきます。

親しくなりたい

自分が気になる人と仲良くなりたいと思うのは人の自然な心理です。

それを自分から積極的に話しかけるか黙っとくかの違いです。

ただ最初からガツガツ行くので、相手が同じような性格じゃなかったらビックリして馴れ馴れしいと思われるのです。

興味がある

馴れ馴れしい人は同じ趣味を持つ人や何らかの興味が湧いてくると、話しかけずにはいられません。

相手も自分と同じ気持ちだと思い込んでいます。

沈黙が嫌

ふつうは初対面では何話していいかわからないもので沈黙になりがちです。

馴れ馴れしい人は沈黙が嫌で「何か話した方がいいよね」「質問してみようかな」と話しかけてみます。

あわよくば相手が乗ってたら今の状況などをネタに喋りだします。

自分を変えたい

馴れ馴れしい人は過去の自分を変えたい、一人は嫌、寂しい、話し相手がほしいと思ったら先ずは友達作りから始めようと思います。

自分なりに努力はしています。

ただ一生懸命声を掛ける事で必死でさじ加減がわからず、馴れ馴れしい領域まで達してしまうのです。

この手のタイプはどこか自信なさげで無理している感じがするので、悪気があっての馴れ馴れしさとは少し違います。

ただ単に友達になりたかったと考えていいでしょう。

友達の定義のズレ

友達の定義は人それぞれ違いますが、馴れ馴れしい人は一度会えば知り合い、次会えば友達、友達の友達にでも次会う時は何の躊躇もなく友達感覚で喋りかけます。

自分はフレンドリーな性格だと思っています。

馴れ馴れしいとフレンドリーの違い

似た言葉にフレンドリーとありますが、違いはあるのでしょうか?「誰にでもフレンドリーだ」「気さくでフレンドリーだ」と使います。馴れ馴れしいと似たような意味にも聞こえますが、違うとすれば『相手が不快と感じるかそうでないか』です。

例えば初対面で

「同じ部署だね、これからよろしくね」という会話に続いて

「名前何て言うの?」

「出身はどこ?」

「どこに住んでるの?」

「来週飲み会があるんだけど来ない?」

と立て続けに質問するのは馴れ馴れしいに値します。

「私は○○て言うの、あなたの事なんて呼んだらいい?」と軽く自己紹介をすると相手も自己紹介をしますよね。

その後はキャッチボール方式に会話を続けるのが友達作りの一歩だと言えます。

馴れ馴れしい人への対処法

本人は自然な流れなので誰かに指摘されない限り馴れ馴れしいことに気づきません。

ではどうやったらうまく付き合えるのかをご紹介します。

ひたすら敬語で話す

年上には敬語で話すのが常識だと思っていない馴れ馴れしい人には敬語で返す。

それも丁寧すぎるくらいで。

相手は仲良くなりたいからタメ口を求めてきますが、深い付き合いになりたくない相手であればずっと敬語で話しているうちにつまらない子と思われて近寄らなくなるでしょう。

無反応でいること

馴れ馴れしい人とは無理して付き合う必要はありません。

馴れ馴れしい人に反応をしてしまえばガンガン攻めてきますので、何を話されても笑みがなく、ただただうなずくだけにしておけば、温度差を感じるでしょう。

人見知りな子と判断されて離れて行きます。

適当に交わす

「今集中しているから」と言うのは「悪いかな」と躊躇しがちですが、そう思っているのはあなただけ。

馴れ馴れしい人は話しかける人はいくらでもいますので、次を探します。

気にしないで勇気を持って言ってください。

いつも相手にされないとわかれば態度を改めることが可能性があります。

まとめ

あなたに馴れ馴れしく接してくるのは、あなたと親しくなりたい気持ちがとても強いということです。

馴れ馴れしいを言い方を変えれば人懐っこい、悪く言えば攻めすぎ。

それは相手が決めることで捉え方は相手次第となります。

ですから相手を見極めたうえで態度を変える柔軟性が兼ね備えていれば問題ないと思います。