乱暴

乱暴な人の特徴・心理・対処法

乱暴
~乱暴な人から身を守る~

身近で乱暴な人と出会ってしまったらおびやかされる毎日で早めに対処しないと身が持ちません。

攻撃的になる理由と撃退法も大公開!!

自分と合わない人はどこに行っても必ずいるものです。

知り合いの職場に、10代の頃、単車に乗り回してヤンチャしていた頃が抜けていない上司(46才)がいるそうです。

自分の思い通りにならないとキレてすぐ手が出る足で蹴るなどしてこの2年で従業員が14人辞めていったそうです。

さすがに10人目くらいで襟首をつかむくらいに抑えている?ようですが、上司曰く、「最近の若造は根性がないな」だそうです。

円満な退職理由を100%信じて自分のせいで辞めたなんて1ミリも思っていないようです。

本当の理由を言えば通知後の1ヶ月、地獄でしょうからね。

残った従業員も「いつ辞めようか・・でも言うのが怖い・・」と言い出せずにずるずると残っているそうです。

乱暴は人はほんとうに怖いです。

攻撃的な人から離れるか自分で身を守るための上手な付き合い方を知っておくかになりますのでレクチャーしていきます。

乱暴な人に共通する特徴

乱暴な人を好む人なんていません。

当然人から嫌われます。

乱暴と言っても直接手を下す人、言葉の暴力というものに分かれます。

どちらにも言える共通点は人を攻撃しています。

攻撃する方法は相手によっていろいろあります。

乱暴と言われる人の特徴を挙げていきますので、自分はそう思われていないかチェックしてみてください。

物を雑に扱う

物を大事にしない人は、何かを渡すときに投げて渡したり、デスクにどさっと音を立てて置いたり、物の扱い方が乱暴です。

そういう人はバン!ガシャン!とか何をするにも大きな音を立てます。

ゴミを投げて捨てたりととてもお行儀が良いとは言えませんね。

物を雑に扱う人は整理整頓もできなくてデスク周りはゴミだらけ。

よく物を失くします。

短気である

気が短い人は集中力が欠けていて最後まで黙っていられません。

些細な事でもイライラします。

ケンカっ早くて自分が気にくわない事や逆らう人がいるとすぐ大声で怒鳴り散らしたり、中には手が出る人もいます。

乱暴な人は、じっと堪える感情がないのですね。

リーダー的存在である

影響力があってリーダーと言えば聞こえがいいので、ここではボスと言う方が言葉的には合っているかもしれません。

グループの中心的存在で有無を言わせない威圧感がありますので、誰も逆らえません。

乱暴な人は、睨みをきかせるから怖いです。

何気ないひとことでも機嫌を損ないますので、ご機嫌取りが必要です。

物に当たる

嫌な事があったら誰だって内心イライラしますよね。

そこを表に出さない良識ある人はグッと抑えて堪えることができます。

でもそれができない乱暴な人は、そこら辺にあった物や目に付いた物を蹴ったり壊したり、中には何の関係もない人にまで八つ当たりをします。

騒音を立てる

おしとやかな人は振る舞いがとても丁寧です。

一方がさつな人は、面倒くさがりな人に多く、ドアや書類ケースの引き出しの開閉音が大きかったり、廊下をドスドス歩いたり、とにかく何をするにもいちいち大きな音を立てて周りをビクつかせます。

この違いには落ち着きが関係していると思われます。

落ち着きがない人は忘れ物をしてバタバタ走ったり、物を探すためにガチャガチャしたデスク周りを手当たり次第に探したり、結果あちこち動き回ってうるさいです。

高圧的である

乱暴な人は、比較的上の立場にいて権力に物を言わせて人を押さえつけようとする人です。

部下が上司に高圧的な態度を取ることはないですからね。

勝ち負けにこだわりが強く、自分の言うことに従ってもらうのが当然だと主張します。

他人の意見は聞き入れない、聞こうともしない傲慢で高圧的な人です。

逆らったら何されるかわからないのでビクビクしてしまいます。

口のききかたが悪い

育った環境というのはとても大きいです。

「言葉使いでお里が知れる」とはよく言ったもので、まさにその通りです。

子どもは親の背中を見て育ちます。

もちろん子どもはそれが良いか悪いかの判断はできませんので、一番長く近くにいる人のマネをして育ちます。

言葉使いと言うのはどんな人でも成長の過程でだんだん良いか悪いかの区別は付きますが、直るか直らないかは別です。

元々丁寧な言葉使いの元で育った子どもは大人になってからもだいだい言葉が丁寧です。

言葉使いが乱暴な子は教えられても直さなかったのでしょう。

乱暴な人は、怒ると

「てめー、いうこと聞かないとぶっ殺すぞ!」

「死んで詫びろ!」

「ただですむと思うなよ!」

「覚悟しとけよ!」

「ここには居られなくしてやる」

と普段から脅し文句が多いです。

暴言を吐く

日常的に慢性化された言葉の暴力でジワジワと相手を極限状態に追い込みます。

「本当に悪いと思っているならいますぐここから飛び降りて死ねば?」

「死んだら許してやってもいいよ」

「お前が死んでも誰も悲しまない」

「いつ仕事辞めるの?」

「この給料ドロボーの能無しが!」

と制圧を加えています。

パワハラとも言えますね。

乱暴な人の心理

なぜ乱暴になるのか気になる心理を挙げていきます。

支配欲が強い

自分に従ってくれる人は好きです。

とても気分が良いです。

いうことを聞かない人にはイライラします。

乱暴な人は、自分の思い通りに人を動かしたい、支配欲がすごく強いので、威圧的な態度になります。

それも自分より弱そうな人を見定めて。

大きく見せたい

ボソボソ小さな声というのは自信がなさそうに見えます。

ならば大きな声を張り上げていれば、見せかけだとしても周りの人は少なくとも自信なさげには見えません。

「おらおら!かかってこいよ」的で強気です。

人って見るからに強そうな人にはよっぽどのことがない限り自分から向かっていこうとはあまりないですよね。

乱暴になるのはなめられたくなくて自分を強く見せたいときに取る行動です。

本当は弱い人間です。

感情をコントロールできない

乱暴な人は、興奮してカッとなったら自分を抑えきれずに他人に自分の感情をぶつけてしまいます。

あとで自己嫌悪に陥る人もいれば、平然としている人もいます。

前者はまだ罪悪感があるのでまだマシな方です。

直したいと思っていてもカッとなったら自分ではどうしようもできないので苦しみます。

乱暴な人あるある

身近な人で乱暴な人が取る行動を聞いてみましたので、もっとも多かった回答を順に紹介します。

・蹴ったりわざとぶつかってきたりする

・備品を雑に扱うのですぐ壊す(コピー機が止まったら足で蹴る、イライラしたら鉛筆を折る)

・トレーで頭を叩く、本で頭を叩く

・物を渡すとき絶対に投げて渡す

・「死ね」と毎日必ず1回は言う

乱暴な人への対処法

乱暴な人を放っとくとますますエスカレートしていくので、早めの対処が必要です。

プライベートな付き合いならば簡単に連絡を絶つことができますが、職場で毎日顔を合わせるような付き合いならばそうはいきません。

ではどうすればいいのでしょう。

二人きりにならない

最低限の会話だけにして用が済んだらすぐ戻りましょう。

向こうからくる場合は、逃げ場がありませんね。

声を少し大きく出して周りの人に

「こうゆう話をしてます。自分は何も悪い事は言っていません」

とアピールをしましょう。

二人きりにならないのが大前提です。

人が見ている前では手出しできにくくするためです。

手が出る人には

「痛いです。暴力はやめてください」と真顔で言わないと絶対にやめてくれません。

言ったからってやめてはくれないでしょうが、何も言わないよりは言い続けた方がいいです。

冗談でもどうしても言えない人はよけましょう。

叩かれ損です。

アザなどができるくらいのレベルであれば証拠写真を撮って上司に報告することです。

倍返しを恐れてできないと言うかもしれませんが、暴力的な人が最も恐れるのは会社に知られること。

「次は報告します」と本気度を見せれば向こうから手を引いて来るでしょう。

言葉の暴力

ジワジワと追い込んでくる言葉の暴力は目に見えないため、傍からは気づきにくいです。

ものすごく追い詰める性格だったら精神が壊れてしまいます。

今すぐに誰かに相談してください。

身近に相談する人がいなかったら、命のホットライン窓口がいくらでもあります。

一人で抱え込まないで誰かに吐き出してください。

あなたは一人じゃない。

少し勇気が出るかもしれません。

物を乱暴に扱う人

予備を大量にストックしないことです。

ストックがあるとわかっているから大事に扱わないのです。

これまでの経緯を上司に話して弁償してもらうことも効果的です。

まとめ

以上、乱暴な人についてまとめました。

自分が行動を起こさなければ待っていたって相手は何も変わりません。

少しでも励みになれば幸いです。