好き嫌いが激しい人の特徴・心理・対処法

「誰にでも平等に接しよう」

なんとも耳触りのよい言葉ですが、実現できている人はそう多くはないでしょう。

怖そうな顔付きの人には言いたいことが言えなかったことや逆に気が弱そうな人には傷つくことを平気で言ったことはありませんか?

異性に接するときやスキな人に対して態度を変えることはありがちですよね。

人によって態度を変えることは誰でもやっていることです。

しかし、度が過ぎるのは困りものです。


社内で毎月トップの売上実績をあげる営業部のCさんは、誰もが認めるやり手の営業マンです。

お客さんに対しては平身低頭で礼儀正しく、にこやかに笑顔を振りまくので、評判が良いのですが…

気になるのが社内での態度です。

同僚や後輩の前では、無愛想になることが多いのです。

話しかけても「ああそう」と必要最小限の返答しかしなかったり、自分からコミュニケーションを取ろうとしません。

資料を雑に投げて渡すこともあります。

特にクレームが多い取引先との商談や交渉のあとは「まったく疲れる客だ」と愚痴を言いながら、喫煙所にこもって不機嫌そうにタバコを吸っていることも珍しくありません。

さすがに上司の前では、無愛想な態度を取ることはないのですが、裏表が激しいCさんに違和感を感じている人も少なくないようです。

人によって態度を変える人の特徴

 

・他人から良く見られたい

・自分の評価を人一倍気にしている

・損得で判断している

・ずる賢い

・自己愛が強い     

・世渡り上手である

人によって態度を変える人の心理

 

人によって態度を変える人には2種類のタイプに分類することができます。

1つ目は損得勘定で態度を変える人です。

自分にとって利益になる相手には低姿勢で媚びを売って取り入りますが、利益にならない人には冷淡または傲慢な態度を取ります。

コミュニケーションとは自分が得をするための手段だと考えているため、これまでたくさん持ち上げてきた相手でも、必要がなくなればあっさり手のひらを返しますし、散々ないがしろにしてきた相手でも、利用価値を見出した途端、距離を縮めてきます。

職場では上司にゴマをする人は出世を狙っていると思って間違いないでしょう。

2つ目は好き嫌いがはっきりしていて、それを包み隠さない人です。

好きな人には好意を持ってもらえるように愛想を振りまきますが、嫌いな人には露骨に嫌な態度を取ります。

どちらも共通して言えるのは自分の気持ちに正直なところです。

相手や周囲がどう思うかというのは一切意に介さず、ただ自分の思惑や感情のおもむくままに動きます。

人によって態度を変える人の対処法

 

人によってあからさまに態度を変える人は不愉快に感じるかもしれませんが、こういう人はどこにでもいます。

割り切りましょう。

本人は確固たる意志をもって態度を使い分けているので、周囲がどうにかできるものではありません。

受け入れるとまではいかなくても、受け流すぐらいの寛容さをもって扱うのが一番の対処法です。

もし自分が好意的に扱われる側だとしても、あまり近づかないほうがいいでしょう。

この手のタイプはいくら好意的な相手であっても、ちょっとしたきっかけで心変わりをするものです。

コロッと冷たい態度に豹変します。

反対に「嫌われている」「なめられている」「ないがしろにされている」場合は、気にしないことが最善策です。

まともに受け止めても自分がつらくなるだけです。

「自分とは合わないタイプの相手なんだ」とあれこれ悩まずスルーしましょう。

一回ビシッと強く言うことで、相手は態度を改めることがありますが、ますますひどくなって自分の立場が悪くなる可能性があるため、判断が難しいところです。

人によって態度を変えることはそんなに悪いことではない?

 

一般論として誰にでも公平に接する人と人によって態度を変える人とではどちらが信用できるか?

言うまでもなく誰にでも公平に接する人ですね。

しかし、上司と部下との関係、友達との付き合い、親子の間柄など、人は誰しも相手によって態度を変えています。

人によって態度を変えると聞くとマイナスイメージが持たれますが、そうしなければ社会でうまく生きていくことができません。

普段は気難しい人でもお客様には愛想よく振る舞い、イラッと思うことを言われてもまずは下手に出るのがビジネスマナーというものです。

人によって態度を変えていると思わぬ失敗をすることも

 

上司の前ではゴマをすり素直に従う態度を取る一方で、部下には横柄な態度を取り理不尽な怒りをぶつける人は多いものです。

上司の前ではそのような裏表がある顔は決して見せないため、上司には優秀な人材として気に入られて、重要な役目を任されたり昇進するのが早かったりします。

ある意味世渡り上手と言えるでしょう。

しかし、多くの人と一致団結して取り組む仕事を任された場合、仕事現場では嫌われているため仕事が順調に進まず、上司から期待外れだという烙印を押されることがあります。

また、非協力的であると内部告発されることもあります。

最終的には左遷されたり降格したりして、人によって態度を変えていたことのツケが回ってくることがあります。