人によって態度を変える

人によって態度を変える人の特徴・心理・対処法

人によって態度を変える

人によって態度がコロコロ変わるって何なの?

完全になめられてる?

誰でも人前では良い人でいたいと思うのは自然な感情ですね。

好意的に想っている人の前ではなおさらです。

誰にでも人によっては好き嫌い、苦手意識などはあるものです。

しかし誰にでも公平な態度で接するのが、社会人としての対応です。

それに人によって言い方や態度が違う人は、信頼できません。

人によって態度を変える人の心理を知ることができれば、上手な付き合い方が見えてくるかもしれません。

それぞれ特徴や心理を紹介しますので対処法を知っておこう。

人によって態度を変える人に共通する特徴

公平という言葉がありますが、皆さんは人に公平に接していますか?

または「自分にだけ態度が違わない?」と感じた事がありますか?

人によって態度を変える人共通して見られる点は上手に人を使い分けています。

だいたい自覚はあります。

そんな人の特徴を挙げていきます。

観察力と洞察力がある

人によって態度を変える人は

「昨日と同じ服を着ている」

「前髪切った?」

「眉毛細くした?」

「いつものメイクと違うね」

と人を細かい所までよく見ています。

日ごろよく観察しているからこそ、人の変化にいち早く気づきます。

「今日は口数が少ないね?何か悩み事でもあるの?」

「痩せたんじゃない?どこか体調悪いの?」

「○○の症状は病院行った方がいいよ」

と洞察力が鋭いです。

人によって態度を変える人は、この人はいつもこうだ、だからこう接した方がいいと自分の中ではこうすると決めています

異性の前で態度が変わる

意中の異性の前では良い姿を見せたいと思うのは、自然な感情で理解できなくもないです。

でもさっきまで普通に喋ってたのに異性の前に出ると態度が豹変する人がいます。

特に女性にい多い特徴や仕草として

・声のトーンが高くなる

・「できな~い」とか弱いフリをする

・急におとなしくなる

・上目遣いになる

・目がウルウルする

・アヒル口になる

・首をかしげる

・ボディタッチが多い

・急に優しくなる

・笑顔が多くなる

・聞き役に回る

など意図的に自分を良く見せるのが得意です。

顔色を伺う

顔色を伺うと言うとゴマをすっている、ビクビクしているようなイメージが付きものです。

上司に限らず人のご機嫌ばかり伺っているような人は態度がコロコロ変わります。

「今日は機嫌が悪そうだから話しかけない方がいい」

「今が話しかけるチャンスだ」

といつもタイミングを見計らっていまが、
周りの状況を把握した上での判断はある意味、空気を読んでいるとも言えます。

上司の前だけ張り切る

偉い人の前や影響力がある人の前になると、張り切って仕事をするが不在になると

・仕事を辞める

・適当に済ます

・席を離れる

・私語が増える

など明らかに言動に違いが見られます。

たとえ嫌いな人であってもその人を持ち上げる、肩を持つ、褒めるなどゴマをすります。

好き嫌いが激しい

人が集まれば、自分と合う人もいれば、反りが合わない人もいるでしょう。

またそういう人とうまく付き合っていこうと前向きな人もいれば、嫌いな人とは徹底的に付き合わないタイプもいます。

単に好き嫌いがハッキリしているタイプの人は、人によって態度を変える人とは真逆の態度をとります。
つまり好意を持っている人にはニコニコ笑顔で接して、嫌いな人には素っ気ない態度をしています。

損得勘定で考える

人によって態度を変える人は、考えてから行動する計算型のタイプ。

自分にとって損か得かを考えた上での行動に出ます。

損であれば、見て見ぬフリも平気でできますし、得であれば自分を犠牲にしてまでも相手に尽くす事ができます。

恋愛で言えば少しでも脈ナシを感じたら諦め、あっさり身を引き時間を無駄にしたくない人です。

店に入ると態度が変わる

普段は普通に人と接していても店員さんの前になると態度がデカくなる人います。
人によって態度を変える人は、店員さんが年上であろうが、「〇〇持って来いよ」と命令口調です。
また、オーダーが遅いと乱暴な汚い言葉でクレームを入れるなどの行動をします。
そんな一面を見てしまうと百年の恋もいっぺんに冷めてしまいますね。

異性でなくてもドン引きしてしまうレベルです。

人によって態度を変える人の心理

人によって態度を変える人は、その態度の裏に何か思惑が隠されているはず。

なぜ自分にだけ態度が違うのか?

嫌われているのかな?なにか気に障る事でもしたかなと気になりますよね。

人によって態度を変える人の心理をシーン別に紹介していきます。

格下だと思っている

人によって態度を変える人は上司の前では「ハイ!ハイ!」とテキパキ動いて良い印象を与えたいと行動します。
しかし自分より立場や才能が下だと判断した相手には横着な態度を取ります。

格下相手に敬語を使う意味はない、実力が物を言う社会だと堂々としています。

良く見せたい

人から嫌われたいと思っている人はあまりいませんよね。

この人に気に入られたいと思ったらまずは印象を良くしないと。

人によって態度を変える人はそれをストレートに表現しているだけです。
気に入られれば取引先などで有利にことを運べます。

また昇進のチャンスもあります。

なめている

人によって態度を変える人の言動は

「この人になら何言っても大丈夫」
「この人なら許してくれる」
「この人は言い返さない」
と相手の性格をよく知った上での言動です。

「年上だけど頼りないし敬語は使わなくていい」

「先輩だけど仕事できないし敬語使う意味がない」

とバカにしています。

お客は偉い

『お客は神様だ』と勘違いしている人は

「お金を払っているんだから何しても何言っても構わない」

「お金を払ってるんだからサービスは当たり前」

「お金払っているんだから黙って従え」

と客が一番偉い、連れの前では良い格好したい、強い自分を見せたいと威張っています。

こうゆう人に限って仕事や下の立場にいて、ここぞと言わんばかりにお店に仕返したがります。

相手に合わせている

人によって態度を変える人は良い意味で言えば相手に合わせています。

普段、普通にしているけど相手がテンションが高めな人には高く、低い人にはそれ以上は求めていません。

相手が気が強く人に攻撃的な人には同じく攻撃的になります。

ただし、気が弱い人にはわざわざ自分が強気で出る事はありません。

そこはわきまえています。

敵か味方か

人によって態度を変える人は、自分と考えが合う人は好きだし相手になんかあれば味方につきます。

でも自分を否定する人は嫌い!敵だと考え、攻撃的になります。

自分の意見と食い違う人を敵だと思うようになってはいつしか自分の周りが敵だらけになってしまっています。

敵が多くなると、自分のやりたい仕事に敵がいるとわかるといまいち仕事へのモチベーションが上がらない…。

結果、満足いく成果が上げられません。

それをあの人がいたせいで…!と逆恨みすることになります。

見極めている

人によって態度を変える人は、この人は自分にとってこんな利益をもたらしてくれるだろう、この人に尽くしても何のメリットもないと常に人間関係を損得勘定で見ています。

その背景には傷付きたくないし、失敗もしたくないし、損するのも嫌だ!と言う気持ちがあります。
人によって態度を変える人は、この人と親しくしていれば自分にとって得になると判断すれば全力で尽くしますし、そうでなければ見向きもしません。

時間の無駄ですから。

人によって態度を変える人への対処法

他の人と接している態度と自分に対する態度が明らかに違っていたらいい気持ちはしませんよね。

「私にだけ態度が違わない?」

「なんでそう〇〇の時と態度が違うのよ」

と言えれば一番簡単なんだけど相手を変えるのは難しい。

逆に人間関係にヒビが入り、居づらくなる可能性があります。

そんな時にできる対処法は4つ。

真っ向から否定しない

嫌いな人の良い所って見つけた事がありますか?

恐らく嫌な部分しか目に見えていないと思うんですよね。

「休日出勤してくれない?」

「なぜ私が?」

「嫌だ」

という気持ちはわかりますが、ここはいったん相手を受け止めて「仕事熱心だな」と思う事で不快な感情を抑えます。

そして「すいません、先約がありますので、できません」と丁寧に断りを入れる事で少しの罪悪感がうまれ、「次はやろうかな」という気になります。

聞き流す

最初から最後まで全部聞いていたらイラッとしてきますので、自分の価値観と異なる人の言葉に毎回腹を立てていてはストレスが増すばかりです。

反論したら倍になって返ってくる可能性がありま。

なので話をさっさと終わらせるためには「そうゆう考えなんだ~」と聞き流して忘れるように自分に言い聞かせてください。

反応が薄いとつまらない相手だと思われて相手から近寄って来なくなる可能性に期待を込めて。

個性だと受け止める

好き嫌いは誰にでもあります。

それを同じように接しろという方が難しいのかもしれません。

「何で私にだけ素っ気ないのか」

と気にして生きるよりも

「ただ、私には興味ないだけ」

「この人はこうゆう人なんだ」

と割り切れば段々と気にならなくなりますよ。

本心は語らない

人によって態度を変える人と張ろうとすると、マウンティングの対象として目を付けられてしまいます。
なので、本心は語らないで相手に同調する形でおとなしくしていれば、格下相手に攻撃はしてきません。

利用価値がないとわかれば相手はつまらないので、離れていくでしょう。

まとめ

人によって上手に使い分けていることがおわかりいただけましたか?

しかし、こうゆう態度の人は必ず誰かが見ています。

本音で付き合える人はいません。

いざとなった時も他人事です。

自分だけはそうならないように自分の態度に一貫性を持たせておきたいものです。