仕事が嫌い

仕事が嫌いな人の特徴・心理・対処法

仕事が嫌い
仕事がキライ!どうする?辞める or 転職する?

今の仕事にやり甲斐を感じない…今の仕事を続けていても将来性がない…

辞めたい。

転職したい。

だけど辞めてどうするか?

でもちょっと待って。

今すぐ辞めるのはちょっと危険です。

転職するにしてもすぐに仕事が見つかるとは限りませんし色々問題点がありますね。

今の仕事が嫌なのか。

そもそも働くこと自体が嫌なのか。

そうなってくると根本的な改善が必要となってきます。

某雑誌のアンケート結果によると「仕事が嫌い」という人は4割いて、中でも「仕事を辞めたい」と感じる人は実に5割にもなります。

この数字が多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれです。

あなたが今の仕事に満足しているのであれば「え?なぜこんなにいるの?」と理解できないでしょう。

共感できるのであれば「こんなにいるのか」「自分だけじゃないのか」と少しホッとした人もおられるのではないでしょうか。

それでも人は生活のために仕事を続けていかなければいけません。

辞めるのかそれとも続けるのか。

仕事が嫌になった原因と改善方法を追究していきます。

仕事が嫌な理由

仕事が嫌いな人には仕事が嫌になったきっかけがあるはずです。

他人が聞けば「そんなことで?」という理由もありますが、本人にとっては重要です。

仕事が嫌いになる職場の環境や条件

給料が安い

給与が安いというのは仕事が嫌いな人だけでなく多くの人が持っている不満です。

・長年勤めていてもボーナスもない

・時給も上がらない

・昇給もしない

・残業代も出ない

・各種社会保険料の保証が無い

このうち一つでも当てはまる人は仕事に対する熱意も冷めてきます。

ただただ与えられた役割をこなしているだけです。

人間関係

職場には上司をはじめ先輩・後輩がいます。

それだけ人がたくさんいるとどうしても相性が合わない人が出てきます。

毎日、顔を合わせるわけですから、嫌いな人はもちろん、気の合わない人がいるだけでも結構なストレスがかかります。

どこに行っても人間関係・上下関係は悩みのタネであります。

上司が怒鳴る

上司の暴力や罵倒がひどかったりすると、仕事が嫌いな人にかぎらず誰でも嫌になりますね。

仕事に対する熱意が緊張と怯えに変わっていきます。

通勤時間が長い

田舎では通勤手段はマイカーは普通ですが、都会では郊外から2~3時間かけて電車で通勤するのは珍しくもないことです。

通勤時間が長い上にラッシュ時にはぎゅうぎゅうに押し込まれた電車の中はイライラしてきます。

これでは会社に着く前に疲れてしまい仕事が嫌いにもなりますね。

慣れない

はじめたばかりだと器用な人でない限り仕事に慣れるまで時間が掛かります。

誰もが通る道ですが、それまでの過程で失敗やいつまでも経っても覚えられないといった日々を過ごしていると仕事に対する熱意がだんだんと薄れ次第には完全に無くなっていきます。

拘束時間が長い

朝早くから残業を含めると労働時間が長いのはきついです。

そのうえ、休日出勤まで強いられると会社と自宅の往復だけで疲れます。

家に帰っても寝るだけの生活でプライベートが充実できません。

肉体的にキツイ

重労働や立ち仕事は体に堪えます。

若いうちは回復力が早くていいのですが、年を重ねるごとに回復するまでの時間が掛かり体力の限界を感じ、仕事が嫌いになります。

腰痛持ちでデスクワークがツライ

デスクワークに限らず、トラックやタクシードライバーそうです。

1日中座って仕事をしていると足の血流が悪くなりむくんだり、腰にも相当な負担がかかります。

その結果仕事が嫌いになる人もいます。

規律が厳しい

仕事が嫌いな人も社会人としてのルールは守っていますが、稀に遅刻やミスや私語もあります。

そのたびに長い説教と反省文は正直時間の無駄。

1時間の説教なんて最初しか聞いていません。

さっさと仕事に取りかかって挽回したい。

会社に不満がある

仕事は好きだが、それ以外に不満がたまっています。

・パソコンや機材が古くて思うようにはかどらない

・飲み会が頻繁に開かれ強制参加

・休憩時間が取れない

・新人のお茶くみと清掃係その他雑用が多すぎる

・月一ある4~5日の出張の食費に足が出る

・建物が古くて汚くて冷暖房が完備されていない

・30分~1時間とはいえ毎日残業である

仕事が嫌いになる精神面での原因

たとえばクレーム処理担当はどんな理不尽にも耐えなければなりません。

毎日謝罪してると何が正しいのかわからなくなってきます。

見知らぬ相手から大声で怒鳴りつけてきたら、そりゃ緊張もしますし怖いです。

笑顔が無いとすぐにクレーム入るし、言葉に詰まってしまうと「待たせるな」と怒鳴られ、かと言ってしゃべると「余計な言葉はいらん!!」
とどうしようもない状態でクレームの電話が鳴るたびにドキッとします。

失敗が許されない

患者や生徒など大事な命を預かっている以上、失敗が許されない仕事に就いている人は本当に好きでなければ生半可な気持ちで仕事はできません。

体力・精神面で割に合わない報酬に不満が募ります。

プレッシャーが重い

①大事な仕事を任されていて上司や周りからの期待も大きくプレッシャーが大きくのしかかっています。

成功すれば昇進・失敗すれば責任を取って解雇の可能性もある大きな二択に押しつぶされそうで仕事が嫌いになってしまいます。

②未経験OKで採用されたにも関わらずいきなり即戦力として現場に出る。

覚えが悪いと周りから冷ややかな言葉を掛けられ年下からはバカにされます。

能力に見合った作業がしたいと思うようになると仕事が嫌いな人になります。

ノルマがキツイ

ノルマがある仕事はきついです。

正直強引なやり方であったり押しつけ販売が心苦しくなります。

しかし、そうでもしないとインセンティブにも響くので、友達失う覚悟で電話かけまくっています。

どんなに小さな事でも毎日の積み重ねが積もりに積もって仕事に嫌気が差してきます。

ただ漠然と不満に思っているだけでは嫌だなという気持ちだけが倍増し、必要以上のストレスに変わってしまいます。

それが転職や退職に至るほどの理由なのかまでを考えましょう。

そこを我慢するのか誰かに相談して対策を練るのか上司に交渉するのかによって仕事に対するモチベーションも違ってきます。

仕事自体が好きであれば、今後も我慢できるかどうか、もしくは改善の余地はあるのか考えてみましょう。

仕事が嫌いな人の心理

仕事が嫌という人は何か理由があるはずです。

それが何なのかを紹介します。

不満が多い

だいたいどこの会社でも上司への不満、給料の不満が一番多いのではないでしょうか。

中でも昇給しない、残業代が出ない、ボーナスがない、時給が上がらないといった条件で長年働いていると不満がたまり、仕事自体まで嫌になってきます。

パワハラがある

パワハラは大問題です。

仕事が嫌いというよりも上司のパワハラが怖い。

仕事に行きたくない…かと言って休んだりしては次の日に何言われるかたまったもんじゃない。

大声で怒鳴るたびに萎縮してしまい、仕事に取り組む自信がなくなります。

割り切っている

嫌だ嫌だと言いながらも辞めることもできず、ズルズルと日々過ごしているだけで仕事にも熱が入りません。

与えられた仕事を適当にこなしているだけで給料をもらうだけと割り切っています。

規則が厳しい

社会人としてでもなくとも人として時間を守るのはルールです。

時間厳守の会社は普通のことです。

ですが、人間たまには遅刻したりマナー違反をおかします。

そのたびに長い説教や反省文を書くのは正直時間の無駄。

十分反省はしましたからさっさと仕事に取り掛かって返上したいところです。

残業が多い

仕事量が多く家に帰っても常に仕事に追われて、体も心も休めなくなっていきます。

仕事のことを考えるとベッドに入っても眠れない。

会社に着くと眠い・体が重い・やる気が出ない。

睡眠不足が仕事にも悪影響を及ぼして仕事が嫌いな人になります。

バカにされる

周りからは出来て当たり前と思われている中、なかなか質問がしにくいです。

年下からも「それくらいもできないでよく採用されたな」とバカにされ笑われ、技術が一向に上がりません。

指導してくれる人がいないとミスも出ます。

反省どころか「教えてくれないからだ」と仕事に嫌気が差してきます。

仕事が嫌になったとき気持ちを楽にする方法

誰にでも仕事が嫌になる時はあります。

そんな時にどうすればいいか。

受け入れる

仕事が嫌いな人はムリに仕事を好きになろうとは思わないでいいです。

「やっぱりどうしても好きになれない」と思うその気持ちが自分を追い詰めてしまいます。

嫌なものは嫌です。

一旦受け入れて逃げようとせずに何が嫌なのか原因を追究して解決したいと強い想いがあればストレスが軽減されます。

休暇を取る

心と体の状態を活発にする『交感神経』と心と体を休ませる『副交感神経』がうまくバランスを取りながら働いているおかげで、健康は保たれています。

ですから休息は大事です。

休暇を取ってリフレッシュすれば「よし、明日からも頑張ろう」と気持ちを切り替えられます。

しかし、仕事が嫌いな人の中には休暇が取れない人もいるでしょう。

法定休日だけは自分の時間を大事にしてください。

睡眠を十分にとる、美味しい物を食べる、音楽を聴くなど自分に合ったリラックス法で心と体を休めましょう。

湯船に浸かってマッサージをする

暑い夏はシャワーで済ますという仕事が嫌いな人は湯船に浸かってください。

血行を促進します。

その結果、代謝が促されて体内の疲労物質や老廃物の排出が活発になります。

マッサージも同時に行うと心身共にリラックスできます。

転職も視野に入れる

仕事が嫌だ辞めたいなと思ったらスキルアップを磨いていつでも転職できる準備をしておくと心が軽くなります。

嫌な事があって「こんなところいつでも辞めてやるんだ!」と心の中で叫ぶと気が強くなって不思議としばらくしたら落ち着いてきます。

どこに行っても同じような事はありますので、それも頭に入れておいてください。

相談する

仕事が嫌いなあなた、悩みを一人で抱え込んでいませんか?

誰かに話を聞いてもらうだけで心が軽くなります。

一人で思いつめないで誰かにアドバイスをもらうと違った見方ができるかもしれません。

人事に相談する

上司や同僚からパワハラや嫌がらせを受けている人は早くも人事に異動届を出すよう掛け合いましょう。

本来の実力が発揮できません。

人間関係がつらい、周りからの風当たりが強いと仕事にも影響が出てきます。

転職する

仕事が嫌いな人はどうしても我慢できなくなったら、最終手段は転職もありです。

転職を口にするともしかしたら人手が足りない職場は急に優しくなるかもしれません。

でもそんなのは一時だけ。

次の仕事先もめどが立って準備が出来たら30日前に退職届を出しましょう。

まとめ

仕事が嫌いな人はたくさんいます。

それでも何か仕事をしなければ生活ができません。

仕事が嫌になったら仕事内容が嫌なのか環境が嫌なのか分析してください。

何か行動に出ないと状況は変わりません。

今までの状況が打破できたら仕事に集中できますから勇気を持って踏み出してください。