ズレてる人の特徴・心理・対処法



職場にこの人は他の人と比べてズレてる人だと思うような人はいませんか?

よく「ズレてる人」という言葉を使いますが、そもそも「ズレてる」と感じるのはなぜなのでしょうか?

今回はズレてる人の定義や特徴・心理、対処法について考えてみましょう。
 

ズレてる人とは


「ずれる」という動詞には次の意味があります。

・正しい位置から少し離れた位置に移動する
・標準的なものや基準となるものと少し違っている


「ズレてる人」という場合は上記の2番目の意味になります。

つまり「ズレてる人」は一般的な常識から少し離れている、一般的な感覚から少し離れていると感じる人のことを言います。

「少し離れている」という点が重要で、全く非常識だったり価値観が違ったりというのではありません。

しかし、ある程度周囲と近い部分があるだけよけいに厄介ととも言えますね。

特に職場に「ズレてる人」がいると、「こうしてほしい」と思ったことがうまく伝わらない可能性もあるので、仕事にも支障をきたしてしまいます。

ズレてる人に対処するために、まずはその特徴や心理を考えてみましょう。
 

ズレてる人の特徴・心理


ズレてる人には以下のような特徴や心理があります。
 

自分の考えや感覚に自信がある


ズレてる人は自分の考え方や感覚に自信があります。

自信があることを意識しているというよりは、他人と感覚的にズレてるということは考えてもいないと言ったほうが正しいかもしれません。

自分の考えに自信がない人は周囲に合わせるようにするので、周囲はたとえその人の考えが周囲と違っていても気づくことはありません。

なんの疑いもなく周囲と違った考え方を口にする人が、周囲からズレてる人として認識されるのです。

ズレてる人は周囲の人が同じ反応をしているときに、自分だけが違う反応をする、または反応しないということについては気にすることはありません。

そういった意味では自分の感覚や考え方に疑いを抱いていない人と言えますね。
 

協調性がない


ズレてる人の中には協調性がない人もいます。

協調性がないせいで周囲の人の合わせない、合わせるという考えをしないという人です。

強調性がない人はそもそも集団で行動することを好まない傾向があるので、周囲の人に合わせてまで集団行動をしたくないという考えです。

自分に自信があるなしに関係なく性格的に他人に合わせたくないのです。

プライベートであれば一人で行動しても問題はありませんが、職場に協調性がない人がいると仕事にも支障をきたします。

協調性がないせいで他人とズレてしまっている人は、独立して一人で仕事をする個人事業主やフリーランスに向いているかもしれませんね。
 

空気を読めない


空気を読めない人も周囲からズレてる発言などをしてしまいます。

しかし、協調性のない人が空気を読まないのとは違って、空気を読もうとしているのに結果的に読めない人とも言えます。

この場合の、「空気」というのはその場の雰囲気や話の流れのことを意味します。

つまり空気が読めない人は全体的な話の流れについていけなかったり、その場の雰囲気を感じ取れなかったりという人です。

そのため冗談を言えないような流れや雰囲気を察することができずに、冗談を言ってしまって空気が読めない人と思われるのです。 話の流れとは違ったことを言ってしまうので、周囲からはズレてる人という認識になってしまうのです。
 

人の話を聞かない


人の話を聞かない人も周囲からズレてる人になります。

自分の考えに固執する人は他人の話に耳を傾けるということをしません。

人の話に耳を傾けないので一般常識についても知らないことが多く、常識はずれな言動をしてしまいます。

これが周囲の人にズレてる人という印象を与えるのです。

またこのタイプのズレてる人は、人の話をズレてる解釈をしてしまい、周囲とは違う反応をします。

これも相手の話をよく聞いていないから起こることなのです。

反対に人の話をよく聞く人は、人によって考え方が違うということもよくわかる人です。

そのため大半の人がこうした考えをするという常識的なこともよくわかっているので、ズレてる言動をすることはありません。
 

他人の気持ちがわからない


常識を知らない人でも他人の気持ちを理解できて他人を思いやることができれば、それほどズレてる言動はしないものです。

会話をしていてもこんなことを話したら相手を傷つけてしまうと考えることができれば、ズレてる発言をして相手を傷つけることもありません。

ズレてる人は相手の気持ちも考えずに自分の考えを押し通してしまう人なのです。

他人の気持ちがわからない、考えられない人が集団の中、特に職場にいると厄介な人という扱いをされるでしょう。

特にチームで仕事をする場合にはズレてる人の存在は、仕事をする上でのネックとなります。
 

自分を客観的に見れない


ズレてる人には自分を客観的に見ることができないという特徴があります。

もし客観的に見ることができれば他人とズレてる自分がわかるはずなので、それを修正することができるはずです。

そのためズレてる言動を何度でも繰り返してしまうのがずれてる人の特徴でもあります。

中には他人と違うということを認識していて、わざと相手に合わせない人もいます。

しかしその人はズレてる人というよりは、自分の考え方に固執してわざと他人と違う言動をするへそ曲がりな人と言えます。

ズレてる人は自分を却下して見れないため、たとえ他人から指摘されたとしてもどこが違うのかを認識できないので修正することもできないのです。
 

頑固


ズレてる人の中には頑固者という特徴を持つ人もいます。

たとえばズレてる人は職場で意見を言うときには周囲の意見に合わせるのではなく、自分の意見を主張します。

しかし、その意見が周囲と大きく違っている場合、周囲の人は異端の意見としてまともに取り合わないことがあります。

ズレてる人でも感覚が他人と違うというだけで、頭が悪いというわけではなく、むしろ頭の回転は良い人がほとんどです。

そのためズレてる人の意見が必ずしも間違っているわけではなく、周囲のほうが間違っているという可能性もあるのです。

そしてズレてる人は自分の意見を一人でも押し通そうとするために、頑固者だという評価を受けてしまいます。
 

マニュアル通りに仕事をしない


ズレてる人は人から教わったとおりにするということがないので、仕事でもマニュアル通りにきちんと仕事をするということをしません。

仕事を教えた人は教えたとおりにしないので、間違って覚えてしまったと勘違いして修正されます。

しかし、ズレた人にとっては自分にあっているやり方に直しただけなので、マニュアル通りにすることで自分にあっていないやり方を強制されたようなものなのです。

ズレた人は頭がいいので仕事の流れを理解した上で自分に最適なやり方を考えることもできます。

ところが教えられたとおりのやり方を矯正されると、かえって効率が悪い自分に合わないやり方となってしまい、仕事ができない人というレッテルを貼られることもあります。
 

マイペース


ズレてる人の特徴にマイペースという点があります。

普通に考えても他人のペースに合わせられる人であれば、ズレた人というイメージを持たれることもありませんね。

このマイペースこそズレてる人の大きな特徴と言えます。


職場にいるずれてる人も仕事を自分のペースでこなしていきます。

マイペースで仕事をするということ自体それほど悪いことではありませんが、その仕事が共同作業の場合は周囲の人に合わせたペース配分が必要になります。

そのため、マイペースで仕事をして周囲に合わせない人はズレてる人という評価を受けます。

また、無理に他人にペースに合わせてしまうと、自分のペースが崩れたことで仕事の効率が悪くなってしまい、今度は仕事ができない人という評価も受けてしまうのです。
 

人とずれてる原因


ここでズレてる人がなぜズレた言動をしてしまうのかその原因についても考えてみましょう。
 

自分独自の世界観を持っている


ズレてる人が周囲の人とズレてしまう最大の理由は自分独自の世界観を持っているからです。

この世界観は一般的な常識や感覚からズレているため、笑いのポイントや感動するポイントさえも普通の人と違っています。

そのため周囲の人はズレてる人に違和感を覚えてしまうのです。

ズレてる人の独自の世界観はひとつのこだわりでもあるので、周囲に合わせて自分の世界観を変えるということはできませんし、することはないでしょう。
 

人に共感できない


ズレてる人のズレた行動の裏側には人に共感できないという点があります。

普通の人でも相手に共感できないということはよくあることですが、ズレてる人はほとんどの人に共感することができません。

これは先程話した独自の世界観を持っているからです。

また、普通であれば共感できない人がいても相手に合わせて共感しているふりをすることができます。

こうすることによって相手を傷つけることを避けているのですが、ズレてる人は共感するふりをするということもしません。

ズレてる人の特徴として人の話を聞かず、空気も読まないという点がありますが、それらの特徴の原因となるのが人に共感できないというところなのです。
 

協調性の欠如


ズレてる人の特徴として協調性のなさを指摘しましたが、協調性がないというのは特徴だけでなくズレてる人が周囲とずれる原因にもなっています。

ズレてる人は強調できなくてもこれが自分だからしょうがないというふうに開き直ってしまいます。

そのため周囲と協調するということを考えもしないのですが、世の中のほとんどの人は他人とは違うというのが事実です。

それでも他人と強調することで社会人としてコミュニティに適合する努力をしているのです。

ズレてる人がズレたままでいるというのは強調することを放棄していることが原因だと言えます。
 

ズレてる人と仕事をする場合の対処法


職場にズレてる人がいた場合、どのような点に注意をして仕事したらいいのでしょうか?

ズレてる人への対処法を考えてみましょう。
 

自分のペースで仕事をしてもらう


ズレてる人と一緒に仕事をする場合は共同作業でみんなが一緒のペースで作業をしなければいけない仕事は避けましょう。

ズレてる人は周囲とペースが合わないことが多く、合わせることも苦手としています。

無理に合わせるようにすると本来の力を発揮できないのがズレてる人です。

ズレてる人と言っても頭が悪いわけでも仕事ができないわけでもありません。

自分独自の考えや仕事のペースを持っている人だと考えましょう。

そのため仕事を振り分けるときはなるべくマイペースでも支障が出ない仕事を振り分けてあげましょう。

自分のペースで仕事をしてもらうことが最も効率が良いやり方です。
 

独特な発想をうまく使う


ズレてる人は何度も言うように頭はよく回ります。

ただし普通の人に比べると考え方や発想が独自すぎるので、周囲と合わないという面があります。

しかし、仕事として考えると新しいアイディアや発想は普通の人よりもユニークなものを考えつくという利点があります。

そのため創造的な仕事を任せると、ズレてる人が最も活躍できるのではないでしょうか。

商品開発などはある程度自分のペースで仕事ができるので適任かもしれませんね。
 

先入観を持たずに接する


ズレてる人という評価が定着している人でも、あまり先入観を持たずに接しましょう。

ズレてる人というと頭がおかしい変な人というイメージを持っている日とも多いかもしれません。

しかし、実際には他人に合わせることができない、自分のペースで仕事をする人と言ったほうがいいことが多いのです。

それ以外はむしろ頭がよく回って仕事ができる場合が大半です。

ズレてる人でも先入観を持たずに相手のことについて知る努力をすれば、職場でもうまく付き合うことができますよ。
 

自分が人とずれてると感じている人のために


もし自分が他人と比べてズレていると感じているのであれば、少し歩み寄るだけで関係性をだいぶ改善することができます。

他人とズレているという意識があるのであれば、十分に改善する余地があるのでこれからでも努力してみましょう。
 

共感できるところを探す


ズレてる人という評価をされる人は他人に共感できないという人がほとんどです。

そのため、他人に全く関心を持たないのではなく、少なくても共感できる部分はないか探してみましょう。

他人にすべてを合わせて、すべてに共感する必要はないのです。

自分にも共感できる部分は他人でも必ず持っているものです。

こうして他人と共感できることや共通部分を見つけることができれば、今までよりも他人との距離が縮まっていきます。

さらにコミュニケーションも円滑になるので、それ以降に人と共感できないことがあってもそれを乗り越えることも可能になります。

また、自分だけが特殊と思い込まないで、人はだれにでも個性があるというように考えて、あまり思いつめないことも大切です。
 

自分のアピールポイントを考える


ズレてる人を一言で言い表すと「ユニーク」という言葉がピッタリのような気がします。

人と違うことで悩んでいる人は反対に人と違うことをアピールポイントとして考えてみましょう。

世の中には全く同じ人がいないのは明らかなので、人はそれぞれ個性を持った違う人間だということを意識しましょう。

そうすれば人と違うことは強みになるということもわかるはずです。
 

人とずれてしまう原因をはっきりさせる


物事を解決するためにはまずその原因を探ることがとても重要です。

たとえば体重が増えて太ってきたことを解決するためには、摂取カロリーを減らす、消費カロリーを増やす、あるいはその2つを同時にすることで体重は減ります。

体重が増える原因は病気などの特殊な事情がない限り、摂取カロリーが多いか消費カロリーが少ないかのいずれかなのです。 このように、原因をはっきりさせることで解決方法も自ずとはっきりするのです。

・独自の世界観を持っている
・人に共感できない
・他人との協調性がない


ズレてる人と言われる人は上記の3つの点で問題があることがほとんどです。

自分はどれに当てはまるのかを日頃の自分の言動を思い出して特定してみましょう。

原因がはっきりすれば自分がやるべきこともわかるはずなので、その改善に向かって努力してみることで解決に近づきます。
 

まとめ


ズレてる人の特徴や対処方法はおわかりいただけたでしょうか?

ズレてる人と言っても頭のおかしい変な人ではない、ということはおわかりいただけたことでしょう。

むしろ頭はよく特徴を理解すれば職場でもうまく付き合うことができる人です。

この記事を読んでズレてる人とうまく付き合ったり、自分のずれてる部分を解消できたりできれば幸いです。