事なかれ主義の人の特徴・心理・対処法

事なかれ主義
目の前の問題に見て見ぬフリをしていませんか?

誰でもトラブルに巻き込まれるのは避けたいものです。

大きな揉め事に発展する前になるべく穏便に解決したいと思う人の方が多いでしょう。

その場は穏便に済ませることができても問題は先送りになるだけで、根本的な問題が解決しないと不安な毎日に頭を抱えて過ごすことになるでしょう。

放っておくといつの間にか大きく膨らみ解決が困難になり兼ねます。

また新しい事にチャレンジするのを諦めてしまったら、時代の変化に対応できなくなります。

絶対に成功するとは一概に言えませんが、たとえ失敗したとしても『苦情は宝の山』と言うように失敗から生まれるヒントもあるはずですし、今後の成長にもつながります。

今では当たり前のように付いていますが、昔はシャンプーとコンディショナーには表記以外に区別がありませんでした。

洗髪していてまた同じものを付けてしまう、見分けが付きにくいという苦情から生まれたシャンプーの側面にはギザギザの突起が付いています。

自分たちでは気づかなかった、使ってみないとわからない『苦情』=『お客様の貴重なご意見』として捉え商品の改善・進化する可能性を秘めています。

ですからサービス業に関わらず、人と携わる社会人にとって“事なかれ主義”の人は成功を掴む前に既に逃していることになります。

これから先、自分の身にトラブルが振りかかった時に、早期に対処できるような人になるための改善策も紹介します。

事なかれ主義の共通点と特徴

事なかれ主義と言われる人には自己主張をしないという共通点があります。

その理由は争い事が嫌、面倒に巻き込まれるのが嫌というものです。

誰も好き好んで争う人はいないと思いますが、いつ自分の身にトラブルが起こるかなんてわかりません。

起きてしまったのであれば、周りのサポートなり自力で早急に解決に向かうでしょう。

ですが、事なかれ主義な人は、自分だけはトラブルに巻き込まれないように波風を立てないように自己主張をしないでいるのです。

時には知らん顔する事もあります。

そんな人の特徴と挙げていきますので、自覚がある方はチェックしながら見て下さい。

人に左右される

事なかれ主義の人は、周囲の反応を非常に気にするあまり自分の意見は言わず、多数派に合わせる傾向があります。

臆病な性格だと言えます。

考える力が身に付かず、他人の意見に依存して出世が遠のき年齢に相応な役職に就けずにいます。

リスクを恐れる

人間には防衛本能というのがありますので、確かにリスクがあるものに挑戦する事は怖いです。

迷いがあるものの、やってみないと何も始まりません。

成功すれば越したことはありませんが、失敗から得られるヒントもあるはずです。

事なかれ主義の人は新しい事にチャレンジする事を完全に諦めています。

失敗を恐れ、始める前からリスクがある事を考え挑戦することをやめます。

公務員に多い

売り上げや業績に関わる職に就いている人は結果を残さなければなりません。

能力の有無や差は別として向上心はあります。

しかし、公務員や安定した収入を得ている人に多い成果の有無で自身の評価が大きく変わるということが少ないため、強いプレッシャーを感じることがないのです。

結果として事なかれ主義の人が多くなります。

保守的である

事なかれ主義の人は、石橋を叩いて渡るタイプでとても用心深く自分を守る事を第一に考えていますので、他人を攻撃する事はありません。

何に対しても変化を好まず、一から新しい事を築き始めるよりも現状維持する方を選んでいます。

野心や野望といった向上心が全くない人です。

事なかれ主義の心理

事なかれ主義な人は揉め事を起こしたくない、巻き込まれたくないと強く思っていますので、場合によっては面倒くさくて『逃げるが勝ち』だという心理が働きます。

波風を立てたくない

事なかれ主義の人は、揉め事が嫌で自分の発言により人間関係にヒビが入るのを最も恐れています。

穏便に解決するには自分が一歩引けば済む問題なら喜んで引き下がります。

ダメージを最小限に抑えたい

事なかれ主義の人は、

「どうせ言ったって無理」

「できるわけがない」

「失敗するに決まっている」

と最初からネガティブ思考なのはどうしても避けられないトラブルが見えた時にダメージを最小限に抑えるためです。

「やっぱり言う通りになった」と思う事で傷つきたくない自分が心の中にいつも潜んでいます。

無難に過ごしたい

人との揉め事が面倒で嫌いです。

本音が言えず、自分だけ損している気分になり日々ストレスがたまってしまいます。

傷付けてしまうかもしれない

事なかれ主義の人は、他人を否定すると相手を傷付けてしまうかもしれないと気遣う事ができます。

反面、自分への評価も下がるのではと気にしてしまいます。

自信がない

過去の経験から似たような事例があると解決の糸口が見えてくるものですが、事なかれ主義の人は今まで人任せにしていたので経験が浅く、円満に解決できる方法がわかりません。

自分の処理能力と対応力ではとうてい解決できないと判断します。

どうしても相手が意見を出すまで待っています。

答えが出ると賛同します。

他人任せ

無駄な労力を費やすだけだ、責任を負いたくないと思うのは誰でも同じです。

確かに嫌な事は他人に任せてしまえば楽ですよね。

事なかれ主義の人は、

「自分の担当じゃないし…」

「誰かがやってくれるだろう」

「自分では手に負えないので無理」

と他人任せであり、責任感が薄いです。

安心感を求めている

事なかれ主義の人が他人に依存してしまうのは安定を求めて安心感を得たいから。

ネットで検索すれば自分と似た考えの人が少なからずいるでしょう。

共感してくれる人がいれば自分だけではないと安心感が得られます。

事なかれ主義が問題視される理由

そもそも事なかれ主義者は悪い事なのか?

一見して空気を読んでいる、他人を攻撃をしないと捉えようによっては周りは助かる部分もあるのも事実ですが、本人にとって不都合が生じる場合がありますので、直したいところでもあります。

ではその不都合とはどんなことでしょうか。

思考回路が停止する

ふいに話を振られたりすると緊張して頭が真っ白になった経験ありませんか?

人任せにしたり、自分は関係ないからと知らん顔して考えるのをやめたら大事な場面で言葉が出てこないと評価が下がります。

事なかれ主義の人がこうだと決めつけている、これはこうだと信じて疑わないのも思考回路が停止しているからです。

逃げ癖がつく

事なかれ主義の人は、嫌なことがあると解決することなく逃げてばかりになります。

困難に立ち向かうことなく転職を繰り返すことになるでしょう。

また楽な生き方ばかりを選んできたため試練に乗り越えられる精神が養われておらず、すぐ落ち込んだり、気持ちが沈んだ生活を送ることになります。

原因を追究しない

事なかれ主義の人は、諦めることが多く、

どこがいけなかったのだろう?次

はこうすればいい

失敗の反省をしないため同じミスを繰り返します

ミスばかりしていると「何をやってもうまくいかない」と自信が失われてしまうばかりでなく、周りにバカにされます。

仕事ができない人と評価される

事なかれ主義の人は、人任せにしてばかりでは誰からも信用されません。

大事な仕事を任せてもらえないと同時に出世もできないと思っていいでしょう。

後輩に先を越され悔しい想いをすることになります。

以上のことから事なかれ主義者は改善した方が良いと言えます。

事なかれ主義を改善する方法

事なかれ主義が起こる原因は、自分に自信がないため問題を先延ばしにする→根本的な解決ができないといった負の連鎖を生みます。

仕事をしていく上で必要な事は信頼関係です。

本音を言える人やサポートしてくれる人が近くに居たらとても心強いです。

人間、間違った発言をすることだってあります。

政治家のお偉いさんだって失言により失脚した人もいるくらいですから。

しかし、その後が大切です。

今後、ミスを防ぐにはどうしたらいいか原因と対策をしっかり立てて同じミスを繰り返さないように気を付けましょう。

過去に意見を否定された経験から自己主張ができなくなったという人はもう一度、勇気を持って自分の意見を言いましょう。

その際、反対意見を言う時に気を付けることは相手の意見をいったん受け入れることです。

「それもいいですね」

「なるほど、そう意見もありましたか」

の次に「私の意見も聞いてもらえませんか」と言えば、真っ向から否定されるよりもすんなり聞いてもらう事ができます。

表情や声のトーンでも言葉のニュアンスが違ってきますからそこも気を付けてください。

信頼関係を築くには人の悪口を言わない、素直に正直になる、謝るなどを徹底して努力をしましょう。

責任を持つことも大事です。

責任を負う覚悟でとは言いませんが、少なくとも責任転嫁だけは絶対にアウトです。

経験が浅い、知識不足などの理由で失敗しないようにスキルを磨きましょう。

また、困った時は協力し合える仲間を作ると自分にはなかった発想が聞けたり、欠けた部分を仲間が補っていったりすることでみんなで成長していくことができます。

まとめ

毎日穏やかに過ごせたらいいですけど、長い人生、生きていれば良い事も悪い事もさまざまな経験をするでしょう。

嫌な事から逃げてばかりいては頼りない人だと思われるよりも「○○さんに相談してみよう」と言われるような頼れる存在である方がステキです。

すぐに直すことは難しいですけど、意識して少しずつ改善してみましょう。