武勇伝を語る

武勇伝を語る人の特徴・心理・対処法

武勇伝を語る

『武勇伝』には記憶に残る勇ましい話や突拍子もない出来事やとんだマヌケな話があります。

今となっては笑えるネタとして話せますが、当時は本人至って本気です。

中でも過去の栄光を武勇伝として何回も語る人がいます。

それは男性に多く見られる傾向にあります。

正直、

「聞き飽きた」

「それがなんなん?」

「うざい」

「忙しいのに時間の無駄」

との声が聞こえてきます。

確かに昔、大活躍したのでしょう。

そこは素直にすごいと思います。

でもそんな話、1回聞けばそれでいいし、では今は?って感じです。

生涯語り継がれるのでしょうね。

なぜ武勇伝を語りたがるのか。

その人の特徴・心理やうまく交わす対処法を紹介していきますので、最後までご覧ください。

武勇伝を語る人の特徴

武勇伝を語る人には一味も二味も違った癖の持ち主もいれば自信家もいます。

その逆でドジな人もいます。

テストで100点取った、水たまりでコケた、バツイチになった、だけでは武勇伝とはなりません。

要するにエピソードのレベルの問題です。

500点満点の記録は誰もいないとか水たまりでコケてカツラが取れた、バツ5になった、となると驚きです。

シーン別に紹介しますので、あなたのその話本当に今必要ですか?

今一度、武勇伝として自慢していないかチェックしてみてくださいね。

自慢話をする

遠慮するタイプの男性は、「聞かれたから答えた」という程度で、自分から武勇伝を語ることはしないところが好感度が上がる要素のひとつです。

承認欲求が強い人は聞かれてもいないのに自分から武勇伝を語ります。

周りがはやし立てるのを自称リーダー的存在だと勘違いしている人も多く、

毎回同じことをいう

武勇伝を語る人は、飲み会で、休憩室で、プライベートで毎回同じことをいいます。

そりゃ場所が変わって人も変わればどこに行ったって武勇伝を語りたくもなるでしょう。

誰に話したかまでは覚えていないため何度も聞くハメになります。

上司や先輩だと「また始まったよ…」と聞き飽きました。

毎回「すごいですね」と言わなければならないのでうんざりです。

昔は悪かった

武勇伝を語る人には、昔は悪かった自慢をする人がいます。

数々の武勇伝を残していますね。

昔、ヤンチャしていた人でも成人して職に就いて家庭を持とうとすると落ち着き、人の親になると世間体もあり過去を隠したがるものです。

中にはまだヤンチャ気分が抜けていない人もいます。

・少年院に〇回入っていた

・拳で相手の前歯を折った

・〇〇人相手にケンカした

・逮捕歴がある

・小学生から煙草を吸っていた

・改造車に命かけていた

・暴力沙汰で退学

・暴走族の総長だった

・警察にお世話になりすぎて友達になる

親や周りの人に迷惑を掛けてハッキリ言って自慢になってませんよ?

常識外れで恥ずべき行為です。

昔の自分と比べる

定時で帰ろうとする者には

「昔は会社に寝泊まりしててでも仕事をこなしたもんだ」

飲み会に参加しない者には

「昔は上司の誘いを断る者なんかいなかった」

「上司に朝まで付き合った」

「休日も呼び出されていた」

何かにつけて昔と比べて嫌味を言います。

「今の若いもんは根性がない」と見下しています。

武勇伝を語る人の心理

過去にすごいことをやってのけたのは素晴らしいですね。

自慢したい気持ちもわかります。

ですが、やたらと武勇伝を語ると周りは妬ましくもあり、うとましだけです。

承認欲求を満たしたい時の心理は以下の通りです。

モテたい

異性にモテたいというのは人間自然な感情であり、振り向かせたいために自虐ネタを暴露する人はあまりいませんよね。

やはり自分の良い所を自慢したがります。

しかし、人によっては逆効果になりますので、自慢話はほどほどにしときましょう。

目立ちたい

武勇伝を語る人は、ムードメーカー的な存在で人を笑わせたり、人と違う事をやって目立つのが好きです。

それは、自己満足です。

少々話を盛る事もよくありますので、100パーセントは信じきれません。

注目を浴びたい

武勇伝とは何も勇ましいエピソードばかりではありません。

中にはその学校で代々語り継がれる伝説もあります。

バレンタインデーの日に100個のチョコレートをもらった、下駄箱に収まり切れないくらいラブレターが入っていたなど人気ぶりを自慢して注目を集めています。

昔と容姿が変わっていたら「えー信じられない」とバカにされますので、話したくはないはずです。

武勇伝を語る人は、ある程度今も変わらずイケてる容姿をキープしている自信があるのでしょう。

ネタとしてウケたい

シラケた場よりワイワイ楽しみたいです。

それは誰もが思う事ですね。

武勇伝の中でも面白いエピソードならその場がとても盛り上がります。

ちょっと盛った話でもウケればOK!

栄光が忘れられない

武勇伝を語る人は、過去の栄光がいつまで経っても忘れられず思い出すたび快感になります。

誰かに話したい、聞いてもらいたい、とウズウズしています。

過去の栄光に浸るのもいいけど大事なのは今!

昔と今ではライフスタイルがまったく違います。

常に自身をアップデートしていかないと時代の波についていけなくなります。

舐められないように

昔は怖いもの知らずでもなんでも通ってきたけど、会社に勤めると実力社会です。

昔、悪かった人が武勇伝を自慢するのは舐められないように予防線を張っているにすぎません。

「あの人とは張り合わない方がいい」「怖い人」「すごい人」という印象を植え付けているだけで、本当は今の自分に自信が持てないからの心理が働いています。

武勇伝エピソード

驚きなエピソード、マヌケなエピソード、リアルな街の声を紹介します。

・月間売り上げ1,000万円達成した(25歳/アパレルスタッフ)

・仕事+遊びで3日間寝ていない(18歳/建設業)

・受験日を間違えて一浪した、、(27歳/コピー機営業)

・30年間風邪をひいたことがない(40代/主婦)

・昔、単車の改造費に100万かけた(40代/現場監督)

・100キロオーバーで捕まったことがある(匿名)

・1日で10回スカウトマンに声を掛けられた(23歳/サロンモデル)

武勇伝を語る人をうまく交わす方法

武勇伝が毎回うざいと思ったら試す方法を紹介します。

主導権を握る

自慢話と言うのはやはりみんなに話したくなるもの。

武勇伝を語る人は、一度話し出すと止まらない。

聞く側はうんざりしますね。

そうゆう時はさりげなく話題を変える会話術を学んでください。

ヤンチャな昔話には

「今後は親孝行してくださいね。温泉旅行にでも連れてってあげたらどうですか?おすすめな場所を紹介しますよ」

「○○はどうですか」

「私も行きましたけど良かったですよ」

「プレゼントも効果的ですよ」

と主導権を握って黙らせるのです。

オチを言って強制終了

普段、よくしゃべる職場の仲間でしたら「それ前にも聞いたよ」と先にオチを言って、はい、終了

共感する

相手が上司だとさすがに無視はできないです。

「すごいですね」と褒めて気分良くさせておけばその場を立ち去ってもさほど怒ったりはしません。

立ち去れない状況でも共感しておくだけで話すだけ話してスッキリします。

深く追求しないでさっさと話を切り上げるのが目的です。

武勇伝には質問で返す

「すごいですね」

「どうすれなそうなりますか」

「これじゃだめですか」

質問攻めにあうと次第にめんどくささを感じて自慢話が減ります。

まとめ

人は自慢する生き物です。

武勇伝を語る人がどんなに思われているかはあなたが一番よく知っているはずです。

思い出に浸っていたいのも理解できますが、自分はクドクド語るのだけはやめましょうね。