でしゃばりな人が周囲にいませんか?でしゃばりな人をどう取り扱ったらいいのか伝授します





職場や身の回りにでしゃばりな人はいませんか? でしゃばりな人は何にでも首を突っ込んで周りをかき回してしまうので、人間関係がうまく行かなくなる原因になります。
特に職場にでしゃばりな人がいると、うまく行く仕事もうまく行かないこともあります。
でしゃばりな人にはどんな特徴があって、どんな対策をすればいいのでしょうか? 今回はでしゃばりな人の特徴や対策について考えてみましょう。
 

でしゃばりとは


「でしゃばる」というのは頼んでもいないのに勝手に口出しをしたり、手出しをしたりすることを言います。
つまり自分に関係ない話しに勝手に参加したり、余計なことを言ったりする人のことを「でしゃばりな人と」呼んでいます。
同じような意味を持つ言葉には「差し出口(さしでぐち)」があり、「差し出口を挟む」という言い方は「でしゃばる」とほぼ同じ意味になります。
「でしゃばりな人」は普段からどんな話しにも口を出してきて、余計なことを言う人という意味で使われています。
でしゃばりな人に対してはどのように対処したらいいのかを考える前に、まずはその特徴を考えてみましょう。
 

でしゃばりな人の特徴・心理


でしゃばりな人には以下のような特徴や心理があります。
  1.  自分が中心になりたい仕切り屋
  2.  感情を隠さない
  3.  嫌なことは他人に押し付ける
  4.  要領がよい
  5.  人を思い通りにしたい
  6.  自分の都合のいいように解釈する
  7.  子供っぽい
  8.  寂しがり屋
  9.  自分勝手
  10.  自分が正しいと思っている
上記の特徴を個別に解説します。
 

自分が中心になりたい仕切り屋


職場では集団行動が多くなるので一般的には周囲の人に気を使いながらコミュニケーションを図るというのが普通です。
しかし、でしゃばりな人は自分を中心に考えるので周りに気を使うということをしません。
話題も自分中心で常に自分の自慢話をして集団の中心人物であることをアピールするという特徴があります。
自分が話題の中心でないと機嫌が悪くなるので周囲が気を使うことが多いのです。
また話だけでなく行動についても自分を中心とした仕切り屋という特徴もあります。
学生時代のリーダー経験に味をしめて、自分がリードするのがベストなのだと思い込んでいる人もいます。
 

感情を隠さない


わがままな人の特徴として自分の感情をコントロールしない、感情を隠さないというところがあります。
わがままな人は自分の思い通りにならない時は、いらだちや怒りを隠すことなく行動にあらわします。
物にあたったり怒鳴り散らしたりということを平気で行うのです。
特にわがままな人の場合は常に怒りを抱えているところがあるので、怒りを爆発させることが多くなります。
これによって周囲の人は萎縮したり腫れ物に触るような扱いをしたりすることになります。
 

嫌なことは他人に押し付ける


わがままな人は自己中心的なので、自分が嫌なことは他人に押し付けてしまうということも特徴のひとつです。
職場では自分が嫌な仕事を部下に押し付けるといったタイプの上司になります。
社会人であれば自分の好き嫌いで物事は判断しませんが、わがままな人は自分勝手な行動をするので好き嫌いで判断して行動します。
また、好き嫌いの判断基準も身勝手で、能力的にできないからという理由ではなく、気が向かない、なんとなく嫌だと言った理由で他人に押し付けてしまいます。
 

わがままな人は口が達者で要領がいい


わがままな人は自分の思い通りになるように、自分の不利益になることに対しては言い訳がうまく、利益になることに対しては要領よく物にする特徴があります。
そのため要領がよく口が達者なので、職場においては活躍しそうですが残念ながら自分のメリットになること以外にはその能力を発揮しません。
しかし、その仕事の成功が自分の出世や昇給に役立つと判断すれば、もっとも効率よく仕事を成功させる方法を考えて実行します。
 

人を思い通りにしたい


わがままな人の特徴のひとつに人をコントロールするということがあります。
自分中心的な考え方をするわがままな人は、他人も自分の思う通りにならないと気がすまないという心理を持っています。
そのため高圧的な態度をとったり、相手の罪悪感につけ込んだりという方法で相手をコントロールしようとします。
職場ではある程度の地位にいるとパワハラを行う上司となるでしょう。
わがままな人は自分が優位に立っていると自覚するために他人をコントロールしますが、反面自分に自信がないことの裏返しという点もあります。
他人を思い通りにすることで自分の自信のなさを忘れて優越感に浸ることができるからです。
 

自分の都合のいいように解釈する


わがままに人はなんでも自分に都合がいいように解釈するという特徴があります。
例えば人に親切にすることは悪いことではなくむしろいいことですが、その基準も自分に都合よく解釈しています。
自分基準で他人に親切にしているので、他人の都合や気持ちなどは全く考慮していません。
そのためむしろ親切が迷惑やただのおせっかいになることも多々あるのです。
 

子供っぽい


でしゃばりな人の中には子供っぽい人もいます。
子供っぽい人はわがままで自分の思う通りにならないと癇癪をおこすような人のことです。
また、子供の頃に生徒会などでリーダーになったことがある人も、その頃の正義感を引きずって社会人になってもでしゃばることが多くなります。
学校と職場では同じ社会生活でも根本的な部分で違うということを理解していません。
子供の頃から体は成長しても精神的には子供と同じままというタイプです。
 

寂しがり屋


でしゃばりな人は意外なことに寂しがり屋という特徴も持っています。
寂しがり屋なのでひとりでいることに耐えられず、全く関係のない話題にも口を出して関わりを持とうとするのです。
寂しがり屋という部分は子供っぽいという部分とも共通しています。
 

自分勝手


わがままな人の子供っぽさは、自己中心的で自分勝手な行動に結びつきます。
自分勝手な部分は他人のことを考えないということにつながるので、自分のことだけを考えてでしゃばりな行動をしてしまいます。
自分勝手な行動をする背景には、自分が正しいと言う考え方があります。
 

自分が正しいと思っている


でしゃばりな人は自分の都合のいいように物事を解釈しますが、その解釈には自分が正しいという考え方が根底にあります。
子供は自分や家族といった狭い範囲内での常識や経験だけしかないため、判断基準が狭くその範囲内での正しい正しくないといった判断しかできません。
でしゃばりな人も子供っぽさを残しているので、子供と同じように自分と違った考え方をする人が世の中には意外に多いということに気づいていません。
そのため自分が正しいと思ったことに基づいて行動し、それが他人の迷惑になるということもわかりません。
常識的な考え方や行動は社会人としての共通した認識ですが、でしゃばりな人はその常識から外れた部分が多いのです。
 

でしゃばりな人への対処方法


でしゃばりな人の特徴について学んだところで、次にでしゃばりな人への対処法を考えてみましょう。
 

タイプによって対処を変える


でしゃばりな人には自分が無知なのに口出しをするタイプと、知識や経験が豊富なために口出しをする2つのタイプがあります。
つまりそのタイプによって対処方法も変える必要があります。
話を聞いていると無知なのか知識が豊富なのかはすぐにわかるはずなので、判断ができたら無知からくるでしゃばりな人の話には耳を傾ける必要はありません。
話を合わせてしまうと、ますますでしゃばりがエスカレートする上に、見当外れな方向に行ってしまいます。
周囲の人と協力して話の方向がずれないように注意しましょう。
知識が豊富ででしゃばりな人に対しては、間違ったことは言っていませんが高飛車な態度になることが多いので反発したくなることもあるでしょう。
しかし、正論に反発すると自分が不利になるので、自分にとって有益な話だけを聞くつもりで我慢した対処が必要です。
 

子供だと思って対処する


でしゃばりな人は子供っぽい人が多いので、成熟した大人とだと考えると腹立つことも多いですが、むしろ子供だと思って対処すると腹も立ちません。
子供だと思うことで無理やり考え方を押し付けるのではなく、子供っぽさを利用してうまく話を誘導できるようになります。
また、子供だと思うことで気持ちに余裕ができて、おおらかな気持ちで対処することもできるようになります。
 

でしゃばりな行動であることをはっきり指摘する


知識もないのにでしゃばって周囲を混乱させるだけの場合は、はっきりと迷惑であることを指摘しましょう。
でしゃばりな人は子供っぽいのではっきりと指摘しないとわからない人が多いからです。
そのまま放置しておくと自分のでしゃばりが周囲には受け入れられていないことがいつまでたってもわかりません。
すぐに自分の間違いに気づくということはないかもしれませんが、少なくても自分の行動を見直すきっかけを与えましょう。
 

話だけ聞いて内容は無視する


自分が目立ちたいだけの「でしゃばりな人」に対しては、話を真剣に聞く必要はありませんが、話を聞いたふりをして内容についてはスルーするくらいでいいでしょう。
全く無視をすると意地になって、ますますでしゃばり方が激しくなる可能性があるからです。
目立ちたい、でしゃばりな人はある程度話をしてしまえば、それで満足する傾向があります。
中身のない話を聞いたふりをするのも嫌なものですが、一時的なことなので我慢することも必要です。
こうした目立ちたがり屋のでしゃばりな人は性格的な原因でそうなっているので、なかなか性格を矯正するのは難しいでしょう。
性格を直すのは本人の意識が不可欠だからです。
 

最低限のことだけをやってもらう


職場にいるでしゃばりな人は自分の仕事以外にも口出しをして、余計なことまでやってしまうので場合によっては仕事に大きな支障があります。
こうした好奇心が旺盛なでしゃばりな人は自分に知識やスキルがないにも関わらず、口出しをしてきます。
そうした人に対しては特別な知識がなくてもできるような最低限の仕事をしてもらうようにしましょう。
ただし、与えたこと以上の仕事は絶対にしないように釘を差すことは忘れないようにしましょう。
 

距離をおいてみる


自己中心的なでしゃばりな人は周囲のことは全く考えずに、自分の興味を持ったことに飛びつく特徴があります。
こうしたでしゃばりな人に引っ掻き回されないように距離を置くことも対処法のひとつです。
特に職場では自分に与えられた仕事以外のことをする必要はなく、むしろしないほうが会社や他の社員のためになることが多いのです。
でしゃばりな人はこうしたことを考えずに、自分中心で行動をして周囲に迷惑をかける存在です。
でしゃばりな人とは物理的に距離を置くことで、でしゃばりな行動ができないようにしましょう。
目立ちたがり屋のでしゃばりな人も周囲に人がいなければ目立つこともできません。
また、でしゃばりな人は子供っぽいので、それとなくわからせるのではなく、むしろあからさまに距離を置くことで態度でもはっきり迷惑であることを示しましょう。
 

でしゃばりな人にならないためには


最後に自分がでしゃばりであるという自覚がある人のために、でしゃばりな性格をある程度直すヒントを考えてみましょう。
 

社会人としての自覚を持つ


でしゃばりな人は自分のことだけを考えて行動する人がほとんどです。
そうした人に欠けているのは社会人としての自覚だと言えます。
特に職場での人間関係を考えると、周囲の人たちのことも考えて行動することは社会人、会社に勤める人間としては当然のことなのです。
こうした行動をするためには謙虚さを持つことが必要となります。
謙虚さを持つことは自分が他人にも支えられて生きていると考えることです。
現在の社会ではひとりだけで生きて行くというのはとてもできないということを自覚して、謙虚さを持って周囲の人たちと支え合うという意識を持ちましょう。
これが社会人として自覚するということにつながります。
 

視野を広く持つ


でしゃばりな人の行動は自分中心で視野が極端に狭いことがその行動の原因となっています。
自分の考え方や行動が絶対に正しいと思いこんでいる状態です。
でしゃばりな性格を直したいと考えるのであれば、まずは自分の考えが本当に正しいか疑問を持ってみましょう。
自分の考えが絶対ということを捨てることが必要です。
周囲の人の意見にも聞く耳を持つことで、自分と注意の考え方の違いがわかるはずです。
世の中にはひとつの考え方だけではなく、むしろ人の数だけ違う考え方があると考えるようにしましょう。
社会というのは色々な考え方を集約してもっとも適切な行動をすることが求められます。
視野が狭い考え方は周囲に迷惑をかける意味しかないことに気づきましょう。
 

子供っぽさを直す


でしゃばりな人の行動には子供っぽさがありますが、子供っぽい行動の裏には以下の原因があります。
  • 相手の事を考えない
  • 空気が読めない
  • 感情のコントロールができない
少なくても上記の点を改善できれば、でしゃばりな行動も控えることができるようになるでしょう。
自分のことだけでなく相手のことも考えることで、視野も広がりでしゃばりな行動も控えめにすることが可能です。
また、相手の反応をよく見ることは空気を読むことにつながります。
相手がどんな反応をしたのかを細かく観察できるようになれば、それに合わせた言動も可能になるので、でしゃばりを抑えることができます。
また、子供っぽさがもっとも現れるのは感情のコントロールです。
自分の感情のおもむくままにわがままな行動をしているようでは、社会人として恥ずかしいことだという自覚を持ちましょう。
怒りなどの感情そのものをコントロールするのは難しいですが、少なくても感情のままに行動することは控えるように努力しましょう。
以上のことに気をつけるようにするだけでも、今までのようなでしゃばりな行動を抑えることができるでしょう。
 

まとめ


でしゃばりな人の特徴や対処法はおわかりいただけたでしょうか? でしゃばりな人は職場だけではない周囲にも必ず存在します。
こうしたでしゃばりな人にうまく対処できれば、職場での人間関係もスムーズになるでしょう。
この記事が職場の人間関係に役立てば幸いです。