真面目系クズ

真面目系クズの特徴・心理・対処法

真面目系クズ

今回のテーマは、最近よく耳にする『真面目系クズ』です。

真面目系クズの認知度はどれくらいあるのでしょうか。

え?真面目なの?クズなの?どっち?って知らない人のために簡単に言えば、真面目に見せかけているけど中身はクズといった人です。

良い人だと思ってたのに、付き合いが長くなると徐々に本性を表す人やが周りにいませんか?

または自分がそうだという人は要注意です。

中身がクズだと信頼を失墜するのは時間の問題です。

周りからどんなふうに見られているのか、特徴・心理や見破るポイントを詳しく紹介していきます。

この機会に、是非セルフ診断をしてみてください。

真面目系クズに共通する特徴

その名の通り『真面目』『クズ』との二面性を持ち合わせています。

しかし、その真面目は真の真面目ではなく見せかけであります。

良い面と悪い面を兼ね揃えた特徴を挙げていきます。

嘘をつく
“嘘も方便”と言いますが、時と場合によっては優しい嘘をつく時があります。

しかし、真面目系クズは大言壮語で口が達者。

自分の都合に合わせて平気で嘘をつきます。

もちろん罪悪感はありません。

人を選ぶ

真面目系クズは上司や先輩・後輩、おとなしい人やそうでない人、仕事がデキる人・出来ない人の前では明らかに態度が違います。

人を見て判断する人は自分に自信がない証拠。

自分より立場が下に人には横着な態度を取ります。

面倒くさがりである

真面目系クズは人が見ている所と見ていない所での言動の差がとても激しいです。

面倒くさい内乱を避けるために人に合わせて行動します。

自宅や人がいないとなると解放感からズボラになります。

何でも人任せや後回しにするタイプでだいたい自宅では片付けができていない悲惨な状況です。

真面目系クズは

・人が見ていないところでサボる

・上司が席を立った途端スマホをいじる

・外回りのついでに私用や休憩を挟む

などの行動をしますが確信犯なので用意周到な言い逃れを準備しています。

成果が出ないのは新人だと単にスキルがないのか、サボったせいなのか判断が難しいところが厄介な問題点です。

金遣いが荒い

男性の真面目系クズに多く見られる特徴ですが、仕事はしていますが、自分が稼いだお金はどう使おうと自分の勝手という考えの持ち主です。

ギャンブル好きで羽振りが良い時は女性にお金をまき散らしたり派手に遊びます。

他人にあれこれ指図されるのが嫌いです。

家庭を持った人でも生活費は最低限だけ渡して残りは自分の使い放題など半ばクズも実在します。

そうゆう人に限ってお決まりのセリフは「誰のおかげで飯食ってんだ?」と俺様状態。

会社では弱い立場にいるため家庭でうっぶんを晴らしているにかもしれません。

適当である

基本、任された仕事は真面目にこなします。

ただ、それ以外のことは率先して行動は起こしはしないが反対もしない。

取り組む姿勢に熱意が見られません。

真面目系クズは周りに合わせているだけの人任せタイプ型です。

表と裏の顔がある

真面目系クズは人が見ている時は一生懸命になりますが、上司や人がいなくなると急に態度が変わります。

困った人を助ける時も人が見ているか見ていないかで行動します。

人がいる所ではもちろん人助けをしますが、誰も人が見ていない所ではスルーします。

自分に利益をもたらさない人もそうです。

平気で見て見ぬフリができます。

もっとひどい人になると傍から見たら一見普通の人に見えますが、プライベートになると暴力的になる人もいます。

損得勘定で動く

真面目系クズは全ての出来事に自分にとって損か得かを真っ先に考えてから行動する人です。

利用できる人間には自分から近づいていき、気に入られるまでとことんゴマをすります。

低姿勢で接しますが、利用価値が無くなるとポイ捨て。

次の誰かに乗り換えます。

自分の事しか考えていない心が貧しい人です。

見返りを求める

人の手伝いやサポートに熱心で一見人当たりが良いと言えば良いのですが、必ず見返りを求めています。

真面目系クズは役に立てたのならば

「今度ご飯に連れってってくださいよ」

「いい物身に付けているね」

とおねだりしたりもうけの一部を要求したりタチが悪いです。

何らかの形で巡り巡って返ってくるものよりすぐさま目に見える見返りを求めます。

要領が良い

真面目系クズは地味な仕事は適当にこなしたり、人任せにします。

スポットライトを浴びるようなイベント事には本腰を入れて取り組みます。

世渡り上手で広く浅く付き合う人です。

真面目系クズの心理

真面目に見せかけて中身はクズな人の汚い心を暴いていきますので、みなさん騙されないようにしてください。

良い人に見られたい

周りから良い人に見られたいと思うのは多くの人が想っている自然な心理です。

特に異性からの好感度を上げたいと思ったら最初が肝心です。

第一印象は優しく接するが鉄則。

気に入られたい

誰だって意中の人に気に入られたいと思うのは当然な感情です。
しかし、真面目系クズは異性や特定の人から気に入られたい気持ちが強くなると行き過ぎた言動にでます。

期待している

真面目系クズは

「~してやったら何かお礼があるかも」

「ここで恩を売っていたらのちのち有利になるかも」

と要するに初めから見返りが目当てです。

もっと言えば真面目系クズは見返り無しでは「やって損した」と後悔します

信じていない

真面目系クズは人の言動が信じられません。

自分の経験をもとにして自分がこうゆう性格をしているものだから他人もこうだと決めつけています。

育った環境で愛情に飢えていたり、信じていた人からの裏切り行為により、ひどく傷ついた人間はそういった歪んだ感情を持ってしまうのです。

自分が好意にしている人もいつか離れていくのではと不安でたまりません。

ならば最初から感情を込めないで接すればダメージも小さくてすみますからね。

その場しのぎである

真面目系クズは

「悪かった」

「もうしない」

と謝りつつ、心では全く反省していません。

その場を早く終わらせるための演技と嘘はお手のもの。

悪事と謝罪を繰り返しては言い逃れで切り抜けてきました。

真面目系クズの見分け方

一見してわからない真面目系クズな人。

なにせ真面目なフリをしているのでなかなか見分けがつかないで利用されている人も多くいるのではないでしょうか。

その生態の見分け方のポイントはまず人が見ていないところを観察してみよう。

誰も見ていないと思って気を抜いて絶対どこかでボロが出るはずです。

「あれ?自分、利用されているのかも?」とちょっとでも疑わしき行動があったらぜひ一連の行動を観察してみてください。

次に中身がクズな人は見返りの大きさで今後の受け身が変わってきますから、感謝の言葉だけで十分です。

その後、優しくなくなっらたそれは期待外れに思われた証拠です。

二度と手を貸す事はないでしょう。

最後に他人の成功を素直に喜べるかどうか。

人の成功を素直に喜べる人は、笑顔で声を掛けてきます。

「どうやったらそうなるのか」成功の秘訣を熱心に聞いてきたりお祝いに駆け付けたり自分の事のようにうれしそうです。

人の成功を喜べない人は妬みや嫉妬心から「本当に全部自分でやったの」と問いただしたり、「運が良かっただけ」と水を差します。

恋愛で言えば最初はわからなくて当然です。

隠し事が多いですから。

同棲した途端、男女問わず金遣いが荒くなった、よくサボるようになったなどありがちなパターンです。

一緒に居れば前兆は見られます。

・些細な事で不機嫌になる

・遊び癖がある

・小さなミスを大きく責め立てる

・手をあげる

・いつまでも根に持つ

・発言に一貫性が無い

など徐々に本性を表してきますので、
早めの決別をおすすめしますが、それでもついていきたいと思う人は、顔色を伺いながら機嫌を取っていかなければいけないという事になります。

真面目系クズな人への対処法

真面目系クズは真面目を装っているとは言え、真面目な面があるのは否めないところでもあります。

ではどうやって中身はクズな人を改心させればいいのかを紹介します。

評価をする

真面目系クズはデキるところは褒めて認めるのが上手な付き合いです。

人間誰だって、認められて悪い気はしません。

むしろ、認めてほしいために手段を選ばない人もいるわけですから。

認めてくれる人に攻撃はしません。

評価を気にする人であれば、もっと頑張ろうという意欲が湧いてきてまた達成感を味わいたいと思うはずです。

クズな人がヘコむ捨て台詞

クズは傲慢で自信過剰であるがゆえに自分に従ってくれるのが当たり前だと自己中でもあります。

そんなクズな人には一撃を喰らうひと言をどうぞ。

「信じた私がバカだった」

「これからは自分の好きなようにするわ」

「人として恥ずかしくないの?」

「ごめん、人に紹介できないわ」

なめられてばかりは相手がますます調子に乗るもの。

一度、ガツンと言い放ちましょう。

呆れ顔であえて無言も効果的です。

無言ほど怖い圧力はありません。

まとめ

真面目系クズでも全否定するほどのクズではありませんから、自分の周りにそうゆう人がいたら対応次第では改心してくれると信じてみましょう。

『信じる』と言う事はすごく大事な事です。

信じている相手を裏切るというのは心が痛いはずです。

まずは誠意を持って対応する事を心掛けてみましょう。