ナメられやすい

ナメられやすい人の特徴・心理・対処法

ナメられやすい

上司や先輩ならともかく初対面の人や後輩から

「そんな事も知らないの?」

「常識だよね」

「だからいつまで経っても成長しないんだよ」

こんな事言われたらどんな気持ちになるでしょう。

人からナメられるとイラっと来る人がほとんどではないでしょうか。

筆者もついつい「そんな事も知らないの?」と言う事がありましたが、“ナメられやすい人”をテーマに挙げてみて改めて考えてみました。

ナメられやすい人はどんな人か。

ほとんどの人は先ず最初に外見で判断します。

マッチョな人は頼もしそうで強そう~。

サングラスをして黒ずくめのスーツを着ていたら怖そう~など勝手に想像してしまうものです。

仕事ができない、おとなしい、声が小さいなどの人は消極的なイメージを持たれ、怒らなそうと判断されます。

それでは詳しく特徴と心理を解説していきますので今後、ナメられないようにする対策法を紹介しますので参考にしてください。

ナメられやすい人に共通する特徴

ナメられやすい人は言い返さない、口数が少ない、気弱などの性格的な共通点があります。

相手から見て完全に下に見られています。

ナメられやすい人の言動は以下の通りです。

オドオドしている

ナメられやすい人は、声が小さくうつむき加減である人は自分に自信がない表れであります。

自己主張ができなくて人の言いなりになる傾向があります。

自己主張ができない人は人から頼まれ事をされても当然断る勇気もないので、どんどん要求がエスカレートしてきても何も言えません。

オドオドしているため滑舌も悪いのでバカにされやすいです。

身なりが十分でない

化粧をしなかったり、身なりが整ってなかったりすると年下であろうと指摘されるのは仕方のない事です。

スッピンで童顔の人はどうしても年下に見られがちなので初対面や知らない人からもタメ口でナメられる傾向にあります。

最初からナメているわけではありませんが、少なくとも敬意は払われておりません。

怒らない

ナメられやすい人は、トラブルを避けているのか普段からおっとりしていて怒らない人です。

相手の捉え方次第では良く言えば温厚、悪く言えばとろい。

常識がある人にとっては付き合いやすいですが、ナメている人には「コイツには何を言っても大丈夫だ」と認識されてしまいます

内気である

ナメられやすい人は、とても消極的で弱音を吐くネガティブな性格です。

コミュニケーションを取るのが苦手で自分からは話しかけるタイプではありません。

そんな性格ですからインドア派で友達もいないに等しいです。

自分に自信がない

ナメられやすい人は、口では色々言うけれども実際には何もしないタイプ。

自信があれば勝負に出ます。

しかし、自信がないからこそ「そんなの時間の無駄」とか言って逃げます。

仕事ができない

職場は仕事をする所です。

ナメられやすい人は、いくら良い大学を出たからっと言っても仕事でミスがある、成果が出ない。

たとえ相手が年下の高卒でも、職歴が長く結果を出したひとであればナメられます。

ナメられやすい人【外見編】

女性である

現場や引っ越し業者のような男性が多い中で仕事をしていると

「女のクセに生意気な」

「女にできるわけない」

「これだから女は…」

と何かに付けて「女、女」と言われる傾向があります。

小柄である

大柄な男性は力がありそうで強く見えます。

男性で痩せていて色白で小柄ですとナヨナヨしているイメージが強く持たれ、ナメられやすくなります。

童顔である

童顔ですと初対面で敬語を使われないことがあります。

サービス業をしているならなおさらナメられます。

クレームは気の済むまで言いたい放題です。

童顔でなくてもお客様の方が立場は上ですから。

地味である

黒髪でメガネをかけてスッピンで真面目そうな人は、外見からしておとなしそうでとても覇気があるとは見えません。

何も言い返さない人だと勝手に判断され、ナメられやすいです。

人をナメている人の心理

人は年上や怖い人に歯向かうということはあまりありませんよね。

ですから攻撃してこないような人を選んでいます。

本来ならば優しい人・温厚な人のことを抵抗しない人という認識しかありません。

指摘がない

敬語の使い方など相手から指摘があれば、よほどの事がない限り直そうとします。

人をナメている人は、指摘がないのは許されていると思っています。

要領が悪い

要領が悪くて鈍くさい人は年上であろうと「しっかりしてくれよ~」と笑い者にされます。

ナメられやすい人は、新人がやるような仕事や雑用係が主で、大事な仕事は任されません。

優位に立ちたい

人をナメている人は、できない人を見下して優越感に浸りたい。

そもそも自分に自信がありません。

そのため、自分よりも格下の人間だけを集めた上で、序列の中で自分の位置づけを高めて上位にいるという安心感を得ようとしています。

弱い立場の人間は自分の言う事を何でも聞いてくれる居心地のよい存在でもあります。

ナメられないようにするには

ナメられている原因がわかったところで、次は人にナメられないようにする対策をご紹介します。

先ずは自分にも原因があるという事を受け入れましょう。

仕事のミスをなくす

ミスが多くては上司に怒鳴られ同僚や後輩にも頼りにならないとバカにされます。

先ずはミスをなくすために気を引き締めて計画的に取り組みましょう。

そのためには報連相が大事です。

進捗状況は基本ですから絶対に怠ってはいけません。

自己主張をする

自分の意見が通るか通らないかは別として自己主張は必要です。

人に流されてばかりいては他人の思うように利用されてしまいます。

他人の言いなりにばかりなってはナメられるばかりか、いつまで経っても自分が成長できません。

意見を言う事は悪い事ではありません。

主張が通らなかったとしても落ち込む事はありません。

ナメられやすい人は、自分の意見を述べることに意義があるのです。

断る

ナメられやすい人は、性格的にお願い事を断れずに困っているでしょう。

時間的にも実践に余裕のある仕事ならば百歩譲って引き受けたとしても、自分を犠牲にしてまでも他人の無理難題は引き受ける必要はありません。

どうしても断りきらないという人は

「自分の仕事を片づけてからなのでいつになるかわかりません」

「やった事ないので失敗するかもしれません」

「責任は追い兼ねます」

などさりげなく相手から「じゃあもういい」といわせるような言葉で返しましょう。

これからは勇気を持って断ることも頭に入れておいてください。

身だしなみを整える

社会人として身だしなみを整えることは基本です。

ナメられやすい人は、ヘアカラーをしてイメチェンする、メイクをする、ボサボサのヒゲを剃る、身なりを整えて背筋をピンと伸ばす。

とても簡単なことです。

自分を磨くことで心機一転、気持ちが引き締まります

自信が付きます。

ぜひチャレンジしてみてください。

声を出す

ナメられやすい人が、うつむき加減で小さい声でボソボソ喋っていては、聞き取りにくいしイライラするし暗い人だと思われます。

せめて顔を上げて聞き取れるくらいの声を出すように意識してください。

会話が苦手でも返事だけはハッキリしましょう。

たったひと言でいいのです。

「はい!」と大きな声で言うだけで印象がガラリと変わります。

初対面の人にも好印象を持たれます。

最初が肝心です。

まとめ

人をナメる人はどこにでもいます。

いきなり毅然とした態度になるのは難しいですが、外見から気を配って昔とは違うんだと周りを驚かせましょう。

今すぐできそうな事もありますし勇気が湧いてきたことでしょう。

段々周りも同僚として扱ってくれますよ!