調子に乗る

調子に乗る人の特徴・心理・対処法

調子に乗る

男性・女性限らずすぐ調子に乗る人がいませんか?

調子に乗る人を見ると、周囲の人はどう感じているのでしょうか?

一度上司に褒められたからって次も自分が!!と出しゃばる人、お世辞なのに調子に乗って自分はできると勘違いして見下す人、媚び売ってみっともないって人いますよね。

だいたい自覚がない人です。

状況を把握できる人であれば落ち着いていられますが、自覚がないからこそ上記のような言動を取るわけですよ。

なぜそうゆう行動を取るのか理解できない人もいるでしょう。

そこで今回のは“調子に乗る人”の特徴や心理についてご紹介していきますので、ぜひあなたの周りの人にいましたら、対処法を学んでください。

調子に乗るとは?

調子に乗るとはふざけてものを言ったり、軽はずみな行動を取る、場を盛り上げようとオーバーなリアクションで笑いを取ったりする事です。

似た言葉に

・軽薄

・図に乗る

・思い上がる

・つけ上がる

・ウケ狙い

・いい気になる

・天狗になる

・お調子者

・はしゃぎすぎ

・ひょうきん者

などがあります。

こうやって見ると悪いところばかりではありませんが、「信用できない」「場が和む」と嫌われるか好かれるかハッキリ分かれます。

調子に乗る人の特徴や共通点

調子に乗る人には良くも悪くも口が達者という共通点があります。

厄介者というマイナスイメージも付きものですが、それぞれ特徴を挙げていきます。

人懐っこい

調子に乗る人は、人見知りをしない誰にでも人懐っこい性格です。

初対面でも緊張せず、すぐに仲良くなれます。

悪く言えば慣れ慣れしい。

調子に乗る人の中には相手を選んで媚びる人もいます。

甘え上手で「一生のお願い」と言って世渡り上手です。

ポジティブであるネガティブよりはポジティブでいる方が好感が持てますが、お調子者だって落ち込む時もあります。

ですが、周囲には隠すように明るく振る舞います。

失敗してもくよくよ悩まず、常に前向きに考えているので、ダメージも少なくすぐに挽回できます。

口が軽い

調子に乗る人は良く喋り明るい性格に多いです。

ただ必要以上にお喋りで口が軽いです。

こっちではいい顔してあっちでも話を合わせるなど調子よすぎな所があります。

ですから大切な情報や口止めされていることも、その場の雰囲気と話の流れで漏らしてしまうのです。

しかし、本人は自覚がありません。

口が軽く、むしろ有益な情報を与えていると思っている軽薄な人です。

ムードメーカーである

調子に乗る人には友達が多く、いつもグループの輪の中にいます。

グループ内ではムードメーカー的な存在であることが多いです。

どんな場面でもその場を明るく盛り上げようとします。

時にはハメを外す事もしばしば。

リーダーシップを取りたがる

調子に乗る人は承認欲求が強い人です。

積極的で自分に自信があるからリーダーシップを取りたがろうとします。

場を察して臨機応変に対応できます。

自惚れる

調子に乗る人はお世辞だともわからず「スゴイね」と言われると調子に乗ります。

人から言われたことを素直に受け取り、警戒することなく素直に喜ぶことができる人です。

自分は好かれている、頼られていると自分を過大評価しているとも言えます。

後先考えない

調子に乗る人は計画を立てるようなことはしません。

その場のノリで行動します。

「なるようになる」「その時はその時だ」という軽い考えを持っていて、トラブルが生じても「何とかなるだろう」とあまり動揺はしません。

調子に乗る人の心理

どうして調子に乗るのか理解できない人のために心理を挙げていきます。

調子がいい人は「先のことはわからない」「今が良ければそれでいい」と考えています。

調子に乗っている今を楽しみたいだけです。

目立ちたい

調子に乗る人は楽しい雰囲気が好きです。

目立ちたくて面白い発言をして注目を浴びようとします。

調子に乗る人は自分の発言でみんなが楽しんでくれれば自分もやり甲斐を感じます

場を和ませる

調子に乗る人の程度にもよりますが、無言の圧力やピリピリした雰囲気が耐えられませんので、重苦しい雰囲気を和ませようと軽い冗談を言って逃れようとします。

言動に責任を持たない

調子に乗る人は気休めやその場しのぎの冗談が多く、その後の責任までは追いません。

あの時は「ああ言うしかなかった」「そんな事言ったっけ?」と責任逃れをします。

固い場面が苦手

調子に乗る人はかしこまった場面が苦手です。

人が真剣に話している最中でも他の事を考えていて人の話は聞いていません。

調子に乗る人は真面目な話が嫌いです。

ジョークを交えながら話すので相談事も向いていません。

良く見られたい

調子に乗る人は周囲をよく観察しています。

人と接する時でも自分を良く見せたいために、相手の態度や表情を見て合わせようとしています。

わきまえている

まったく空気が読めない人ではありませんから、ここでは調子乗っていい、ダメだ、この人には冗談が通じる、通じないと瞬時に判断して人や場所によって態度が変わります。

冗談が通じない人に調子いいこと言っても「なんだこいつ」とドン引きされて痛い奴と思われるだけですからね。

おだてられると弱い

調子に乗る人は非常に口が軽いので、情報や秘密を知りたければ「何でも知ってるよね!」「頼りになるわ~」おだてると何でもかんでも調子に乗る人はすぐ秘密をバラしてしまいます

本人はそのつもりはなく役に立ったと誇らしげです。

調子に乗る人への対処法

無反応でいること

調子良い事を言っている人に反応してしまうとウケたと勘違いして次もまたやるか、エスカレートする傾向があります。

社交辞令も真に受けます。

冷ややかな目線を送る

① 引きつった笑いをする

② 視線をそらす

③ 無表情でいること

これを繰り返せばだいたいは空気は読めます。

相手に面白さが伝わってないことが分かれば調子に乗る機会が減るかもしれません。

ネガティブな意見で返す

調子に乗る人は後先考えないで行動に出るので、リスクを考えません。

『仏の顔も三度まで』と言いますから調子に乗るといつか痛い目に遭うと教えてあげましょう。

「この先不安にならない?」「失敗したらどうするの?」とネガティブで返し、頭の隅にでも置いといてもらいましょう。

現実を見直す機会を与えて気づかせましょう。

「素直だな」と捉える

調子いい事ばっかり言っていると信用できないしイライラしてストレスを感じてきます。

ですので調子に乗る人を「素直なんだ」と捉える事でストレスを少しでも軽減しましょう。

まとめ

調子に乗る人と接するときはあくまでも相手に同意しないで冷静でいる事が大前提です。

そして次に自分が調子に乗らなければいいと意識するだけで良好な人間関係が築けます。