どっちでもいいが口癖

どっちでもいいが口癖の人の特徴・心理・対処法

どっちでもいいが口癖

「どっちでもいい」が口癖から見える性格や心理とは?

「Aの案とBの案どっちがいいと思う?」

「イタリアンとフレンチどっちにする?」

「旅行はどこにしようか?」

「花柄のワンピースとボーダーのワンピースどっちが似合うと思う?」

なに聞いても答えはいつも

「どっちでもいい」

「君の好きな方でいいよ」

「どこでもいいよ」

こう答える人、どう思いますか?

最初は自分に合わせてくれる人は一見優しいと錯覚しそうですが、こんなことがいつもだったら果たしてどうでしょう。

「どっちでもいい」が口癖の人の特徴・心理を挙げていき対処法までレクチャーしますので参考にしてください。

どっちでもいいが口癖の人に共通する特徴

「どっちでもいい」が口癖になっている人は誰もが同じタイプではありません。

言う人によって受け取り方も違ってきます。

それぞれの特徴を挙げていきますので、どちらのタイプか見極めるポイントを紹介します。

圧力をかける

相手が迷っていてなかなか決断しない場合、だんだん表情が曇ってきます。

そのうちイライラしてきます。

「どっちでもいいからっ!」と強い口調で言います。

そのせいでもしも時間に間に合わなかった場合やなにかうまくいかなかった場合はもっと責められますので決断はなるべくお早めに。

優柔不断である

どっちでもいいが口癖の人は、

「あれもいいこれもいい」

「どっちもいいんだよな~」

「あ、待って!あっちも気になる」

「やっぱりあっちの方が良かったかな~」

欲しいものひとつ決めるのにもすぐには決めきれないとても優柔不断な人です。

一緒に居る人はイライラしてきます。

決断に時間が掛かる人は周りに迷惑を掛けてしまいますので、周りに任せて「どっちでもいい」とよく言う傾向にあります。

優しい

普段から温厚で優しい人は「どっちがいい?」と聞かれたら必ず「どっちでもいいよ」と答えます。

気遣いができて自分よりも相手の気持ちを優先させる人です。

どっちも意味は変わらないのですが、「あなたが好きな方でいいよ」って言う方がなんとなく優しさが増します。

自己主張がない

言いたいことがあればハッキリ言ったほうがモヤモヤも残りません。

気遣いがあり感受性が強い人は自己主張をしません。

「これを言ったら相手はどう思うか」「これを言ったら嫌われるかもしれない」と先のことを考えてしまうので発言をやめてしまいます。

いつも「どっちでもいいよ」で済ませ周りや相手に合わせるタイプです。

人任せである

どっちでもいいがくちぐせのひとは、自分の意見を主張しないで「どっちでもいい」と言って相手に決めさせる人です。

人任せな人は「どっちでもいい」のほかにも「なんでもいい」ともよく言います。

「なんでもいい」となると選択肢の幅がかなり大きくなりますので、相手は困惑します。

こだわりがない

世の中にはこだわりが強い人がいます。

事細かく決まり事があって絶対それじゃないと気が済まないタイプです。

自分だけの決まり事ならいいのですが、相手にそれを求められたらうっとうしいです。

対して「どっちでもいい」と言う人はこだわりがない人です。

本当に言葉通り素直に言っているだけなので深い意味はありません。

その二人だったらぶつかり合う事がないでしょうからお互い楽ですね。

どっちでもいいが口癖の人の心理

「どっちでもいい」と言われたら大半の人は、人任せ・意思表示がないなどマイナスイメージを持ちますが、相手の性格によっても心理が異なりますので紹介します。

興味がない

どっちでもいいが口癖の人は、自分にとって損にも利益にもならない、どっちに転んだって別に自分には関係がないことので明確な意思表示がないのです。

質問を無視して自分に危害が加わりそう・支障をきたす恐れがある場合や興味が少しでもあったら喰いつくはずですもんね。

考えるのが面倒くさい

「今日のご飯、和食と洋食どっちがいい?」と奥さんに聞かれてだいたいの旦那さんは「どっちでもいいよ」と答えます。

たまに「○○がいい」と答えると
「えー!こないだもだったじゃん」とか言い返されると「だったら、聞くなよ!」って話。

毎日、答えるのも考えるのもめんどくさいよね。

答えるのがめんどくさい

彼女:「ねぇーねぇー!ベージュとボルドーどっちが似合うと思う?」

彼氏:「ベージュかな」

彼女:「えー!ボルドーは似合ってないってこと?」「でもベージュって太って見えない?」

彼氏:「じゃあボルドーにしたら?」

彼女:「ボルドーって組み合わせが難しいんだよね」「やっぱ、ピンクにしようかな!」

聞かれたから答えたのに…結局自分の意見は無視!

毎回この調子ではめんどくさくて「どっちでもいいんじゃね?」ってなりますよね。

責任を負いたくない

自分が決定を下すと何かあった時に責任を取る羽目になるかもしれないと考えた時、それは絶対に避けたいです。

誰でも責任を取るという事は勇気がいります。

誰かに賛同して自分ひとり責任を負う事から逃げようとしています。

どっちでもいいが口癖の人は、自分の他にも同じ境遇の人がいたら安心だという事です。

どっちも変わんない

世の男性に多く見られるのが、ちょっとした外見の変化に気づかないというところ。

敏感な人(特に女性)であれば数ミリ前髪切っただけでもすぐ気づく人。

ネイルの違いに気づく人。

言われても気づかないのが男性。

「たいしてどっちも変わらないじゃん」「どこが違うのかもわからない」と言うのが本音です。

揉めたくない

自分が「こっちがいい」と言っばかりに、決まってしまった。

しかし、相手は本当は逆の方を好んでいたなんて事が表情から読み取れた場合、気まずくなります。

だから、どっちでもいいが口癖の人は、相手に決定権を委ねた方が楽であると考えています。

あしらう

A:「〇〇と△△どっちがいいと思う?」

B:「これこれこうだから○○がいいよ!」

B:「でも、△△も捨てがたいんだよな~」

B:「やっぱ、△△にするわ」

というような人には、どっちでもいいが口癖の人は、どうせ人のアドバイスなんか聞いちゃいないと思っているので

「別にどっちでもいいんじゃない」

「好きな方選べば?」

と軽くあしらいます。

急がせている

どっちでもいいが口癖の人は、「早く決めて」と言わんばかりに

「もう~どっちでもいいから!」

「どっちもそう変わんないから!」

と冷たく言い放ち相手を急がせようとしています。

気遣っている

例えば相手のおごりだとします。

自分から「なになにがいい!」とはなかなか言いにくいですよね。

金額の問題もありますし、決定権はやってあげる側に任せたいと思っています。

その方が気が楽です。

プレゼントなどもそうです。

よっぽどでない限り「これ!」いう限定はしにくいものです。

どっちでもいいが口癖の人への対処法

「どっちでもいい」と言う人の特徴や心理がわかったところでストレスなくうまく付き合う方法がありますので、タイプ別に対応してみてください。

温厚で優しい人には

気遣いができて相手の気持ちを尊重してくれる人には

「いつも私の方が先に決めているからたまには先に選んでいいよ」

と言ったら自分の事を気遣ってくれていると相手は喜ぶかもしれません。

自分がいつもそうしてやっていたから気持ちが伝わったと思ってくれるでしょう。

より仲が深まると思います。

聞き方を変える

ふたつまとめて「どっちがいい?」って聞くから「どっちでもいい」なんて適当な答えが返ってくるのです。

聞きたい事柄ごとに分けて聞けば適当にあしらわれることがありません。

「これはどう思う?」の対して「どっちでもいい」は通用しませんよね。

念を押す

「どっちでもいい」とか言いながらあとでブツブツ言う人がいます。

「本当にどっちでもいいのね?後で文句言わないでよね」と念を押しておけば、トラブルには発展しません。

どっちでもいいんだよね?

人はあれこれ命令されるとしたくなくなるものですが、いつも口うるさい人がしなくていいって言われればなんとなく率先してするものです。

いつも「どっちでもいい」と言う人にはあらかじめ「どっちでもいいんだよね?」と言えば答えてくれる確率が高くなります。

まとめ

以上、「どっちでもいい」が口癖の人についてまとめました。

気遣っている人、人任せな人、威圧的な人さまざまなタイプが存在していることがわかりました。

全ての人が適当に答えているわけではありません。

が、面倒くさがって意見を言わない人は悪い印象を持たれます。

今からでも遅くはありません。

特に男性ならば女性を引っ張っていく決断力が必要ですから「どっちでもいい」なんて口癖はやめましょうね。

興味がないと見なされます。