とにかくが口癖

とにかくが口癖の人の特徴・心理・対処法

とにかくが口癖

「とにかく」が口癖の人はどんな性格?

「とにかく」とはその話はさて置いといて。

物事を一旦置いとくという場合に使います。

「とにかく」に続く言葉として

「とにかく急いで!」=明確な指示がない

「とにかく俺は知らない」=逃げる

「とにかく俺は言ったからな」=警告

「つべこべ言わずにとにかくやれ!」=命令

『とにかく』をつけなくても意味は通じると思いますが、いろんなシーンで使ってますね。

「とにかく」が口癖の人のはどんな性格なのか。

対処法まで紹介していきますので、最後までご覧ください。

「とにかく」が口癖の人に共通する特徴

「とにかく」が口癖の人に見られる共通点は主導権を握る人です。

特徴として威圧感がある、傲慢、曖昧にするなど挙げられますので、詳しく説明していきたいと思います。

聞く耳持たない

上司:「よし、A案でいこう!」

部下:「でもこちらは評判が良くありません」

上司:「とにかく!この案でいくんだ!」

周りの意見を一切聞き入れず、自分の意見を押し通す人です。

打ち切る

自分に都合が悪くなると

「はい!とにかくもうこの話は終わり!」

「とにかく話は以上だ!」

「とにかくダメなものはダメ」と勝手に終わらせてしまいます。

相手は納得がいきません。

言い訳ばかりする相手に使う

「つべこべ言わずとにかく手を動かせ」

「とにかくお前は黙ってろ」と傲慢で圧を掛けます。

無意識に使う

人は自分の口癖に気づいていない人の方が多いです。

人に言われて気づくパターンが多いのではないのでしょうか。

「とにかく」とつけてもつけなくても通じる場合は、深い意味がない単純な無意識な口癖となっています。

「とにかく話を聞いて」「とにかく○○に行ってみよう」は「私の話を聞いて」だけでも十分通じます。

「とにかく」が口癖の人の心理

人の口癖とは無意識に言っているもので深い意味がない場合と、隠された心理を挙げていきますので、気になる心理の違いが理解できるかと思います。

わがままである

これと言って特別な理由はないけど「とにかく嫌なものは嫌なの!」とわがままを言っては周りを困らせます。

あらぬ疑いをかけられた

とにかくが口癖の人は、人から疑われた時に身の潔白を示すものがなくて動揺している様子が見られます。

・確かな証拠はない

・何と言って説明していいかわからない

でも「とにかく俺はやっていない!!」と強く主張しています。

人におすすめする

とにかくが口癖の人は良く言えば世話好き、悪く言えばお節介。

「とにかくコイツはいい奴だから!」

「いいからとにかくやってみてよ!損はさせないから」

「とにかくこれは間違いないから」と強調しています。

自分がいいと思っても人はどう思うかわかりません。

自分が使ってみてやってみて良かったものを紹介するというのはいいですけど、押し付けるのは有難迷惑な時もあります。

とにかくが口癖の人の心理

「とにかくあの人嫌い」

「とにかく許せない」

「とにかく今は無理」

「とにかくやってみよう」

このように冒頭に『とにかく』を付けても付けなくても意味は通じるものもあれば心理がわからない場合もありますので、説明していきたいと思います。

話をまとめる

とにかくが口癖に人は、久しぶりに会った人と積もる話があったり、遠方にいる身内にいろいろと報告したいことがたくさんあります。

「こういう事情があって会社を辞めたんだ、一時期はどうなる事かと思ったけど、とにかく仕事が見つかって今はホッとしてるよ」

「パートを始めたんだ。長男は幼稚園に通いだして長女は小学1年生になったばかり。とにかくみんな元気でやってるよ!」

と近況を説明しながら、本当はもっともっと話したいけど、簡潔に言えばって感じで最後しめます。

他に言う言葉ない

とにかくが口癖の人は、相手の言うことが正論過ぎて何も言い返せない。

なにを言えばいいかわからない..でもこのまま黙っとくのもイヤ!
「とにかくわたしは嫌なの!」で突っぱねます。

前に進もうとしている

「とにかくこのままでいいわけがない」

「とにかく前に進まない事にはなにも始まらない」

自分や相手を励ましています。

埒が明かない

「とにかくこのままでは埒が明かない」

相手と言った言わないの水掛け論から口論になってずっと決着がつきません。

頑固な人との話し合いは平行線のままで先に話が進みません。

途方に暮れる

とにかくが口癖の人は、

なにかに行き詰ってしまった時

解決方法が見つからない、どうしようもない時

「とにかくなんとかしよう(どうにかしよう)」

と考えます。

はやく終わらせたい

とにかくが口癖の人は、面倒くさい話し合いや言い争い事を早く終わらせたいひとことです。

「これ以上、話しても時間の無駄だ」

「いくら言ってもわかってもらえない」というような時

「とにかく、話は以上!!」と一方的に終わりを告げます。

忠告している

とにかくが口癖の人は、再三アドバイスや指摘したにもかかわらず、

「そんなうまい話あるかよ?やめとけ」

と自分の忠告を無視した相手に使います。

「とにかく俺は言ったからな!あとはお前次第だ」

と相手の事を想っています。

「車のタイヤは早めに交換しろ!」とか

「真剣に点検しなかったらブン殴るからな!」とか

命にかかわるような警告は無視すべきではありません。

説明しても無駄

とにかくが口癖の人は、疑惑を晴らそうとして、いくら説明しても相手が信じてくれないと腹が立ちますし、悲しくもあります。

絶対に自分を信じてもらえないと悟った時、

「とにかく俺は知らん」

「説明しても無駄のようだ」

と話す気すら失せてしまいます。

「とにかく」が口癖の人への対処法

「とにかく」が口癖の人の特徴や心理がわかったことろで対処法を紹介します。

十分な説明もなしに「とにかくやるんだ」と命令口調な人は傲慢なタイプが多いため、責任逃れをされる可能性があります。

あとで「言ったことと違うじゃないか」

「そんなことは言っとらん!」

と言われないためにも

「○○をすればいいんですね」

と確認をしてから作業に入りましょう。

曖昧な人には

「とにかく嫌なもんは嫌だ!」と曖昧でわがままな人には納得いくまで理由を説明してもらいましょう。

わがままの全てが通るとは限りませんが、そのまま続けさせても適当にこなされるのが目に見えています。

簡潔に話す

とにかくが口癖の人は、相手の話が長いと感じたら「その話はさておきと」いう意味でサラッと流しています。

あまり気にする事はありませんが、自分の話が遮られたと感じる人は話を戻して要点だけを簡潔にもう一度話してみましょう。

まとめ

以上、「とにかく」が口癖の人についてまとめました。

「とにかく」には複雑なニュアンスも含まれているので意外と難しいですよね。

人には無意識に使う口癖が実にさまざまです。

これを機に自分の口癖はあるのか。

その口癖は人を不快にさせていないか振り返ってみるいい機会となりそうです。