ああ言えばこう言う

ああ言えばこう言う人の特徴・心理・対処法

ああ言えばこう言う

人が職場に居ると面倒でイライラしますよね。

“ああ言えばこう言う”とはお願いしたことにいちいち理由を付けて言い訳をしたり口答えしたりする人のことを言います。

◆例文

①ああ言えばこう言って一度で従った試しはない

②ああ言えばこう言う人に限って絶対に「はい」と素直に従わない人で本当に疲れます

筆者も社会人になって初めて職場で遭遇しました。

嫌な事は後回し。

したくない事や頼まれ事に関しても「今すべきではない」「優先順位が低い」と言っては先送り。

言い訳ばかりして先送りにしても根本的な解決にはなりません。

頑固な性格も兼ね備えていますので、自分の意見を変えることは絶対にありませんから、厄介者扱いされています。

そんな人には誰も近づきたいと思いませんから職場では完全に孤立しています。

この先もずっとああ言えばこう言って人を困らせていくのでしょうね。

そうならないためにも自覚がある人は改善してより良い人間関係を築くことに努めましょう。

これまでどんな人とでも意見を尊重し合い、トラブルなく過ごしてきたので初めての出来事に日々ストレスを感じて、どう対処すればいいか考えて実践したところ、効果てきめんだった方法を寄せられた体験談と交えて紹介しますのでぜひ参考にしてください。

ああ言えばこう言う人に共通する特徴

ああ言えばこう言う人に見られる共通点は何と言っても言い訳や口答えばかりすることです。

問題が起こっても謝罪より先に言い訳の3Dと言われる。

たとえば、

でも、それは違うんじゃない?(否定)

だって、そうでしょ? だって、忙しいんだもん(反対/反論)

どうせ、できるわけない(決めつけ)

が口をついて出るタイプの人ですね。

不利な状況に陥った時に、自分を正当化してしまう人には要注意です。

自分は当てはまらないかチェックしながら見て下さい。

頑固で融通が利かない

ああ言えばこう言う人は、柔軟性に欠けていて自分がこう思ったらこうだと思い込みが激しい人です。

こだわりがとても強く執着していて他人の意見は絶対に聞き入れようともしません。

自分の意見こそが正しいと信じきっているからです。

人の話を聞かない

ああ言えばこう言う人は、こだわりが強いからこそ視野も狭く、興味がない事が多すぎて結果的に人の話を聞かなくなってしまいます。

基本、他人に興味が無く人がどうしようと自分がどう見られてようと全く気にしません。

集団行動ができなくて単独で行動しますのでコミュニケーションが不足していると考えられます。

都合が悪くなると覚えていない

そもそも忘れっぽい性格もそうですが、ああ言えばこう言う人は、自分に都合が悪くなると聞こえないふりして黙ります。

「覚えていない」の一点張りで埒があきません。

協調性がない

ああ言えばこう言う人は、周りに流されないで「人は人、自分は自分」といった個人主義者です。

「自分さえよければいい」と物事を勝手に独断で進めていくため集団で取り組む作業には向いていません。

束縛を嫌い基本自由でいたい人です。

我が強い

自分の意見を押し通そうとする強情で我が強い人です。

複数で取り組む時は多少妥協することも必要になりますが、否定的で自分が絶対的に正しいという考えのため、自分以外の考え方を受け入れることをしません。

それができないために厄介払いされます。

素直でない

ああ言えばこう言う人は、通称“あまのじゃく”と呼ばれます。

あまのじゃくとは素直になれなくて逆らう人のことをそう呼びます。

素直に「はい」と言えず意地っ張りでひねくれています。

謝らない

ああ言えばこう言う人は、反抗的で自分に非があっても絶対に謝りません。

また挨拶の基本でもある「ありがとう」も言えません。

負けず嫌いな性格がゆえに意地っ張りで頑固な人です。

ここまで見て厄介者にされるわけがおわかりでしょうか。

自分に当てはまる言動があったら、要注意人物認定です。

今後改善していかないと仕事でもプライベートでも支障が出ます。

ああ言えばこういう人の心理

ああ言えばこう言う人は扱いづらい人で、なぜ言い訳ばかりしてしまうのかわかりませんので、ここで解説していきます。

自分の意見が正しいと思っている

狭い視野に捉われてばかりで一つのことに執着するあまり他人の意見に耳を傾けることがありません。

「なるほどそう意見もあったか」

「その方法もありかもしれない」

という他の考え方を持たず、常に周りの意見は間違っている、自分の意見が正しいと信じきっています。

負けたくない

ああ言えばこう言う人は、口答えをしている自覚はありません。

負けず嫌いな一面もあり、他人に負けたくない気持ちが強く、負けずに反論します。

遊びでも負けん気があり冷静を装い淡々としていますが、内心穏やかではありません。

勝つまでやり続けようとします。

認めたくない

ああ言えばこう言う人は、相手から指摘されればなおさら認めようとしません。

本当は相手の方が勝っている、自分は到底叶わないと薄々感じていても自分が負けたとは認めたくない自分がいます。

ああ言えばこう言う人は、自分が悪かったとは分かっているのですが、素直になれないだけです。

自己防衛本能がとても強く言い返すことで対等に立とうとしています。

従いたくない

ああ言えばこう言う人は、だだをこねている子どもみたいです。

相手に意表を突かれて、確かにその通りだ、わかっているけど、、、でも従いたくない。

正論だからこそムカツクのであろう。

図星で恥ずかしい、見透かされて悔しいとの思いから意地でも従いたくないと突っぱねます。

これこそが頑固な一面だと言えます。

納得できない

ああ言えばこう言う人は、自分の気が済むまで発散しないと気が収まりません。

相手が話している最中でも頭の中ではその意見にどう反論しようか、次は何て言えばいいか反論する事で頭がいっぱいです。

ああ言えばこう言う人への対処法

これまでああ言えばこう言う人の特徴と心理を見てきました。

なかなか手ごわい相手でもありますが、心配しなくても大丈夫です。

ああ言えばこう言う相手でも黙らせる対処法はあります。

自分のことかなと思った人は、人に与えた印象は簡単には変えられないですが、早急に改善していきましょう。

打ち切る

いつまでも水掛け論ではキリがありません。

強制的に「はい、もう終わり!」と打ち切ればこれ以上は何も言えなくなります。

というかもう言わせません。

ああ言えばこう言う人がまだしつこく言ってくる場合は、「何の話ですか?まだそんな事言ってたんですか?」と軽ーくあしらいましょう。

相手にしない

ああ言えばこう言う人は、何かしら、いちゃもん付けて言い返してきます。

何か言い返されても相手にしないのが一番です。

言い出したらキリがありません。

ムカつく気持ちはわかりますが、「なんて哀れなんだ、そうやって人が離れて行くんだよ」と一人でつぶやきましょう。

自分は大人の対応ができる人だと優越感に浸れます。

第三者の意見を取り入れる

ああ言えばこう言う人が言い訳ばかりしている時は、絶対に自分は悪くないと認めたくありませんので、時間をおいて冷静になったところで第三者の意見を取り入れてください。

自分では気づかなかった点が見えてくるはずです。

まとめ

ああ言えばこう言う人は弱い心が影響しているので一概に悪いとは思いませんが、人を不愉快にさせるのは間違いありません。

本人も気付かないうちに嫌われてしまったり損しています。

素直に認めてしまえば案外お互いさらっと過ごせるもんですよ。

自分に非があっても気づかなかったとしても指摘されたら冷静になって振り返ってみましょう。

謝ったり素直に従えば、たいていの事は相手も忘れるし、許してくれるものをいつまでも突っぱねているから悪いところが目立ってしまうのです。

素直になってより良い職場の人間関係を築こうとする気持ちが大事です。