心配性な人の特徴・心理・対処法

心配性
人がたくさん集まると色々な性格の人が集まっていますので当然性格が合う・合わないの問題も出てきます。

そんなトラブルを解決するべく今回のテーマは“心配性な人”を取り上げてみました。

社会に出るといかに良好な人間関係を築けるかで仕事に対するモチベーションも違ってきます。

ですから人間関係のトラブルが生じると一刻も早く解決したいところです。

―あなたは一人で悩み事を抱え込んでいませんか?

できるだけ心配事や悩み事は友人なり家族に話して、共感してもらうなり解決法を導いてほしいです。

話を聞いてもらうだけでも随分と心が軽くなりますから。

でも、聞いてる方は何度も同じことを聞かされると段々と面倒臭くなるのが正直なところです。

普通は一度でも聞いてもらったり元気づけの言葉があると励みになり、心配や不安はある程度解消されるはずですので、落ち着きます。

それでも変わりなければ心の病気の可能性があります。

対処法がわからなくて困った人のために心配性の心理を掴んで実体験も交えて対処法をご紹介いたします。

心配性とは

心配性とは、些細な事まで気にかけて心配する性質を言います。

ネガティブに捉える傾向にあります。

以前の会社で筆者の同僚が勤務中に具合が悪いと言うので、その場に居合わせた人が「私、薬持ってる」と急いでロッカーに薬を取りに行ってくれました。

その時に箱ではなく箱から出された錠剤を2錠だけ持ってきました。

するとその具合が悪くなった人は「これいつどこで処方されたものですか?使用期限が書かれていませんけど」

「市販のだけど…この前買ったばかりだから大丈夫だよ」

「この前っていつですか?切れている可能性もありますよね?」

というやり取りをしていました。

聞いていて自分の体に合った薬でないと心配な気持ちもわかりますが、ああも疑われては「もう飲まなくていい!!」となりますよね。

結局、かかりつけの病院に行くと早退しましたが、この時、人の親切心を無駄にしないためにも一応「ありがとう」と受け取って給湯室で飲むふりをするか、どうしても飲みたくないのならば

「ゴメンね。私その薬以前飲んだけど効かないんだ」

とやんわり断る事ができたらお互いに嫌な気持ちにならなかったのでないでしょうか。

どんなに些細な事でも気にかけるのは悪い事ではありませんが、行き過ぎると周りに不快感を与えてしまうのです。

心配性な人の特徴や共通点

心配性な人に見られる共通点は自分に自信がないため、何でも物事を悪い方向へと考える癖があります。

例えば電話に出ない相手に対して事故にでも遭ったのだろうか?

私の電話は取りたくないのだろうか?

と何度も何度も電話をかけてきては相手が出ないと悪い方向にばかり考えます。

それでは具体的な特徴を解説します。

落ち着きがない

心配性な人は不安や悩みがあると人の話は上の空。

何も手に付かない時はウロウロ落ち着きがないのが特徴です。

何度も確認する

心配性な人はしつこいくらい「書類の提出期限守ってね」「今どこまで進んでる?」と相手に何度も確認します。

失敗が少なく何でも完璧にこなそうとしている人に多く見られます。

周りから見た何度も確認してきてウザイ、信用してないのかと不満が募ります。

気になり出したら止まらない

心配性な人は一度気になりだしたら不安がどんどん大きくなります。

「あれ?トイレの電気消したっけ?」と一度気になりだしたらすぐさま自宅に戻って確認します。

細かい事を非常に気にするタイプです。

神経質である

心配性な人は賞味期限や使用期限を異常に気にしています。

何事にも万が一に備え、細かい物から日用品までストックが大量にあります。

常に万全でないと落ち着かないのです。

行動力がない

心配性な人は先の先まで見ていて、こんなリスクがあるかもしれないとか、失敗したら後がないと考えすぎて行動力がありません。

実際の行動に移すまでに長くの時間を要することもしばしば。

また失敗を極端に恐れるあまり決断力もありません。

計画性がある

心配性な人は消極的な性格ではありますが、いざ行動せねばならない時はきちんとスケジュールを組んで時間通りに動きます。

道に迷わないように下調べも入念に行い、万が一に備え30分前行動は基本です。

心配性な人の心理

心配は自己防衛反応のひとつです。

絶対にミスは許されないという思いが強ければ強いほど、失敗への恐怖心が大きくなり、心配性へとつながるのです。

どんな時に心配性の心理が働くのか例を挙げてみます。

何でも把握しておきたい

心配性な人は何かあってからでは遅い、すぐに対処できるようにと進捗状況は正確に把握しておきたい人です。

何度も途中で確認をしていればたとえミスしたとしても最低限で抑えられます。

何も手が付かなくなる

心配性な人は受験や就活など大事な時期になると

「落ちたらどうしよう」

「ライバルはどう出るのか」

と要らぬ心配ばかりして不安ばかりが募り、本来の実力が発揮できなくなります。

ライバルの実力を目にした時、自分との差を見せつけられ、何も手が付かなくなる時もあります。

ダメージが小さい

心配性な人は何でも悪い方向にばかり考えます。

例えば面接試験後に考えるのは出来が完璧でなくても

「どうか受かっていてほしい」

「あんまり自信ないな~」

「でも、もしかしたらって事も有り得るかもしれない」

と希望を持ちます。

しかし、心配性の人は

「答えるまでに間を作ってしまった」

「噛んでしまった」

「面接官が自分にだけ厳しい顔つきだった」

「絶対落ちた」

と最悪の事態を考えています。

しかし、心配性な人は選考期間中は不安でたまりませんが、結果が不採用でも

「やっぱりね」

「思った通りだった」

「最初から無理だったんだ」

とダメージが小さいです。

話さずにはいられない

心配性な人は

一人で抱え込みたくない

誰かに話を聞いてもらいたい

何かを始めるにあたって不安や悩みを打ち明けたい

など心配事が多いです。

しかし、アドバイスを受けたからと言って返って来る答えは

「大丈夫だよ」

「こうすればいいよ」

など当然ポジティブな答えです。

心配性な人はそこでまた

「でも本当にこれでいいのかな」

「失敗するかもしれない」

「無理っぽい」

とひたすらネガティブな発言ばかりです。

アドバイスに前向きに従うつもりはない、共感してもらいたい、ただ話さずにはいられないだけです。

心配性な人への対処法

心配性な人にいくら励ましても心配なものは心配なんです。

ではどうすればいいのでしょう。

心配性を全部を拭うのは難しいですが、心配事を小さくする事はできます。

・先ずは共感する、悩みを聞く

・「そんなの、どうって事ないじゃん」と、あっけらかんと言う

・自分の失敗談を笑い話に変えて安心させる

なかなか行動に出ない人には一緒に行動する事で自信を持たせます。

成功した時の達成感を最大に喜んであげると自信がつきます。

心配性な人にも良い所がある

心配性な人は周りを不快にさせる事が多いですが、良い所もあります。

確認を怠りませんから記入漏れや誤字脱字などのミスがほとんどありません。

失敗する事を恐れているため行動に計画性が見られます。

時間はきっちり守りますし、周囲に嫌われないよう配慮ができます。

まとめ

異常すぎる心配や不安を抱えていると、疲労感・動悸・息切れ・発汗・集中力の低下など心身に影響してきます。

うつ病になる可能性もありますので、大切な人がそんな状態でしたら、一刻も早くカウンセリングを受ける事をお勧めします。

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