育ちが悪い

育ちが悪い人の特徴・心理・対処法

育ちが悪い
育ちが悪い人ってどんな人をいうの?

成長過程で学んでおくべきマナーや躾が大人になっても身についていない人は育ちが悪いと思われてしまいます。

豪邸に住んでいるお坊ちゃん・お嬢様は育ちが良さそうなイメージが持たれますね。

少なくとも幼少期までは。

待ち合い室やスーパーの中を駆け回ったり、乗り物の中などでじっと座っている子もいれば、靴のまま座席に乗ったり飛び跳ねたりする子、見かけますよね。

幸い、筆者の息子たちはそんな事はしませんでしたが、店内で駆け回った時などは注意すれば聞く子でした。

そうするのが子どもだと理解はできます。

しかし、そこを育ての親がしっかり注意するかしないかで大きく影響してきます。

若い時は悪さしている俺ってカッコイイと思っていても時が経てば考え方も変わるし、自分が親になれば親の気持ちも今なら理解ができるものです。

付き合っていれば育ちが良いか悪いかの区別はだいたい付きますけど、深い仲ではなかった場合、人はたったひとつ悪い部分を見てしまうと残念ながら育ちが悪いと判断してしまいます。

素行が悪いと『親の顔が見てみたい』とよく言いますが、まさにその通りです。

どんな言動が育ちが悪いと言われるのか紹介します。

育ちが悪い人に共通する特徴

育ちが悪い人に見られる共通点は一般的な教養やマナーを持ち合わせてない人です。

まわりから育ちが悪いと不名誉なレッテルを貼られる人の特徴と言動を挙げていきますので、

自分の言動を振り返りながらチェックしてみてください。

ここを見れば育ちがわかると言われているのがマナーの問題です。

スープを飲む時にすくい方や音を立てずに飲む、スプーンを置く位置まで正しくできる人はマナーを守っていて育ちの良さが感じられますね。

完璧にとまでは言いませんが、最低限のマナーでも守らない、そもそも知らない人は育った環境で教養がないと見なされます。

食事の時

・肘を付いて食べる

・魚の食べ方が汚い

・くちゃくちゃ音を立てながら食べる

・食べ残しが多い

・笑い声や話し声が大きい

行儀が悪い

・路上や地べたにあぐらをかいて座り込んでいる

・テーブルや机の上に足を置く

・脱いだ靴を並べない

・所構わずツバを吐く

一般常識がない

・冠婚葬祭で場に合わせた格好ができていない人は常識がないと見なされます。新婦とかぶる白のドレスを着用する、葬儀に派手なメイクやネイル、光るアクセサリーは厳禁×です。

・挨拶をしない

 挨拶は万国共通です。「おはようございます」「ありがとうございます」「すいません」「おじゃまします」「失礼しました」「お疲れ様でした」

 小さい頃からの習慣と言うのは身に染みているから自然と出る言葉なんです。

 基本である挨拶や感謝・謝罪の気持ちがない人は、小さい頃、親や先生に教わってこなかったのか?と疑問に思います。

言葉使いが悪い

 「死ね」「おめぇ」「ぶっ殺してやる」「ぶっ飛ばすぞ」など人に向かって暴言を吐く人はとても印象が悪いです。

 言葉使いは学校でも家庭でも正しく使わないと注意を受けます。

 にもかかわらず、敬語を使わない、もしくは知らないというのは一社会人として自覚が足りていません。

 勉強してこなかったか成長の過程でそうなったか敬語を使わない人は育ちを疑われます。

 

家庭環境が荒れている

厳格な親の元で育っていればある程度の躾がされていますが、躾に無頓着だった場合、当然常識的な事が無知になります。

ひとり親家庭ですと親が留守がちになり、孤独を感じたりコミュニケーション不足に陥ります。

育児放棄でご飯を与えてもらえなかったり、部屋が掃除されていなかったりします。

経済的に余裕がない貧乏な家庭は万引きをする子もいます。

虐待は許される事ではありませんが、自分が大人になって人の痛みがわかる人になるかor自分もそうされたから同じような人種になるかに分かれます。

両親不仲だと家に居たくありません。

帰宅が遅くなったりプチ家出をするケースが増えます。

継父母から愛情を注いでもらえなかったとなると、寂しさもありますが、憎んだり困らせてやろうと悪事に手を染める事があります。

子どもだけのせいではありません。

このような家庭環境の問題がいくつか重なった場合、常識的なことが身に付く可能性は当然低くなります。

ケンカっ早い

男性に多く、短気でケンカっ早い人はすぐに手や足が出ます。

通りすがりの人と目が合ったというだけでいちゃもんを付けたり、睨みをきかせたり、向かってくる人にはケンカにまで発展します。

昔から番長気質があり、年を取ってもその性分は変わらないようです。

気性が荒い人は相手のちょっとした言葉にも腹を立てトラブルが絶えないので、周りはとても迷惑しています。

当てはまる項目が多い人は改める必要があります。

育ちが悪い人の改善法

育ちが悪いと損することはあっても得することは決してありません。

元ヤンキーであったり、犯罪歴がある、少年院に入っていたなどの過去がバレたら恋人とのパートナーの親に結婚を反対されたり、周りから白い目で見られたり何か問題を起こすたびに育ちが悪いというレッテルを貼られます。

過去や過ごしてきた家庭環境は変える事はできませんが、今後育ちが悪いというレッテルだけは貼られないように。

良識ある行動を取れば今の自分だけを見てもらえます。

すぐに行動できることばかりなので今からでも改善に努めましょう。

まずは自分の行いを自覚して反省してください。

マナーや一般常識は近所のおばちゃんや同僚がたびたび指摘してくれていたはずです。

その指摘や忠告をさんざん無視していたから育ちが悪いと言われるのです。

身近にいる人の忠告は素直に聞いて人は頭ではわかっていても細かいルールまで守らないことがあります。

どんな細かいルールでも守るようにして人様に迷惑を掛ける事だけはやめましょう。

ルールを守ることによって育ちが悪いイメージが少しずつ払拭できます。

まとめ

家柄が良くても普通の家庭で育った人でも大人になると悪事に手を染める人はいます。

「信じられない!」「そんなふうにする人には見えなかった」と周りは驚くでしょうが、育ちが悪かった人が同じことをするとどうしても「やっぱりな」「いつかやらかすと思った」と言われてしまいます。

この差はやはり育ちの悪さという事になります。

親の育て方にも問題はありますが、成長の過程で改善することもできた可能性もありました。

これをバネに、自ら学んで身に付けようとする姿勢が見られたら幸いです。